内閣府の世論調査によると、不要なのに救急車を要請した場合、それを有料化するのに、41%が容認とか。(無料のままで、という意見は約半分)
救急外来などを時々担当すると、まったくもってそう思わされること、多々あります。
例えば・・・
37度代の熱で、ちょっとしんどいから救急車呼んじゃう30代の男性とか・・・
(歩いて来てよね・・・。)
1週間くらい眠れなくって、午前3時くらいに救急車で病院来ちゃうおばちゃんとか・・・
(夜が明けてから来てよね・・・。)
そーいうひとに「救急車呼ばなきゃいけないくらいしんどかったんですか?」って尋ねると、
「へっ!?呼んじゃいけないんですか?」みたいな顔をされるのです。
あるいはね、「普通に来ると待たされるし、救急車で来た方が早く診察してもらえるから」などとのたまう大馬鹿ちんもおります。
しかし、そんな中で、やっぱ重症あるいは重症化する可能性があるひとが混じってることがあるんで、なかなか有料化ってわけにはいかないんだろうが・・・
いっそ、救急外来を担当する医師に決めさせてもらえれば良いのに。
診察後に「貴方は救急車代、無料」とか、「貴方は、必要もないのに救急車で来たから、車代×万円ね」とかね。
そないな暴言まがいのことを思う、当直明けの朝なのでした。 |