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光接続システム
まず、イノンが売りにしている光接続システムですが、確かにニコノスコネクターなどと違い手入れも簡単で水没のリスクが軽減します。ストロボの水中での脱着も可能ですが結構手間がかかるのでシャッターチャンスを逃してしまい、実用的ではありません。しかし、潜行直前にストロボの異変に気づいたときなどは予備のストロボにすぐ取り替えることが出来て助かりました。X1-Z 以前のハウジングは光スレーブ用コネクターが1基しかないため、2灯使用の場合は1灯はワイヤレススレーブにすることになるのですが、メインのストロボの調子が悪いときに水中でサブの方に切り替え1灯で撮影するといった離れ業も可能です。
良いことばかりのようですが、強いて欠点をあげればケーブルの長さでしょうか。イノンからは光ケーブルM(43 cm)とL(68cm)の2種類が用意されていますが、マクロ撮影ではMでも長すぎます。このケーブルは結構弾性があるためハウジングから張り出した状態になり、不意に珊瑚や岩に引っかけてしまうことがしばしばです。カッターなどできって短くしても使えるという話もききましたが、正常に作動するかどうかの保証はありません。
水没リスクゼロというのはハウジング側の話で、ストロボ側はゼロではありません。イノンのカタログではTTL調光センサーを一度セットすればコネクター部Oリングの手入れの必要はないと書かれていますが、私は3度調光センサーの水没を経験しています。調光センサーは基本的に修理不可能なため水没イコール全損となるため、結構な出費になります。これに懲りて最近は3カ月おきくらいにグリースアップをしています(最近さぼっていますが)。
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