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Linux関連T
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下記の本を参考に構築を進めました。
RedHat Linux9で作る自宅サーバーfor Linux-本格サーバーがGUI操作で
らぶらぶLinux 4-進化する混在環境:Windowsとの共存・連携ガイド

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2003年09月01日
リナックス。

 RedHatLinux9を入手したので、空いてるディスクを使い壱号機に試しインストール。
 スンナリです。パフォーマンスも充分過ぎますし。

 サベージのVGAは実績ありなので気にしてませんでしたが、YAMAHA製のサウンドカードまで正しく認識しました。
 アコースティックギターのコード弾きの音で左・右・中央の音を確認なんて、お洒落ですね。
 NICは1枚挿しです。2枚挿すには、このサウンドカードを抜く事になるのが残念ですが、とりあえずこのまま使ってみます。

 参号機が返却されたら、こちらはアップグレードしてみます。

・・・数日後・・・
 参号機、返却してもらいました。早速インストール。
 IEEE1394デバイスまで認識してるようです。
 新規ではなく7.2からのアップグレードとしたところ1時間半近くかかりました。
 X-Windowが起動しない状態だったのですが、やはり起動せず。更に難しいメッセージが沢山。ギブアップ。もう一度新規インストール。
 今度はOKです。こちらもオンボードのサウンドデバイスから音がでました。
 eth0,eth1も認識済み。どっちがどっちか???でしたが、これからじっくり取り組みます。
2003年09月08日
Linux環境構築、その1

 少し進んだので記します。Linuxハッカーな方々には非常にチープな内容ですけど。


奥のCRT:Linux参号機 手前のノート:WindowsXPシンクパッド535E
隣に何故かピック入れ。

 普段は壱号機が接続されたデスクトップ環境ですが、そのまま参号機を接続しています。増設したNICは外し、eth0のみです。
 CRT下のハブは、壱号機のNICでは問題発生しましたが、他のマシンでは大丈夫なので使用しています。
 カスケードで居間のルータまで接続していますが、ルータ設定はまだ変更していません。

 ファイルの編集で一苦労。
 最初、久々にviエディタを使用したのですが・・・色々忘れてます。
 ここはEmacsで・・・と使ってみても、やはり慣れず。
 エディタ、まだ存在するので使ってみました、gEdit。これは!ウィンドウズ・ユーザなら一目瞭然です。リードオンリファイルも、そのまま編集・保存できました。採用。


telnet接続できました。
ウィンドウズのコマンドプロンプトでLinuxコンソール画面です。

 何故ノートかと言うと、キーボード・マウス・画面を用意しきれないからです。
 メンテナンス時に便利だと思いますし・・・特に用途を決めてないノートなので。


そして、VNCサーバ起動。

 シンクパッドは画面サイズ800x600ですので、640x480とします。
 これで、このウィンドウズ環境のノートからRedHatLinux9画面表示、操作ができます。


 シンクパッドのウィンドウズから参号機のリナックスのブラウザを動かすとこんな感じです。自由自在。
2003年09月10日
Linux環境構築、その2


 ftpもあっさり動きました。
 そして、httpdも・・・予め設定していたドメインでシンクパッドのブラウザから参照すると、何やらページが存在しないといった英語メッセージ。確かにwwwディレクトリは空ですので正しいです。

 Linuxの一つ一つのサービスのインストール/起動は、同一形式ですので、わかりやすいのですが・・・ちょっとした難関。
 VNCサーバを使って、このへんのファイル操作を行う予定でしたが、VNCは一般ユーザでログインします。root権限が必要な場合・・・んー悩んでます。
 あとはパーミッション等、普段慣れてない操作に慣れないと・・・。

 壱号機からもVNCを起動できるようにしました。
 また参号機用のマウス(2ボタン)、キーボード、電源コードを用意しました。用意とゆーか部屋に転がってましたので。
 電源ON/OFF等は直接行うのですが、これでVGAケーブルの入れ替えだけで済みそうです。
 全部電源入れると、タップの電力計は250W!節電ネタも検討します。
2003年10月08日
Linux環境構築、その3


 久々に参号機の電源を入れて・・・「あれ?rootのパスワード何だっけ?」使ってないと忘れますが、無事思い出しました。

 ftpツールを使ってみました。FFFTP。参号機の転送先ディレクトリは見えるのですが、パーミッションのエラーでうまく転送できません。
 755なので大丈夫だと思うのですが・・・。

