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下記の本を参考に構築を進めました。
RedHat Linux9で作る自宅サーバーfor Linux-本格サーバーがGUI操作で
らぶらぶLinux 4-進化する混在環境:Windowsとの共存・連携ガイド

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2004年10月09日
Linux環境構築、その27〜バックアップ手法。


 参号機、カーネル2.6化には、ディストリビューションごとアップグレードしてみる事になりそうなのですが、後戻りできなくなる事が前回までのVMWareを使った検証でわかりました。

 丸ごとバックアップする手法を探してみました。
 その前に、バックアップ環境として、壱号機で使っていた軸ブレの激しいIBM/120GBディスクを用意。

 うまくクローンが作成できたら、こちらで運用するとパフォーマンスアップです。
 現状ATA66の20GBディスクですので。
 しかも、このディスクが既に軸ブレ激しく、静穏ケース使用ですので、ここで入れ替えるには最適。

 パーティション・イメージとゆーツールを試す事にしました。
 詳しく解説している方がいましたので直リン。
http://www.thinkpad-lover.org/main5/PartImage.htm
http://acorn.zive.net/~oyaji/backup/partimage.htm

 早速ブートイメージをダウンロード。「System Rescue CD」ってのを使ってみました。
 ISOイメージでCD作成。ここまでは問題ありません。

 プライマリ・スレーブに120GBディスク追加。ひとまず普通に既存環境をブートしてみます。OKです。
 追加接続したディスクはハードウェア・ブラウザで認識できている事も確認しました。
 ただ、NTFSパーテーションですので設定必要です。

 システムレスキューCDでブートすると・・・

Tux君こんにちは!って感じのかっこいいブート画面。

 放置してると勝手に動き出し、キーボード種別を問われますので22(jp)を選択。画面を見てると・・・何やらエラーメッセージが出てます。
 そのまま進むので無視して続行。

 一連の手順に従って、新規ディスクのパーテーション作成及びバックアップイメージは作成できたようなのですが、リブートすると何か様子がヘンです。

 さきほどのエラーメッセージが増殖!
 プライマリ・スレーブに接続した新規ディスク、つまり「hdb」でのエラーメッセージだと思っていたのですが、良く見ると「hdc」・・・セカンダリ・マスタでエラー発生です。

 つまり・・・CDドライブ。
 「CDブートでCDドライブがダメって事は・・・」何が起きても不思議じゃない!ですね。

 思い出しました。
 参号機のCDドライブは臨時品の非常に信頼性の薄い品でした。

 やはりジャンクですが、手元にあったx24のCDドライブと交換。
 ブート時のエラーは消えました。


半・分解状態で動かしてますが・・・各々の接続に関しては確実。


 しかし・・・バックアップイメージを保存しようとした時点で謎のエラー。
 たぶん転送元ディスク内容をチェックした後だと思います。
 となると、現状の環境が不安なので再び元のハードディスクで起動してみますが・・・通常通り起動し、問題ありません。

 転送先ディスクのパーテーションも正しいか不安ですが、私が確認した限りではext3な様です。


 現状稼動ディスクは問題ないので、無理せず進みます。ここは情報収集ですね。
今日はギブアップ。
2004年10月20日
Linux環境構築、その28〜大胆バックアップ。


 超不精なハードディスク載せ換えバックアップ、成功しました。
 詳しい手順は、参号機の変遷記に記します。

 OSに依存しないのですが、2つの不安がありました。
パーテーションも含めてコピーされるのか?
MBRが正しく書き込まれるか?

 コピー完了後、ブートしてみると元々のディスクと全く同一の動きです。
 Xも正常に起動。設定変更は何も要りませんでした。

 ATA66/20GB → ATA100/120GB の載せ換えですのでパフォーマンスも向上していると思います。
 これで様子をみる事にします。
2004年10月21日
Linux環境構築、その29〜フェドラコア2上書き実験。


 昨日コピーしたディスク、正常に動いています。軸ブレ等の問題が多少あるディスクなのですが、性能は向上していますので、壱号機からSAMBAで接続すると、今までより高速にファイルが表示されました。

