| Linux環境構築、その43〜セキュリティ・エンハンスドなリナックス。
本題に入る前に、これまでのサーバ構築でやり残したと感じた事をメモ書き。 SAMBAでファイル転送は可能ですが、今後webDAV等もやってみたいと思います。 現在参号機、安定動作ですので、しばらくはそのまま運用予定です。
フェドラコア3の本
の本を立ち読みしていて、ちょっと気になりました。
サーバとしてではなくても、使ってみたいと思いました。
気になったら・・・本は買わずに・・・FedoraProjectからダウンロード! 膨大な容量ですので、DVD鑑賞しながら気長に。
翌日。 実験用40GBディスクを壱号機のIDE33、プライマリ・マスタに接続、BIOSの設定変更。 ATA133/SATA150のWindowsXP環境は一旦外しました。
VMWareが使えない今、これが一番簡単な方法です。
インストール開始。サーバとしての設定を外して進めます。 そして・・・
これです。無効にする理由もありませんでしたのでデフォルトの有効としました。
インストール完了。
どっかで見た事のあるユーザーインターフェース。 タスクバー上下がモモンガ・リナックスに似ています。 他でも見たような・・・思い出せません。
wwwが見えるのを確認、速攻up2date。 ブラウザはfirefoxって事ですが、違いがよくわかりません。
WindowsXPディスクを元に戻しました。 BIOS設定、プライマリ・マスタ検出の有無でWindows/Linuxの起動切替を確認。
実験環境、ひとまず完成。
次回からセキュアな部分を探ってみます。 |
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| Linux環境構築、その44〜運用環境の見直し。
実験環境を色々用意していましたが、運用中の参号機環境、見直します。
不要なサービスの停止。 要らないのに動かしたままのサービス、無駄ですので止めました。
外部からの該当ポートは塞いでるとはいえ、止める事を忘れていた項目もあり、反省。
名称 | 機能 | cups | プリンタ関連。 | isdn | ISDNカード用接続スクリプトサービス。 | pcmcia | PCカードのデバイスドライバーをロードするスクリプトサービス。 | postfix | メールサーバ。 | rhnsd | Redhat Networkに接続し定期的にアップデートをチェックするサービス。 | sgi_fam | ファイル/ディレクトリーの変更を知らせるサービス。 | telnet | telnetサーバー。 |
rhnsdに関しては、正規のrpmを使っていないって事で弾かれますので、使わない事にします。 (RHL9は既に終了してると思います。)
不要サービスの停止は、省電力化となりそうです。(微妙かもしれませんが、良いはず) 消費電力計測は先日終わらせましたが、再び測りたいと思います。
カーネル・バージョン。 現在、2.4-26で稼動していますが、2.4での最新は、2.4-30のようです。 更新する事にします。 |
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| Linux環境構築、その45〜変更せずに活用。
起動しっぱなしの参号機、安定動作ですので、無理に新しい事をするよりも、現状のまま活用する事にします。
ウェブ・ログ、ブログを参号機上で動かしたかったのですが、現状の環境からだとデータベース関連が正常に動かせない事が分かってます。
只今ISPのサーバ利用でのウェブ・ログですが、画像を多数入れると・・・容量が心配です。 画像ファイルだけは参号機に放り込んで、ウェブ・ログ側から参照する形式としました。
例えば、こんな感じです。公開している写真が参号機アドレスです。
若干表示が遅くなると思いますが、気になるレベルでは無いと思います。
転送はSambaで自在ですし、容量の心配は、ほぼ皆無。 参号機がぶっ飛ぶと、画像表示が穴だらけとなりますが、まあいいです。
先日、ルーターのファームウェアを更新しました。 AtermDR202Cサポート情報
時々発生するftp転送時の謎の切断現象、今のところ発生していません。 「壱号機→ルータへ転送」つまりLAN側が不調だと思ってたのですが「ルータ→ISP」のWAN側に問題があったのかも? 悪くはなってませんし、更新して正解でした。
あとはトラフィックが増加した際にアップロード側がハングする現象、これが改善されてるか様子をみる事にします。
極力参号機を停止せずに確認したいと思います。 |
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| Linux環境構築、その46〜同じ環境を作るには?