 冷静に考えると、強力なftpツール、ありますね。ブラウザです。先日、ブラウザで転送した事をすっかり忘れてました。
 細かい設定がいらない時はIEを使う事にします。更に公開用ディレクトリへファイルを転送。

 確認してみると・・・前回同様、全てのページが文字化けです。
 ブラウザのエンコード→日本語、と指定すれば正しいんですけど。

 ネット上で調べました。これは、httpd.conf ファイル内の設定に問題があるそうです。
 要するに標準で英語が優先してる、って事ですよね。このファイル内の設定を変更しました。

AddDefaultCharset none ・・・なしとする事でhtml内に記述のCharsetが有効になって、
LanguagePriority ja ... ・・・jaを先頭に記述して、日本語の優先度を上げる。

 httpdのサービスを再起動して・・・変化しません。

・・・翌日・・・
 フォントの件は、私の確認不足でした、大丈夫です。とりあえず、ルータの設定を変更してみました。外部に公開開始します。
2003年10月11日
Linux環境構築、その4


 参号機の消費電力ですが、50w前後のようです。ウィンドウズ稼動時はもう少し多かったと思います。それなりに省電力ですのでハード構成は、このままとします。
 壱号機は、その倍以上喰ってます、多分。


 ファイルサーバ、SAMBAを動かそうとしてるのですが、うまく動いてくれません。
 これは根が深そうなので、ひとまず見送ります。

 perl/CGIを動かしてみました。
 Linuxの本に書かれているテスト用ファイルを作成したのですが・・・動きません。
 別マシンから実行すると「・・・見つかりません」の表示
 参号機上からは「Found」の表示、となります。記述が何かおかしいようです。

・・・その後・・・
 動きました。原因はパーミッション。単純でした。
 CGIで何か動かそうと思いますが・・・掲示板やカウンタ位しか思いつかない。準備してみます。
2003年10月19日
Linux環境構築、その5〜SAMBAで繋がる!


 perl/CGIは検討中断しています。
 何故なら、ファイル転送でLinux-Windowsと交互にマシンを操作するのが面倒でしたので。頻繁にVGAコネクタ抜き差しして壊しそうですし。

 で、ファイルサーバSAMBAの設定を確認していたのですが、ウィンドウズ側からホスト名すら見えない原因が分かりました。
 WindowsXP側(壱号機)の”インターネット接続ファイアウォール”でした。このチェックを外すと一気にリナックス側(参号機)のディレクトリ名まで表示・・・感動しました。SAMBAでアミーゴ。

 接続できない際に色々調べて入手した情報。

エクスプローラのフォルダオプション設定画面。

 この”簡易ファイルの共有を使用する”って設定は使わないほうがいいそうです。何か中途半端な感じもしますし、今回も推奨の文字を無視してチェックを外します。



 そして本題。
 参号機のウェブ公開ディレクトリを壱号機で操作したいので、一旦参号機側でSWATを使い共有設定。
 壱号機側に期待したディレクトリ名が表示され、一般ユーザ名/パスワードで確かに参照できるのですが・・・ファイルの操作ができません。

 ???ひょっとして、root権限じゃないとダメ?
 ftpやVNCでは直接操作できないのが判明していますが・・・SAMBAでも?

 壱号機、一旦ログオンし直して、root/パスワードを入力すると・・・拒否されます。パスワードが参号に届いてない様子です。
2003年10月21日
Linux環境構築、その6〜Windowsから書き込み!


 ウィンドウズからリナックスのファイル書込ができず、3日間程悩みました。
 原因は、「ディレクトリの所有者」でした。

 所有が管理者だと当然書けません。
 ウィンドウズ側からログインしてるユーザの所有にしました。
 色々と余計なものを疑って、結局ここでした。

 ファイルのアクセス権が怪しいとは思っていたのですが・・・そうです!
 10年程前にunixを少し触っていた私ですが・・・すっかり忘れてました。

 unix系OSのファイル管理、元々がネットワーク上での操作を考えてあるので強固ですね。
 考え方、概念さえ正しく理解していれば、非常に単純なのに完璧です。
 Windows(MS-DOS)との大きな違いを改めて実感しつつ・・・設定変更後は正しく書けてます。

 これで自宅サーバwebページは気軽に更新できます。
 先日までと同様にプロバイダと同一ページを転送する事にします。同じなのであまり意味が無いのです。
 カウンタ・掲示板は動きませんが、参照時に何か発見した事があれば連絡頂けると嬉しいです。