 カーネル2.6化実験を再開。フェドラコア2(以下FC2)の上書きを試みます。

 参号機に長期間入っていたディスクは、これは原本として、しばらく保管する事にします。
 うまくいかない思いが強いので、更に実験用ディスクを作成します。

 放置していたディスク、いつ壊れるか分からない富士通製を毒味役として使います。
 大切なデータを保管中に壊れるよりも、実験中に壊れるほうが気楽ですので。

 前回同様の手順でコピーを作成。
 参号機に接続。これも問題なく起動できました。

 以前ダウンロードしたイメージから作成していたFC2のインストールCDで起動してみます。
 welcome FedoraCore2 の青い画面で停止。そのまま待つと文字化け表示。
 ハードディスクのアクセスランプも点灯しっぱなしでしたが、終わる気配が無く強制終了。

 何度か行いましたが・・・全く同一現象。
 また、X上でCDを参照すると読めます。問題無さそうです。

 無さそう・・・ってのは、実はこのインストールCDでインストールをした事がないからです。
 VMWareでのインストールではCDを使いませんでした。

 別環境でチェック。
 壱号機のハードディスクを外し、この毒味ハードディスクを接続し、インストールディスクで起動してみました。
 参号機で停止した画面、壱号機では表示します!
 止まってた項目は、CDのチェック表示です。
 そのまま続行すると・・・CDのチェック完了。正常です。(この先のインストールは行いませんでした。)

 参号機の停止画面、異常個所を表示していると思うのですが、言語の選択する前なので化けて表示しているようです。
 メッセージが読めると参考に出来そうですが、ここまでの実行で疑わしい部分を探してみます。

 以前壊れていた参号機のCDドライブ、交換したのですが、怪しいです。
 セカンダリのIDEケーブルやIDEコントローラ等も疑う必要がありそうです。
 ・・・だんだんオオゲサになってきました。

 ひとまずCDドライブを掃除してからにします。
 ジャンク品の中途半端な動きって正常/異常の判断が難しいですね。
上書き実験はひとまず中断。
2004年10月22日
Linux環境構築、その30〜フェドラコア2上書き実験、再開。


 CDドライブを交換したところインストールが先に進みました。
 今までのドライブに関しては後日、ジャンク品のコーナに記述します。

 再び実験用ハードディスクに交換して挑戦。

 既存の環境を継承してのアップグレード項目を選択。
 パーテーションに関しての警告が出ましたが先へ進めますので、続行します。
 たぶんウィンドウズ・パーテーションの事だと思います。
 毒味用ディスクですので、細かい事は気にせず進みます。

 完了まで120分の表示!放置して気長に待ちます。
 フェドラコア2のインストールディスクは4枚です。
 次を要求した状態で多少放置してしまいますので、実際には2時間以上。

 そしてインストール完了。


表示されたブートローダ、GRUBを眺めます。

 一番上から、
インストール完了したFC2
カーネル2.6更新の失敗したRHL9
今まで稼動していたRHL9
ウィンドウズ98
ですので、ここまではOKです。

 RHL9初期インストールのカーネル(2.4.20)は消されてましたが、カーネル2.4の環境が残っています。前回VMWareで検証した際と、ちょっと違っています。

 しかし・・・

直前で、X起動せず。

 フォントファイルが開けない、ようです。他にも何かありそうです。
 残っていた既存カーネル2.4でブートしてみると・・・やはり同じメッセージでX起動せず。

 つまり失敗・・・毒味役ディスクで良かった。

 何かちょっとした違いなのかもしれませんが・・・今は詳しく探さない事にします。
 実験ディスクをそのまま外し、元ディスクに戻しました。
2004年10月23日
Linux環境構築、その31〜フェドラコア2上書き実験、別環境にて。


 以前、VMware上で行ったアップグレード実験、「その23」でFC1をインストールして、「その25」でFC2にアップグレードでした。
 つまりRHL9 → FC1 のアップグレードは行っていませんでした。

 早速参号機上で実験。手順は前回同様。
 しかし・・・結果も全く同じでした。

 でも納得いきません。
 何故なら、同じ現象を語ってる人がweb上にいません。
 私の環境の固有の何かが違うようです。



 今度は壱号機上で実験。
 VMwareはもう使えませんので、WindowsXP環境ディスクを外し、プライマリ・マスタに実験ディスクを接続。

 新規でRHL9をインストールし、FC1を上書きインストール。
 ・・・!Xウインド起動します。
 つまり、ディストリビューションの問題ではなく、参号機RHL9環境の何かが違うようです。