(1) 最新ディストリビューションでインストール実験。
ブログに記しても良かったのですが、全く興味の無い方にも公開してしまうので、目立たないこちらへ記します。
電源入れっぱなしの参号機、今は安定して動いていますが、環境を作り直す場合に、ライブカメラを動かす事が出来るのか・・・とても不安です。
丸々コピーしたバックアップディスクを使えばRHL9で全く同じ環境で動かす事は可能ですが、いっその事、FC4(いつの間にか4です。)を使って構築したいと思ってます。
ライブカメラで使ってるツール、ffmpegのバージョンも0.46から0.48へ上げたいと思います。
ひとまず、isoイメージをダウンロード。 Fedora Project, sponsored by Red Hat
問題は、使用マシン。 極力、参号機を止めたくないのです。ブログの画像表示用としても活用中ですので。
そうすると、x86系同士であれば、異なるマシンに、そのまま載せ換え可能か?によります。 作成完了したディスクを、そのまま参号機で動かしたいです。
壱号機で環境作って、参号機に載せ換え、ってのが理想ですが、 これも載せ換え実験しないと・・・実際動くのか不明です。
参号機のバックアップデータのコピーを壱号機に載せる、事は今すぐ可能です。 でもRHL9なので、できればFC4でやってみたいです。
壱号機で環境作って、夜中にライブカメラ休止後の四号機で実験。ってのも手ですね。 その逆のほうが実験は更にやりやすいかもしれません。
デバイスがうまくPnPしてくれれば、ウィンドウズよりスンナリ進むはずです。
オン・チップ・VGAが認識すれば、その他は一つ一つ認識してくれるとは思うのですが・・・ やっぱり実際やらないと判らないですね。
参号機スペックに近い、激安中古品も発見してますが・・・もう少し煮詰めてから実験します。
翌日、買い逃しました。(詳しくはジャンク品格闘記。)
で、USBケースから抜いた120GBディスクを壱号機に入れ、FC4インストール。 簡単に完了。(ひょっとするとウィンドウズより簡単に。)
四号機に載せてみました。
VGAで引っ掛かり、Xが起動できないといったメッセージが出ましたが、指示に従ってVGA選択画面まで進みましたのでIntel845を指定。四号機は、i845GでオンチップVGAです。
Up2Dateが動きましたので、NICも問題ありませんでした。 途中でUp2Dateが停止するのですが、強制終了して再開すると続行します。 これは別な問題のようです。
結論としては、「別マシンへの移植OK」だと思います。 今後、再び壱号機に戻し、各種設定を行ってみます。
PS: パソコン屋各店でパソコン切換器の在庫が増えてる気がします。 セカンド・マシンでサーバ構築、リナックスに目覚めた方が多数かも? |
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| Linux環境構築、その47〜同じ環境を作るには?
(2) カメラとビデオ・フォー・リナックス。
すっかり忘れてましたが・・・この課題で進めます。
まず、ターゲットとするパソコンですが、良さそうなオンボロを発見。 IBMアプティバのブックタイプ。
Windows98シールでしたので、ペンティアム150MHz〜セレロン400MHz位だと思います。 3,000円弱でした。でも購入せず。急ぐ必要は無いので壱号機で代用します。
参号機のクローンを作るのが目標で、最も問題なのが・・・ライブカメラ。 カメラデバイスは既存品の流用でも良いのですが、テスト中に実運用環境を止めるのは面白くありません。
以前から気になっていたロジクールQV30を2,100円で入手。
ライブカメラ構築で参考にした書籍内で扱われていたのが、QV31でした。それよりも古いモデルですが、こちらもリナックスで動作可能との事なので、即入手。
最近販売されている30万画素のUSBカメラ、新品でも2,000〜3,000円で入手できますので、極端に安いわけではないのですが、リナックスで動く安心感分を買いました。
早速壱号機のウィンドウズ環境で、動作確認。
当然ながら・・・メディアエンコーダーでの動作を確認。
そして、壱号機に以前フェドラ・コア4をインストールした80GBディスクを接続。 すっかり忘れていましたが、FC4が無難に起動。
この環境で動かすのが本題。
xawtvを・・・実行せず。あれまー。 アプリケーションの追加・・・ありませーん。
ビデオ・フォー・リナックス、この辺が変わったようです。
調べないと進めません。本日はここまで。 |
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| Linux環境構築、その48〜同じ環境を作るには?
