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TTL OK?


イノンのハウジングではTTLオートストロボの適正発光をファインダーランプとブザーで教えてくれる機能があります。YS-120やZ-220などはストロボ側からのブザーがありますが、その他のストロボはランプのみなのでいちいちファインダーから目を離して確認しなければなりません。イノンだとどんなストロボを使っていてもブザーで教えてくれるのでミスを減らすことができます。よくある失敗はストロボのスイッチの入れ忘れとハウジング側のストロボスイッチの入れ忘れ、ストロボの電池切れです。ファインダーランプはピントにするマクロ撮影では確認できないことも多いのですが調光ブザーは水中でも良く聞こえるので、これらのミスも1カットで気づきます。
またカタログによると、ストロボがフル発光して発光終了したときに適正露出になった場合、ストロボ側のTTL/OKの表示がでないのですが、カメラからでるTTL/OK信号をハウジングで表示するためより正確な適正露出の確認ができるそうです。
さて、なんら非の打ちどころのない完璧なシステムのようにみえますが、世の中そううまくはいきません。このシステムはアンダーの警告にはなるのですが、オーバーの場合もブザーは鳴るので要注意です。深場ではほとんど問題にはならないのですが、浅場でf5.6 1/30くらいだとオーバーになることが多いので、ファインダー内の露出計で確認する必要があります。ブザーが鳴っているからOK、とおもって撮ったけど、現像してみると真っ白なんてこともありますから。このことはカタログではちょっとしか触れていません(他のハウジングでもオーバーの警告はできないので欠点にはならないかもしれませんが)。

追記:このオーバー側の欠点はZ-220などのストロボ側のTTLブザーも同じですので注意が必要。

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