 心当たりのある部分からチェック。
 参号機の環境、ランレベルを変更しています。通常「5」ですが「3」です。

 再び壱号機上で実験。
 再び新規でRHL9をインストールして、ランレベルを「3」に変更後、FC1を上書きインストール。
 上書きインストール中に思いました。これって違わないような気もします。

 ところが・・・Xウインド起動できない現象発生。表示も全く同じです。
 ランレベル設定の違いで、上書きインストール後の動作が違います。



 参号機で再度試します。
 実験ディスクには今までの原本環境をコピー。
 /etc/inittabのランレベルを「5」に戻します。

 再起動して、ログインがGUI画面上な事を確認、シャットダウンしてインストールCDで起動。
 今度はFC2を使ってみました。
 Xが起動しなかった際のメッセージが同一だったので、FC1から順番にアップグレードする必要は無いと判断しました。

 インストール完了。
 前回もメッセージは確認していたのですが、ファイア・ワイヤ、IEEE1394の初期化時にデバイスを見失ってます。使ってないので不要ですが、気になりました。

 そして、Xウインドは起動しました。でも、Xサーバ内部エラーメッセージ表示。
 動きますので続行すると・・・それなりに良さそうです。
 アパッチ・サンバ・ライブカム、必要な部分のサービスも動いています。

 アップ2デートしてみました。
 カーネルの更新によってIEEE1394デバイスは正しく検出するようになりました。

 残るはXサーバ内部エラー。何が悪いか、さっぱり分からない部分です。
 これがアップ2デートで解消できれば、今までの手順で120GBディスクへアップグレード・インストールですが・・・結果待ちです。

 アップデート・パッケージですが、全て選択すると依存関係の検出で長い時間待たされた後に、インストールできないパッケージの表示が出ます。
 これのチェックを外すわけですが、すぐにOKを押すと表示が消えますのでメモしました。
 5項目なのですが、再度試みると、長い時間待った後、まだダメだとごしゃがれます。
fam-
at-
 先頭が上記名称のファイルを外してみました。
 無理に全部入れなくてもいいわけですので、足りなくてもいいです。
 Xサーバの内部エラー消えて欲しいだけですので。

 今度は進みます。でも非常〜に長いです。インストールより時間かかってます。
 進捗状況の表示が進まないのにハードディスクは何十分も回り続けています。

・・・そして、アップ2デート開始から半日が過ぎました。・・・

 完了のメッセージ。待ちくたびれました。
 この最新のフェドラコア2でブートすると・・・エラーメッセージは全て消えてます。OK。
 主要なサービスも全て動いています。既存環境通り。

 うまくいってます!
 全てのエラーはアップ2デートで解消されました。

 当初は運用ディスク側も同じようにインストール→アップ2デート、の予定でしたが、あまりにも時間の無駄ですので、例のツールでチョンボします。

 「実験ディスク→運用ディスク」フルコピー。
 例によって30分で完了。問題なく起動。

 ライブカメラの設定のためにxawtvツールを実行してみましたが、以前同様、ファイル破損したままでした。動作上は問題無さそうです。
 このへんは後で確認していく事にします。
FC2/カーネル2.6、ひとまず完成。
2004年10月26日
Linux環境構築、その32〜フェドラコア2、設定の確認。


 参号機のフェドラコア、快調に動いています。
 前回のまとめですが、普通の環境であれば上書きインストールで問題ないわけです。

 Xウィンドは若干遅くなった感じがしますが、一通りの設定が終われば直接触る機会も少ないので問題ないです。


 各種設定を詳しく確認したいと思います。
 先ずはウェブサーバ、APACH。
 ちなみに試験ページは今まで通り動いています。
 以前同様、プロバイダ上のページと同一内容を転送してみます。

 壱号機からウェブページファイルを参号機へSAMBA経由で転送しようとしたところ、ウェブ公開ディレクトリに直接コピーできませんでした。
 (以前もですが対策したような??忘れました)
 一旦ワーク・ディレクトリを作成しコピー。