(3) カメラのデバイス・ドライバ。
今回は、完成を急がず、環境構築過程を重視したいと思いますが・・・ やはり気になるので、翌日も検討していました。判った事が数項目。
V4L(Video For Linux)のxawtv(X・アプリケーション・ウォッチ・TV)ですが、現在は新たなツール、TVtimeに置き換わってるようです。
ライブカメラ動作で、FFmpegを利用する予定ですが、このへんが異なって良いのか(依存するのか)よく判ってませんが、ひとまず、TVtimeを利用する事にします。
パッケージを追加、即起動。 更に、「/dev/video0が動がねー」とごしゃがれました。
そうです、肝心のドライバが入ってません。 でもデバイスを要求しているので、いい感じ。
本に出てるサイトへアクセス。qc-usbをダウンロード。 http://sourceforge.net/projects/qce-ga/
これをコンパイルするわけですが・・・オブジェクト、quickcam.oが生成されません。 エラー出てます。バージョンが云々。
このダウンロードした物の中にFAQファイルがありました。 詳細は省略しますが、カーネルの再構築しろ、って事のようです。
と考えると・・・ 参号機で使用中のOV511チップを使用した、あのカメラ、変なデザインですが、すぐ認識しましたので、リナックスで使うには非常に便利だという事を再確認。 しかし、製品・チップ共に古いモデルですので・・・手軽に入手ってのは、難しくなります。
今回は面倒です・・・色々忘れてますが、準備。 /usr/srcディレクトリ、空っぽ。 カーネル・ソースをダウンロード。最新バージョンの2.6.15.1。 http://www.kernel.org/
壱号機リナックス環境は臨時、こんな状況で不便です。 ゴミ同然に近い専用マシンを用意するか検討中。
インストール前にダウンロードしていたrpmパッケージも念のためコピー。
あとはカーネル再構築開始、なのですが、まだうまくいかない気がします。 もうちょっと情報収集後、次へ進む事にします。 |
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| Linux環境構築、その49〜同じ環境を作るには?
(4) デバイス・ドライバとカーネル・バージョン。
カメラのデバイス・ドライバがコンパイルできず、苦戦しています。 カーネル2.6上での実績が未確認なのです。
壱号機に入れ換えて使っている80GBディスクのFC4環境ですが、カーネルのコンフィグレーションがうまく起動できませんでした。つまり、カーネルの再構築がうまくいきません。
ここで、カーネル2.4に戻ってみる事にします。
ジャンク・マシン、省スペース・アプティバを入手したので、4.2GBディスクにFC1をインストール。 パソコン切換器で壱号機と平行稼動させ、今度は便利です。
ところが・・・インストール途中で謎の停止。
容量不足かもしれませんので、前述のFC4環境を潰す事にしました。 (ハードディスク搭載の詳細はジャンク品格闘記をどうぞ。)
交換ディスク、そのまま動くかも、と試してみましたが・・・さすがにK6-2/SiSチップセットと、環境がまるで違うので、無理でした。
再びFC1をインストール・・・やはり同じ所で停止。 雑誌付属のCDだったのですが、何かありそうですので、FedoraProjectからダウンロード。
isoイメージをCDに書き込みインストール開始すると・・・間違えました、64Bit版は使えません。さぃ。 再びダウンロード〜CD書き込みをやり直し。(デーモンツール使うべきでした。)
壱号機上のアプティバ機
そしてFC1のインストールは無事成功。手元のCD、以前、正しくインストールできた事は確認していますが、何かマズイ事があったようです。 深く追求しませんが、マシンが互換とは言えインテル系以外、って事で何か発生したかも知れません。
最新バージョンにup2date、ひとまず、本日はここまで。・・・と思いつつ眠れないので余談的な続き。
まず、カーネル2.4に戻っても同じ現象が発生しました。 また、カーネル再構築でも#make menuconfigが起動できず・・・途方に暮れる事数時間。
原因が判りました。 カーネルのソース、インストールディスクの「〜追加と削除」から入れとかないと、既存環境のコンフィグが無いんですね。#make oldconfigが実行できないわけです。
全く同じ事を2年前にやってました。過去の記事あり。「書きましたよね?書いたやな!」と自問自答しときます。
色々いじった後のため、今度は依存関係云々で、うまく入ってくれません。 カーネルバージョンは無関係なようですので、もう一度インストールやり直そうかとも思ってます。
本題に到達できず、でした。 |
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| Linux環境構築、その50〜同じ環境を作るには?