現状の問題:

・SAMBA設定ツールSWATが壱号機上のブラウザで動いてくれない。
 ファイルは転送できるようになったので、とりあえずはこのままとします。
 色々変更かける時は、直接参号機触る事になると思いますし。

・perl/CGIの動作、フォーム入力後の動きがおかしい。
 これも、ディレクトリの所有者絡みかもしれません。調べます。
2003年10月24日
Linux環境構築、その7〜ライブカメラが気になる。


 CGIに関しては、プログラムを気軽に転送できるようになったのですが・・・あまりやってません。
 というのも、動かない時の原因がはっきりつかめないからです。ウィンドウズ上、ローカルで確認できる環境が必要です。
 以前試したアクティブパールを再び動かしてみる事にします。


 リナックスに詳しい方から本の紹介があったので入手しました。

本の右下に乗せてるのは余ってるデジカメ

 色々知っておきたい記事が満載です。
 ファイルサーバに関する記事も詳しく出ていました。動かなくなった時に読み直すとして・・・
 「お手軽ライブカメラシステム」って記事があるのです。

 リナックス対応ドライバが存在すれば動きそうです。
 ロジテック(ロジクール)製はドライバが存在するそうです。
 結局はOEMで、作ってるメーカが限られるようなので、同等品は沢山ありそうです。

 現在使用中のエレコム製カメラは、リナックスでは無理っぽいので、写真右下のデジカメを調べてみました。バンダイ製、C@Mail-F38。これはUSB接続可能でコンパクトフラッシュも入るのです。

 説明書にも書いてません。メーカのサイトには古すぎて違うモデルの写真。
 内部のA/Dコンバータ・USBデバイスチップ等の名称さえ分かれば何とかなりそうなのです。
 分解しようと思ったら、隠しネジ(シースルーボディなので見える)がうまく外せません。
 気になりつつ、これも先へ進めない状況です。
2003年10月29日
Linux環境構築、その8〜SWATが動かなくなってる!


 perl/CGIに関しては、ファイルの書き込みがうまくいってない事を確認しました。
 ファイルのパーミッションは何度も確認してるのですが・・・やはりローカルで実行確認できる環境を整える事にします。
 と思いつつ・・・

 「ひょっとしてSAMBAで設定されてるパーミッションの影響?」と思い、SWATを起動しようとすると・・・動きません。
 SAMBAは普通に動いているのに・・・。
 ???また3日程悩みました。

 この機会に日本語版をインストールしようと思い
ファイルダウンロード→展開→環境設定

 とやってたのですが、数十行に及ぶコマンドライン上での設定がよくわからず、サンプルを参考に進めましたが謎のエラーが一つ。この後に・・・コンパイル・・・エラーがあるので当然ダメでした。
 既存のSAMBAは動いてるので、このまま保留。

 先日入手した本を読んで・・・思い出しました!

 少し前に壱号機でも動かそうと思って設定ファイルを変更していた事を忘れてました。この影響です。
 ネット上で調べた情報を読み間違えてました。

 具体的には、/etc/xinetd.d/swatファイル内、
only_from = 127.0.0.1
only_from = 192.168.x.x
行追加ではなくて、
only_from = 127.0.0.1 192.168.x.x

(192.168.x.xが壱号機IPアドレス)
でした。


 参号機からは勿論、壱号機からもSWATが起動可能となりました。
一歩戻って二歩進む。
2003年10月30日
Linux環境構築、その9〜気になるソフト。


 相変わらずperl/CGI、今ひとつです。
 転送にftpは使用していませんが、気になる記事をネット上で発見したので、設定を確認。

 RedHatLinux9の標準では、ftpでアスキーモードの転送を許可してない、らしいのです。
 その噂の設定ファイル(/etc/vsftpd/vsftpd.conf)を確認。

#ascii_upload_enable = Yes
#ascii_download_enable = Yes
 確かにコメント行になってました。
 #を外しサービスのvsftpdを再起動。

 試しにcgiソースをftpで転送しましたが・・・やはり動きは同じです。
 ウィンドウズの使い慣れたエディタを使い、ネットワーク経由でファイル参照して、予め修正していたunix系の改行コードLF、(0Ah)になってるのは確認してましたので、無関係ですね。


 本を見てると、気になるソフトの紹介。
 「OS内に仮想的なパソコン環境を作り、別なOSをインストール」・・・VMware、ってのが存在するようです。
 その仮想パソコンは、殆どのハードウェアをエミュレートできるそうです。