 設定ツール、SWATを壱号機から起動・・・
http://localhost:901
 これが実行できず。
 ローカルホストを参号機IP直値にしたところ起動しました。
 root/パスワードが正しく参号機に認識されました。
 しかし、ブラウザのトップページはいいのですが、その先で文字化けします。

 仕方なく参号機のデスクトップ上でSWAT起動。
 このモジラ・ブラウザ、英語環境のため、エンコード設定を変更してたのですが、逆に文字化けしています。元に戻したところOKです。
 起動したSWAT、修正可能なのですが、修正しませんでした。

 と言うのも参号機を直接操作してるので、直接行う事にします。

 参号機ブラウザ、モジラ1.7.3らしいのですが、日本語対応まだしていないようです。
 表示する際のエンコードさえ日本語設定ができれば、このバージョンで問題ないのですが・・・うまく設定できません。で、SWAT関連、今は触らない事にします。
 SAMBAは何とか動いてますので。


 コピー完了。現在のHPと同一内容を下記で公開してみました。
 そのままコピーしていますので、カウンタ・掲示板等のプロバイダCGI利用部分は動作しません。
 プロバイダ←→自宅サーバ、速度の違いが分かると思います。
http://www.bluesboy.sytes.net/bb/
 実行速度等、皆様のレポートをお待ち致しております。<(_ _)>
(後日転送します。2004/11/03)

 次回はCGIの動作について確認したいと思います。
 設定ファイルまだ確認していませんが、さっき起動しようとしたところ、動きません。
 RHL9では何とか動いていたのに・・・原因は、なんとなく予想しています。
2004年10月29日
Linux環境構築、その33〜フェドラコア2をレッドハット9に戻す。


 どうしてもperl/CGIが動いてくれません。.cgiファイルだけでなく.plファイルも動きません。perl入れ直しましたがダメです。RHL9環境のバックアップディスクを接続すると・・・perl/CGIは動いてるようなのです。で、RHL9に戻しました。(軟弱な私)

 念のため、実験ディスクは、そのまま保存してますので、入れ替えればすぐにFC2も使えます。

 ここから言いわけ。
 httpd設定もGUIで実行できなくなってました。(apacheは動いています。)
 アプリケーションの追加で設定ツールを入れ直しましたが、更新できません。
 エディタで編集した内容が上書きされるのは承知ですが、これが動かないと不安です。

 動かなくなった箇所、RHL9→FC2と引き継いだ事によってなのか、FC2独自の設定なのか、判断できないです。
 ってのが大きな理由で・・・
 他には・・・
 Xウィンドの動作が重たいです。
 外観は殆ど一緒でもXFree86→XOrgに代わったそうです。
 ちょっと設定を変更するのに・・・待ちくたびれてイライラします。
 カーネル2.6云々は、どうでもよく感じました。
・・・言いわけここまで。

 元には戻しましたが、設定ファイルを色々調べて勉強にはなりました。

 perl/CGIを本格的に動かしたいと思います。
 現在、無料レンタル掲示板(憂鬱解消の部屋)、プロバイダのサーバCGIを利用した掲示板(BluesBoy's掲示板)、二つの掲示板が問題なく動いています。

 でも、人任せのサーバではなく、完全に自前の掲示板が必要だと感じています。
 何か問題が発生しても私次第で解決できるわけですので。

 まだ不安定なのですが、自宅サーバ掲示板、リンク入れます。
2004年11月01日
Linux環境構築、その34〜空飛ぶモモンガ。


 モモンガ・リナックスを試してみたいと思い、インストール・イメージをダウンロードしてみました。
 使用マシンは、見事に復活したジャンク品ソーテック。
 ハードディスクは・・・1.2GBってのが出てきました。厳しいですが使ってみました。

 しかし、やっぱり無理です。
 試しにRHL7.2で最小インストールはできましたが、Xウィンド入らない状態ですので、別な用途で使う事にします。

 例の実験用40GBディスクを使います。バックアップしている参号機用の環境(幻となったFC2環境)を残す方法もありましたが、ばっさり削除しました。
 参号機の保管するバックアップは現状のRHL9のみとします。

ブート画面、全然違和感ありません。


やはり、夜行性です。

 と、インストール中の画面が面白いです。紙芝居的なアニメーションします。
 このキャラクターの由来、「モモンガに似て自己主張はしっかりしていきます」との事だそうです。