(5) デバイス・ドライバのコンパイル・組み込み完了。
結局、インストールをやり直しました。 FC4を入れようとしたところ、インストール最初の項目の応答が超〜遅く、断念。 インストール中にメモリ不足にもなる環境ですので、現状のままでは無理なようです。
FC2や3では、インストール完了後、grubのブートデバイスが何かと聞いてきます。 PCI-IDEで認識している/dev/hde2を指定しても・・・エラーで跳ね返され・・・断念。 後で思ったのですが、パーテーション手動設定で、うまくいったかも知れません。
制約の多い環境ですので、あまり無理しない事にします。
ひとまず再びFC1、カーネル・ソースも正しく入れました。 たったそれだけで、デバイス・ドライバのコンパイルは、予定していた通りに動きました。
展開したドライバ・ソースのディレクトリで、 make clean make all quickcam.o が生成されています。(嬉しい)
参考にしている本の中では、クリーンの後に、export USER_OPT=-DHAVE_VMA=1と入れていますが、逆にエラーが発生しましたので、省略。
ソース・ファイルのバージョンが上がってるようです。 よく見ると、カーネル2.4〜2.6用とかのパッチも入っています。そのため、exportしなくても良いようです。
カーネル2.6での動作については、今後検討します。
make installを実行。 カメラを挿しdmesg で確認すると・・・quickcamの文字あり。ここまでは正常。
modprobe quickcamでドライバの初期ロード。 再びdmesg で確認。どうやら良さそうです。
いよいよV4Lを起動。FC1ですので、例の新しいTVtimeではなく、既存のxawtv。 xawtv -c /dev/video0
出ました。今回もストラトキャスターのアップでテスト。
接写状態でピントを合わせると・・・「無効な交換です」のメッセージでハング。 写真がその時の状態で、ストラトの右下のメッキ部分にピントが合った直後です。
今回の環境も、参号機環境と同様、V4L-confに幾つかのトラブル・・・とメッセージが出てます。
デバイスドライバ〜V4L関連で色々ありそうですので、急がずに、じっくり調べたいと思います。
カメラが無事動いて、ほっと、ひと段落。 |
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| Linux環境構築、その51〜同じ環境を作るには?
(6) エンコーダ/ストリーミング・ソフトのコンパイルと組み込み。
前回のカメラ強制終了は、xawtvの設定で、NTSCモードにしておくと止まらないようです。 理由は全然わかってませんが、正常に動く限り、そのモードで動かす事にします。
そして、エンコーダ・ソフト、FFmpeg ですが、手順は参号機の構築時と同じです。
今回も、こちらの方の記事を参考にしました。 ライブカメラの設置メモ
FFmpeg の最新版、0.4.9-pre1 ですが、私の環境ではコンパイルが完了しませんでした。 0.4.8 版を使ったところ、コンパイル・インストール完了。
カメラデバイス他、環境が細かく異なる部分で最新版が使えないのかもしれません。 動くものを使う事にします。
で、試すわけですが・・・まだ動かしていません。 サービスの追加や、起動スクリプトなど入れて試したいと思います。
apache等、サーバーとしての設定を一切していませんし、内部のネットワークで確認したいと思います。 切替機で壱号機からアクセスするまでです。
そして、FC2にアップグレードでもしておこうと試みたのですが、放置後、途中でリセットしたようです。 ブートすると、FedoraCore2の起動メッセージが出るのですが、FC1のまま、だと思います。
とても半端な状況。このへんは・・・余計な事をしてしまいました。 |
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| Linux環境構築、その52〜同じ環境を作るには?