 となるとLinux上でWindowsを動かしてみたいです。
 webサーバはapache、カメラのストリーミング配信はWindowsメディアエンコーダ、ってのが1台のパソコンで実現できます。

 更に読むと、
 「ホストOSのカーネルバージョンによって、カーネルモジュール構築が必要。」
 いきなり参号機を使うのは心配なので、以前壱号機でインストール試しただけの環境を使う事に・・・気が向いたらやってみます。
2003年11月03日
Linux環境構築、その10〜カーネル・ソース。


 壱号機のウィンドウズ・ディスクを外し、インストールしただけのリナックス環境を動かしてみました。
 早速、文字だらけのメッセージ。VGAとNICを入れ替えていた事を忘れていました。

 存在しないカードのドライバを削除するか?といったメッセージですので、従うと新しいデバイスを認識してくれました。
 その後、問題なくX起動。

 DHCPは未使用ですので、IPを書き換えようとすると・・・既存の設定が残っていて、適用されています。
 ウィンドウズの場合は入れ直すのですが、これは便利です。

 VMwareをインストールしてみました。
 本の指示に従い進めると・・・そうでした。
 この環境にはカーネルのソースが入ってません。RHLインストールCDを入れ、オートランさせてパッケージの追加を行えばいいんですね。(って事に気が付くまで時間がかかりました。)

 再びインストール実行。コンパイラがソース・ヘッダファイルのディレクトリを確認するメッセージが出ました。参考にしてる本の著者はVineLinuxのようですので、このへんが多少違うようです。
 そのディレクトリには、確かに.hファイルが多数存在するのですが・・・ここでいいか分からないけど・・・そのまま続行。

 ウォーニングメッセージ!・・・そのまま続けると、どんどん増えます。そしてアボート。
 やはりディレクトリが違ったようです。ひとまず断念。

 とりあえず参号機もカーネル・ソースは空の状態ですので、追加しときました。
2003年11月07日
Linux環境構築、その11〜再びperl/CGI。


 再びperlプログラムを確認していました。

 データ用の0バイトファイルは、"ファイルの書き込みがうまくいってない"のではなくて、"ファイルの存在を認識できない"ようです。ファイルテスト演算子を用いて返す値を確認する限りでは。
 やはりファイルのパーミッションが怪しいのですが、何度確認しても666です。

・・・ギブアップ気味です。
 perlにこだわらずに、PHPを使う事も検討しています。perlよりも色々な面でメリットありそうですし。
 同じ現象が出る可能性もありますが、PHPも使ってみたい気もします。

 それと、コンパイルが必要ですが、C言語でもCGIが動かせるようです。コンパイルする分、高速化が期待できますが・・・まずはPHPにします。
つまり、進んでません
2003年11月12日
Linux環境構築、その12〜PHPの前に。

 PHPの本を入手。
 PHPは、リレーショナル・データ・ベース(RDB)と密接な関係にあるようです。
 MySQLを先にインストールしようと思いました。

 ところが、最新版をダウンロードして、コンパイル前のコンフィグレーションで、うまくいってません。当然makeも起動しません。(前回のVMwareと同じパターン)
 本では古いバージョンでの説明ですので、同一バージョンを使っても同じでした。

・・・悩む事2時間・・・
 RedHat9について書かれてる本を読んで、分かりました。
 既にパッケージが存在してました。これを入れればいいわけです。
 この本にはPostgreSQLで説明されていますが、MySQLもありましたので、インストール・サービスの開始。

 でも、この先の設定方法が全然わかりません。
 何処にインストールされたのかも・・・じっくり調べてみます。
2004年01月24日
Linux環境構築、その13〜カメラ。(その7の続き)


 Linuxで使えるUSBカメラを探してみました。
 本に載ってるのがロジテックのQV-31なのですが、比較的古いモデルらしく、店頭で同一品を発見できませんでした。
 また、新しいモデルは値段高いです。探してたQV-31ってのも高そうです。

 他、色々と物色したのですが・・・店頭で見てる限りでは中身(使用チップ)が分かりません。
 一旦、web上で、チップについて情報を探しました。


OV511
 RHL7.2で認識できるそうです。RHL9には当然大丈夫です。
 比較的古い、おもちゃっぽいカメラで使われてるそうです。
 カメラではないのですが、私の使っているUSB-TVチューナも、このチップ使用のようです。
 このカメラドライバを入れてしまうと動かなくなるそうなので、OV511チップ使ったカメラをウィンドウズ上で認識させる場合には注意します。(現状:壱号機です。)