 インストール完了。Xウィンドを起動すると見た事あるエラーメッセージ。
 RHL9にFC2上書きで入れた直後のメッセージと一緒でした。
 最新パッケージで消えましたので、多分大丈夫だと思います。
 これもrpmで更新できる???とは思うのですが・・・。

 デスクトップ環境、ツールバーが上下共に現れますので、ちょっとだけ違和感。
 日本語環境で入れたはずが・・・英語ばっかり出ます。
 直感的に操作するには日本語表示したいですね。

 それとNIC挿し忘れました。
 ジャンク品NICが一枚余ってますので、追加してみたいと思います。

 やっぱりFC2にしようか・・・考え中です。
 近いうちに手放すマシンですので、何でもいいんですけどね。

・・・翌日・・・
 結局FC2にしました。便利なものに巻かれる事にします。
 ユーザーインターフェースに関しては、慣れると使いやすそうでしたので、また別な機会に試す事にします。
2004年11月02日
Linux環境構築、その35〜perl/CGIプログラム・デバッグ。(1)移植して動かす。


 ISP側CGI利用の掲示板ソフトを、自宅サーバ側に移植中なのですが、動いてくれません。サーバ、号機上で実行すると「Found」の表示ですので、ファイル自体は探せてるようなのですが・・・何がどうなってるのか???

 このように実行されていない場合・・・実行されたものを手がかりに、ですね。
 apacheのエラーログで判断すればいいわけです。
 基本的な事でした。

 エラーログ関連の設定、デフォルトですが吐き出してるようですので、参照してみました。

#cat /var/log/httpd/error_log

 perlプログラムがエラーを起こしている行番号の表示。キャラクタが云々。
 分かりました!文字コードです。\記号をバックスラッシュに置換。
 他にもチルダが化けていますので修正。


 参号機上のブラウザで掲示板表示が出ました。動いてます。
 掲示板ログは、一部を除き正常に表示しているのですが・・・タイトルその他、文字化け。

 プログラム記述がSJISからEUCに変更で、表示部分がそのままで・・・今度は文字コードの何がどうなってるのかが???

 壱号機・ウィンドウズ側からSamba経由でファイルを開くと・・・漢字全て文字化け!
 EUC←→SJIS変換して開く事が可能なエディタなのですが・・・全然ダメです。

 また壱号機のブラウザで実行すると白紙ページ表示となりました。
 今までは「ページが見つかりません。」でしたので、ちょっとは進歩してますが・・・不明です。

 他にテスト中の掲示板、こちらは文字化けしていませんので、このプログラムのファイル形式等と違いを比較する事にします。
2004年11月03日
Linux環境構築、その36〜perl/CGIプログラム・デバッグ。(2)文字コード不一致。


 掲示板プログラム、タイトル等の文字化けは対策できました。
 タグを出力する部分の先頭、Content-Typeのとこで、charset=eucを指定。

 ところが、今度は肝心のログ部分が化けました。予想通り。
 METAタグを使う方法もありますので、試しましたが、同じです。

 あっちを直すと、こっちが化ける、状態です。


 タイトル等の設定ファイルは、参号機上のエディタで開いた際、文字が読めます。
 前述の指定で正しくなったのでEUCです。

 同様にログファイルを開くと・・・化け化け!
 どちらも転送前に改行コードのみを修正して、SAMBA経由で転送したんですが・・・何故かファイルによって文字コード形式が一致しません。
 ログファイルはShift-JISのままのようです。

 今思いついたのですが、拡張子の違いが影響してるかもしれません。
 設定ファイルが .dat、ログは .cgi です。


 それにしても、おまじない\記号を全てバックスラッシュに置き換えたのでプログラムが見難くなってます。
 タグ混じるとこはスラッシュが入りますので・・・///つまようじだらけ!
2004年11月04日
Linux環境構築、その37〜perl/CGIプログラム・デバッグ。(3)何かが塞いでいる。


 後日確認と思いつつも、気になったので、文字コードに関して調べました。
 リナックス上での形式はUTF-8でした。
 ウィンドウズ上のエディタの「ポスト・プロセッサ」機能を使って変換、Sambaで転送して、リナックス上/geditで開いてみると・・・OKです。