(7) ストリーミング・ソフトの設定。
(6)で、FFmpegの組み込みまで行いましたので、設定を行いました。 (6)内で参考にした方の手順そのままです。
ffserver.conf を /usr/local/etc へコピーして編集。 画面サイズ、ストリームにasfを使用、ポート、等です。 以前、参号機で編集(ffserver.conf)していますので、それとほぼ同じです。
デフォルトで8090ポートを使う設定になっていますが、今回のテスト環境は8000ポートとしました。 変更しなくても大丈夫かと思いましたが、参号機側に全く影響与えないか不明でしたので変更。
次に、起動スクリプト。 前述の方の作成した livecam ファイルを流用しました。ポートのみ変更。 実行属性をつけて /etc/init.d にコピー、chkconfig でブート時に起動。
サービスを開くと、livecam 項目が増えてますのでOK。 リブートして実行されている事を確認しました。
そしてasxファイル。 直接アプティバ号のIPを指定したxxx.asxファイルを作成。
<ASX version = "3.0"> <Entry> <Ref href="http://192.168.0.n:8000/test.asf" /> </Entry> </ASX>
このファイルをコピーする先は・・・ apacheの設定がまだでした。〜略。 さきほどのxxxx.asxファイルを /var/www/html へコピー
壱号機からアプティバ号をブラウザ上で・・・見えました。apacheのデフォルト画面。臨時ですのでOKです。
ここでxxx.asxをアクセス、
メディアプレーヤーに部屋の様子が出ました。成功。
表示はしたのですが・・・遅く、不安定。 理由は沢山考えられます。
@カメラのデバイスドライバ 動いてはいますが、xawtvでの動作が非常に不安定です。 先ずは、ここから調査予定です。
Aアプティバ号のスペック不足。 只今、メモリは参号機の128MBモジュールと交換、増設で192MBですが、元々のCPUスペック、VGAの能力が限界かも? これは・・・仕方ないのですが、性能面だけの問題かどうかを確認するには、再び壱号機で環境を整える、事になりそうです。
Bストリーミング・ネットワーク関連の設定。 何か忘れてるような?気がしてます。 |
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| Linux環境構築、その53〜プアな環境で使うには?
アプティバ号でFFmpegツールが動いたので、目標は、ほぼ達成?とします。 ここから課題を変えて進みます。
参号機スペックよりも劣るアプティバ号です。 最新ディストリビューションは追わない事にしました。
限られたCPU能力の中でのパフォーマンスも追求する事にします。 結果によっては、参号機へ応用可能です。
アプティバ号、フェドラは却下。動作がペンギンではなく、カメになります。 パフォーマンス重視で、RHL7.2も試みましたが、操作面で不慣れ。
結局、只今RHL9で稼動。ハードディスクは4.2GBの物に戻しています。 80GBのディスクのほうがパフォーマンス的には良いのですが、容量の大きなディスクへは、これdo台 HERO (KD25/35FUL)を使って、デッドコピー可能ですので、そのへんは気にしない事にします。
もうインストールを繰り返すのは飽きたので・・・カーネル再構築、なのですが・・・。 2.4.20-8 → 2.4.32 のカーネルバージョン更新が出来ません。
手順が悪いような気もしますが、ひとまず、2.4.21 へ。 何か変。カーネル・ソースのシンボリック・リンクが張れない!
試行錯誤の末、 rm /usr/src/linux でシンボリック・リンクを削除してから ln -s /usr/src/linux-該当ソースのバージョン /usr/src/linux
とやればいいんですね。
menuconfigを起動。デフォルトで進めました。 只今コンパイル中なのですが・・・待ちます。
書籍、日経Linux/2006.3の特集記事、「カーネル・コンパイル入門」の中に、パラメータ設定時の注意点などが出ていました。 詳細な部分を試すのは今後、とします。 日経BPマーケティング
コンパイル時は多重度の指定が出来るんですね。
make -j 3
と、実行すると、多重度3で並列コンパイルするそうです。 アプティバ号では負荷が大き過ぎますが、壱号機でのコンパイルでは有効かと思います。
失敗しても構わないので、多重度2、位で実行してみました。 時々画面を眺めてると・・・ 「警告: 互換性の無いポインタ型からの代入です。」
ぐはっ!・・・暴走しそうです。
その後、2006/2/20。
コンパイルは完了するものの、再構築したカーネルで起動できません。即リセットします。 原因は、やはりコンフィグ設定でした。
上記の本ではmenuconfigを推奨していましたが、コンパイルをリモートで行う予定はありませんし、Xが動きますので、xconfig を使ってみました。
幾分、直感的に判断できます。そして・・・CPUがインテルの設定。 アプティバ号はAMD/K6-2ですので、ここの設定がダメでした。
再度挑戦・・・今度は起動、かと思わせつつ・・・カーネル・パニック! VFS云々・・・前にも参号機でハマった項目のような気がします。
カーネルコンパイル前のコンフィグレーションについて、勉強してから続ける事にします。 デフォルトに戻せてない感じもしますので、状況によっては、またまたインストールから、の予定です。
アプティバ号は、気長に姑息なパフォーマンス追求を行う予定です。 試行錯誤も度が過ぎると・・・時間と電気代の無駄ですので、何か思いついた時にでも続けます。
そして、アプティバ号は、壱号機でのWindows/Linux、OSのブート切替が面倒な事もあって用意したのでしたが、その状況が変化しました。 以前試みたVMWareが使えるのです。
ブログ「VMWare、再び」に記した通り、今後はパフォーマンス充分の壱号機上で、VMWareを活用して、カメラデバイスの安定性を追及する事にします。 |
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| Linux環境構築、その54〜バーチャル・マシン。(準備編)
ブログ側にも記していましたが、壱号機を使い VMWare Player で試行錯誤しています。
以前使ったVMware Workstation での環境を丸々コピーしただけで、ほぼそのまま使えます。
FC2、雑誌に付いていたFC4(rootのパスワードが判らずログイン直前まで)。 WindowsME も・・・仮想環境内でハングしまくりですが、気軽に実行可能です。
ネットワークはブリッジ接続。 ゲストOSも、何も気にせず、普通にインターネット使用可能です。
ところが・・・CDドライブが使えません。これは結構不便です。
isoイメージがマウントできれば良いので・・・ Daemon Tools を入れましたが・・・やはりダメです。
色々試して・・・ゲストOS内でイメージのマウントは可能な事を確認しました。
でも、これでは意味ないのです。 今すぐに解決できそうにないので、ひとまず諦めます。
カーネルのソースをゲストOS上で直接ダウンロードして、進める事にします。 |
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| Linux環境構築、その55〜バーチャル・マシン。(ゲストOSの上書きインストール)
VMWarePlayerで試行錯誤していますが、認識できなかったCDドライブ、USB接続で突然認識しました。
おそらく壱号機環境、ハードディスクがSCSI扱いのため、IDE/ATAPIの認識で何かが邪魔してるようです。 後日調べたいと思います。
FC2インストールCDからカーネル・ソースを入れる予定でしたが・・・依存チェックでNG。 このゲストOSイメージをインストールした時のディスクと別ディスクですので、微妙にファイル構成が違うのかもしれません。
新規ゲストOS作成はできませんが、上書きインストールを実行してみました。 結論から述べますと、インストールOKです。
ただ、仮想ディスク容量が4,096MBのようで、苦しいです。 ホスト側の実ディスクは250GBです。
割り当てさえ何とかすれば、良いのですが、何処で設定するのか不明。 今回は、不要項目を入れない事でOKでした。(カーネル・ソースを入れ、ゲームとかを除外)
早速カーネル再構築。 今回はxconfigが動きました。
しかし・・・設定がいいかげんだったために、起動不能。 GUIとCUIのログイン画面が交互に表示して無限ループ。
今度はゲストOS丸ごと上書きしてみました。 念のため、今までのフォルダはリネームして作成。
起動しますが・・・環境設定のファイル(xxx.vmx)、元々のファイルではCDドライブが再び使えなかったり色々ですので、ここだけ今まで使ってたファイルを流用。
ブート時に位相が合ってない事を警告してるようなメッセージ。 でも、自動的に合わせてるようです。
無事起動できました。しかし、これもカーネル・ソースが入ってないバージョン。 ここから再び上書きインストールしました。(インストール項目上は新規)
やっとカーネル・ソースが入りました。
!までよ〜、(頬杖)。
さきほど入手した本(Linuxシステム管理Tips & Hints
)を読むと、フェドラ・コア2では、カーネルソースが簡単にインストールできるようですね。