 CGIを実行すると勿論正しく表示します。
 各スレッド先頭の本文末尾のみに「\n」の表示が残ってます。
 これはプログラム上で書いている所が分かったので削除しました。結果OKです。

 パーミッション・所有者等を一通り確認して四号機から実行すると・・・動いています!
 壱号機からだと・・・やはり前回同様、空白ページ出力で止まります。

 たぶん壱号機だけの問題だとは思うのですが・・・とやっていたら原因は分かりました。

 空白表示でも、htmlコードがダウンロードされています。
 ブラウザのエンコードをunicodeに合わせた所、表示できました。
 perlプログラム内部、charset=euc指定のままでしたので、UTF-8に変更してみました。

 外部からのアクセスを確認してみます。
 内容は掲示板/過去ログですので、プロバイダ側に転送してあるのと同じです。
 フォントが違っていますが、細部については後日検討します。
 前述のエンコード、手動で切り替えないと正しく表示しないかもしれません。

http://www.bluesboy.sytes.net/cgi-bin/bbs/bbs_old_2003_1.cgi
http://www.bluesboy.sytes.net/cgi-bin/bbs/bbs_old_2003_2.cgi
http://www.bluesboy.sytes.net/cgi-bin/bbs/bbs_old_2004_1.cgi

・・・数日後・・・
 \記号がバックスラッシュに化けている現象は確認していますが、ひとまずそのままにしています。とりあえず動作しているようです。

 ファイル修正の度に所有者やパーミッション等、変わって悪戦苦闘しました。
 管理する時はrootでログインしますが、perlのファイルを編集する時は一般ユーザでログインすべきですね。
 普通に運用している状態でも、ついつい管理者モードでログインしてしまいます。
 アドミン症候群気味です。
2004年11月10日
Linux環境構築、その38〜大胆バックアップの弊害。


 昨夜、Sambaで参号機へファイルコピーを続けていたのですが、「ディスクが一杯」のメッセージ発生。
 20GBから120GBに移行したので、そんなハズは無いのですが・・・まるで20GB分で制限がかかってるような状況。

 参号機上でdfコマンドで調べると・・・97%。20GB分しか使えてません。
 試しにファイルを1GB分位削除してみると・・・70%位の表示になりました。
 もし120GBに対しての1GBだったら、こんなに変化しません。

 元ディスクのパーテーション通り転送されているようです。
 ハードウェアブラウザで確認すると120GBで認識はしているのですが、実際には20GBのようです。
 fdiskで領域確保しようと思ったのですが、「n:新しい区画を作成」が受け付けません。
 でも「v:区画テーブルの確認」を実行すると余りのセクタ数の表示が出ます。多分100GB分位。

 コマンドを受け付けてくれません。
 プライマリ・パーテーションが既に4つ存在するので、拡張パーテーションだと思うのですが、基本/拡張、選択する表示に移りません。

 ギブアップ。ひとまず不要ファイル削除して、このまま使います。
2004年11月11日
Linux環境構築、その39〜パーテーションサイズ修復計画(1)。


 参号機、100GBも無駄にしてるのは勿体無いので、もう少し調べてみました。
 例のディスクコピーツールこれdo台 HERO (KD25/35FUL)メーカサイト上にFAQがありました。
 以下コピペ。


Q:Linux等のサポート外OSで使用しているHDDでもコピー可能ですか?
A:コピーモードはセクタ単位のコピーを行うため、HDD内のファイルシステムやデータフォーマットを判別しておりません。そのため、コピーモードでHDDのクローンを作ることは可能です。
全く同じ容量、メーカ、銘柄のHDDであればそのまま起動も可能ですが、容量が異なるHDDにコピーした際のOSの扱いがどのようになるかを未検証ですので、お客様の責任において行って頂きますようお願いします。


Q:異なる容量のHDDにコピーした場合、余った容量はどうなりますか?
A:コピーモードはHDDのパーティションをそのままコピーします。
40GBのHDDから80GBのHDDへコピーした場合、40GBはそのままコピーが行われ、残り40GBぶんが空き容量となります。
■Windows98/Meの場合
FDISKにて拡張領域を定義されていなければ、新たに拡張領域として領域確保が可能です。
既に拡張領域がある場合は拡張領域を削除しないと利用できません。削除すると拡張領域にあったデータは消えてしまいますのでご注意ください。


 パーテーションサイズもコピー先に反映されるのは仕様のようです。
 またWin9x系に関してでしたが、拡張領域の場合はその中身を一旦削除しないと切り直せないようです。これがリナックスの場合も当てはまるのだと思います。

 それと、リナックスのパーテーション及びfdiskに関する情報。図解で納得です。
http://www.express.nec.co.jp/linux/tech/knowledge/system/fdisk.html


 ひとまず実験。
 例のソーテックを使います。
 6.4GBのジャンク品ハードディスクを\2,100で入手、これにRHL9を入れてみました。
 あっ、ウィンドウズ入れ忘れました。とりあえず進めます。

 dfコマンドでhdaの情報を確認後、実験用40GBディスクに転送してみました。(またしても中身を潰しました)
 転送後のディスクをソーテックに接続しdfコマンドで確認、まったく同じです。予定通り。

 リナックスは、ブート・ルート・スワップ、3パーテーション取ってますが、プライマリ・パーテーションは4つまで取れます。とすると、この場合はパーテーション追加出来るはずです。

 実行できました!シリンダの始点/終点は表示通りにしました。
 後はmkfsコマンドでファイルシステムを作成、デフォルトでext2になりましたが進めます。
 マウントポイント作って、マウント。fstabファイルにhda4の記述を加え、再起動。

 期待通りに追加できました。
 この場合は全容量使える事になります。

 問題は拡張パーテーションも使ってる場合。
 ウィンドウズ・パーテーションを潰してもいいのですが、ここはプライマリの先頭です。
 従って意味ありません・・・とゆーかブートローダ等が滅茶苦茶になる可能性もあるので、触りたくないとこです。

 今度は、Win9xを先頭パーテーションに入れて参号機同様の環境から実験してみます。
 考えられる方法は・・・
 別ディスク追加→一旦マウントポイント移動→拡張パーテーション作り直し(削除/確保)→マウントポイント復帰、ってのを考えてますが・・・他の方法も考えてみます。
2004年11月12日
Linux環境構築、その40〜パーテーションサイズ修復計画(2)。


 前回の(1)では、リナックスだけの環境であればハードディスク・コピー後、パーテーション追加可能な事を確認しました。

 今度は、参号機同様のウィンドウズも混ざった環境を作成してみました。
 6.4GBディスクのプライマリ先頭パーテーションを1GBにして、Win95(OSR2)を使用しました。
 久々のインストール・・・最中に思いました。DOSでブート可にするだけで充分ですね。
 後は(1)での手順同様です。

 拡張パーテーションの状況を確認すると、hda5がスワップ領域になってます。
 参号機環境では、hda5が / です。
 不精して自動設定で進めたため、違いが発生しています。

 fdisk実行すると、参号機同様の現象が発生しています。
 ディスク容量は余ってるのに領域確保できません。期待通りの実験環境。


 関連書籍を読みまくりました。
 調べて分かったのが、パーテーション内に / を含んだ環境、移動させるの無理っぽいです。
 ディスクのチェックでさえシングル・ユーザ・モードで他からの書き込みが無いようにして実行するそうです。


 (1)でのプライマリ・パーテーションのみの実験環境ですが、転送後に追加作成した領域、Win9x系で言うところの「Dドライブ」扱いと同じです。
 このディスクを更にコピーする場合は、追加分の領域を何処かに退避して、このパーテーションを一旦削除、コピー実行、とやればいいわけです。

 拡張(論理)パーテーションを必要としない様に準備してコピー、って事です。
 もっと簡単に言うと、ウィンドウズ入れずにリナックスだけなら問題なし、です。

 コピーツールこれdo台 HERO (KD25/35FUL)の制約事項が、「1バイトでも小さい転送先ディスクは使えない。」って事だけを守れば何度でも環境の転送が可能なわけです。(つまり、だんだん大きくなります)

 とゆー手順は思い浮かんだものの、/ を含んだ拡張パーテーションの操作・・・思いつきません。
 試しに上書きインストールしてみました。ディスク1で一瞬にして完了。差分が殆ど無いので正しいのですが・・・当然パーテーションもそのまま。
とゆーわけで考え中です。
2004年11月14日
Linux環境構築、その41〜パーテーションサイズ修復計画(3)。