# yum install kernel-sourcecode
本にはxconfigの解説も詳しく出てますので、後日進めたいと思います。
コマンドラインで1行で済むのに半日程かけました。間もなく夜が明ける・・・。 |
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| Linux環境構築、その56〜バーチャル・マシン上でのカーネル・リビルド。
先日入手した本(Linuxシステム管理Tips & Hints
)に従い、FC2のカーネル再構築してみました。 ポイントを下記に示します。
・Makefileの一部を修正。 EXTRAVERSION = -1.358custom を EXTRAVERSION = -1.358newest に修正
下記行のコメントを生かす。 #export INSTALL_PATH=/boot
・環境の初期化、設定ファイルの作成。 # make mrproper # cp configs/kernel-2.6.5-i686.config .config
xconfigでの設定 # make xconfig ・・・今回も細かい設定はデフォルトのままです。
・カーネルのコンパイル # make bzImage && make modules
実行すると長時間かかりますが、ウィンドウズ上ですので便利です。 (この直後、この記事を書き始めてます。)
・インストール # make modules_install # installkernel 2.6.5-1.358newest arch/i386/boot/bzImage System.map
まだまだコンパイル実行中ですので、結果は後日追記します。
2006/8/24〜すっかり忘れていましたが・・・追記。
結局のところダメでFC2を入れ直しています。 VMWare Player のアップデートが発表されていましたので、仕切りなおして再度行ないたいと思います。
気が向いたらつづきます。 |
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| Linux環境構築、その57〜yumコマンドを使い、サポート終了のディストリビューションをアップデート。
壱号機でのバーチャル・マシン上でのカーネル・リビルドは、一時休止します。 代わりに、シンクパッド535EにRHL9を入れ、これをテスト環境にして、リナックス・サーバの参号機に反映したいと思います。
ブログ内、「ペンギンを飼い慣らす。〜LinuxTips&Hints」で紹介した書籍、Linuxシステム管理Tips & Hintsに、
サポートが終了したRedHatLinuxやFedoraCoreのアップデートをするには
といった記事がありましたので、実行してみました。
APTを使う方法もあるようですが、yumコマンドを使用。 FedoraLegacyProjectの下記ページに手順が書いています。 Using Fedora Legacy's yum 2.x for Red Hat Linux 9
本に載っていたアドレスが古かったようですので、全ての手順をここに転記します。
まず最初に、RedHatNetworkでのアップデートのデーモンを停止。(参号機は、既に止めてました。) # service rhnsd stop # chkconfig rhnsd off
@yumのインストール # rpm -Uvh http://download.fedoralegacy.org/redhat/9/updates/i386/gnupg-1.2.1-9.i386.rpm # rpm -ivh http://download.fedoralegacy.org/redhat/9/legacy-utils/i386/yum-2.0.5-0.9.2.legacy.noarch.rpm
A/etc/yum.confファイルの編集 [main] cachedir=/var/cache/yum debuglevel=2 logfile=/var/log/yum.log pkgpolicy=newest distroverpkg=redhat-release tolerant=1 exactarch=1 exclude=kernel*
[base] name=Red Hat Linux $releasever - $basearch - Base baseurl=http://download.fedoralegacy.org/redhat/$releasever/os/$basearch gpgcheck=1
[updates] name=Red Hat Linux $releasever - $basearch - updates baseurl=http://download.fedoralegacy.org/redhat/$releasever/updates/$basearch gpgcheck=1
BGPGキーの追加 # rpm --import http://www.fedoralegacy.org/FEDORA-LEGACY-GPG-KEY # rpm --import http://www.redhat.com/security/db42a60e.txt
Cアップデートの実行 # yum update
一通りダウンロードが終わると・・・ Is this ok [y/N]: ここでyを答えてインストールが始まります。 最後に実行可能か、検証をしているようです。
D自動アップデートの追加 # chkconfig yum on # service yum start
時間はかかりますが、割とあっさり実行完了。 |
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