 前回までのパーテーション確保できない場合、どうしようかと悩んでいました。
 「ウィンドウズ・パーテーションさえ無ければ・・・」
 そうだ!逆に、この邪魔なウィンドウズ・パーテーションを利用すればいいんですね。


 ウィンドウズ上のパーテーション操作ツールを利用してみます。HD革命5を使ってみました。
 リナックスのパーテーション操作に関しての記述はありませんが、FAT32でも確保できればマウントできます。

 早速インストール。がっ、Windows98からのサポート。
 95を98にアップグレード後インストール。
 CDがオートランすると、何やらエラーメッセージ、正式にはWindowsMEからのサポートのようです。
 MEフォルダのセットアップを実行しインストール完了。

 95→98のインストール、GRUBが消えるんですね。リナックス起動不能。そうでした。
 上書きインストールでGRUBの修復を試みましたが、エラーメッセージで失敗。
 単純明快な方法があったと思いつつ、面倒なので再びRHL9新規インストール。
 ここまでの作業は、参号機では発生しないので適当に進めます。

 リナックス側が復活した事を確認後、ウィンドウズでHD革命5を起動。
 未使用も含めた全てのパーテーションが見えました。
 そして領域確保可能!但しFAT32のみです。実行してみました。


ちなみにHD革命以外のツール、DriveImageでも同様に認識。
この表示後、やはりFAT32のみで作成可能でした。

 リナックスでブート後、確認すると確かに領域作成されています。
 一連の設定を行い、hda6で正しくマウントできました。(FAT32はvfatと記述です。)
 通常は一旦削除しなければ作成できないとされていた、既に半端に使われている拡張領域の空き領域、追加作成によって、全て確保できました。

 これで参号機の100GBの空き、確保できそうです。
 ただ、今回の実験での拡張領域、スワップパーテーションです。スワップ領域、中身のデータが壊れていても起動に支障ないはずですので、拡張領域が / の参号機と、まだ若干環境が違います。

 保管していた参号機の旧ディスク(20GB)を、実験用40GBに転送しました。
 これで同じ事を行って確認する事にします。
とことん回り道してますが、解決しそうな気配。
2004年11月15日
Linux環境構築、その42〜パーテーションサイズ修復計画(4)。


 今回はサーバとして運用中の参号機上で実験。旧環境のディスクでOKでした。
 全く同じ事を運用中ディスクでも行いFAT32で無事マウントできました。

 遠回りな実験、最終的な設定変更は一瞬で完了。
 でも実験してなかったら確実に失敗してました。

 また、Sambaで別マシンと共有可能に設定しました。
 設定内容が私自身の中で把握しきれてないので、納得した時点で記載します。後日。

 この記事を書いてる壱号機上から確かに追加マウントしたディレクトリ、見えてます。
 ペンギン、サンバ踊りまくり!
 これで無事100GBが便利に使えます。


 ここで、(1)〜(3)の結果を基に、ハードディスク交換手順をまとめます。

表:リナックス環境ハードディスクの丸ごとバックアップ手順
順序
作業項目
条件・状況
使用ツール
対応する作業内容
1
ハードディスク・デッドコピーディスク容量が
(転送元<転送先)
KD25/35FUL・なし
・数分待つ
2
空きパーテーション操作@リナックスのみ
(拡張パーテーションなし)
リナックス上の
fdiskコマンド
・ext2作成・マウント
Aウィンドウズも含む
(拡張パーテーションあり)
ウィンドウズ上の
パーテーション操作ツール
・vfat(FAT32)作成・マウント
パーテーション仮削除以前バックアップを行った環境の再バックアップ@A同様
・以前追加したパーテーション、一旦データ退避
・空になったパーテーションをアンマウント、削除
・再び作成。
@Aの条件に従いファイルシステム作成。
※に関して:転送前/後、どちらでも実行可能だと思います。(未検証です)

 場合分けが大雑把ですが、これdo台 HERO (KD25/35FUL)を使い、上記手順で納得のバックアップ可能、となりました。

次回からは別ネタで、つづきます。
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