STV0680
 最近の安物カメラでは、こちらのようです。
 これがRHL9で使えるのかが不明です。(RHL7.2でダメだったそうです。)

 現在、四号機に接続してるエレコム製、果たしてどのチップなのかも分かってません。
 一旦分解したいとこですが、毎日動かしてるので・・・ためらいます。


 下記の方々の記事を参考にしました。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/3026/linux/20020105a.html
http://www.keiren.bne.jp/linux/webcam.html
 実は、この中で出てくる、「プリン」ってカメラ、先日中古屋で発見しています。
 OV511で動く事がほぼ確定なので・・・悩み中。
 STV0680を動かす方法を調べるのが正攻法かも。
2004年01月24日
Linux環境構築、その14〜カメラ入手。


 皆様の期待を裏切らずに、早速入手しました。


左:専用台取付 右:背面、黄丸がUSBコネクタ

 これが「プリン」です。付属品全て揃って税込\2,730。
 名刺サイズかと思ったら、銀色の部分がCDの直径と同じ長さで、結構大きいです。
 爽やかな色ですが、変なデザイン。
 レンズの回りの透明な部分から覗くと確かにOV511チップが確認できます。

 先日まで予定していたロジテック製と、クリエイティブ製はフィリップス製のチップだそうです。こちらもLinux動作可能との事なので、もし入手したら試したいと思います。


 早速ウィンドウズ上で確認する事にします。いきなり参号機を使います。Linuxだけでなく、Windows98も入ってますので。
 OS切り替えの再起動時に念のためBIOSのUSB項目を確認。使えます。

 カメラからケーブルが延びてるのではなくて、コネクタが付いてます。
 USBケーブル継ぎ足し延長ではなく、使用したい長さのケーブル接続ができますので、付属品ではなく、手元の3m位の物で接続。
 本当は5mで試したいのですが・・・細かい事は後にします。

 ドライバを入れ、専用アプリケーションを入れ実行すると・・・

ウィンドウズ上でリアルタイム画像が出ました。
中古品の動作確認、OKです。

 何も触らないと快適動作なのですが・・・
 原因がよくわかりませんが、このツールの動作が非常に不安定でした。
 編集タブをクリックした瞬間、ブルースクリーン。

 このWindows98環境、例のUSB-TVチューナのソフト一式入ってました。
 後から消したのですが、状況が変わらず。

 あまり深く調べなくてもいいかな、と思いながら再起動を繰り返していたのですが・・・
 心の準備が出来ていないまま、Linuxがブート開始!

 仕方ないので、そのまま起動させてみました。
 ハードウェア項目を見ると、omniのwebcamとして認識しています。
 「不明」って文字も見えますが、まあ何とかなりそうです。

 で、Linux上で動くソフトですが、「Video for Linux」、現在では多くのディストリビューションが標準で(v4l)インストール済み、と本に書いてます。
 と言う事は・・・
 ターミナルから xawtv と入力してみました。

いきなり画像が出ました!OKです。

 リアルタイムで取り込んでいました。約1秒程タイムラグがありましたが、問題ありません。
 このv4l、色々な機能がありますので試してみます。
2004年01月25日
Linux環境構築、その15〜エンコード/ストリーミング・ツール検討。


 本来、画像データの符号化(エンコード)とインターネット経由の配信(ストリーミング)は別々の機能ですので、そのへんを多少意識して書いときます。

 現在稼動中の四号機、ウィンドウズ・メディアエンコーダ(以下WME)は、エンコードだけでなくストリーミングサーバも実現しますので非常に便利で動作、画質も問題なしです。

 Linuxでも色々なソフトがあります。
 その多くが商用使用しない限り、無料で使えるようです。

他にも沢山ありますが・・・検討したエンコード・ストリーミングソフト
メーカ・団体等
ソフト名称
ファイル
形式
特徴
Encode
Stream
@Apple ComputerDarwin Streaming Servermp4?マッキントッシュ等での
QuickTimeで再生
AHelix InitiativeHelix ProducerHelix Universal 
Server
rmRealPlayer等で再生
BFFmpegffmpegffserver多数ウィンドウズ・メディアプレーヤ系のasfにも対応

 @はサイトのダウンロード箇所に辿り着けず断念。使用承諾ページが開きませんでした。
 Aは一通り入れて実行したのですが、ストリーミングを開始すると、エンコーダが強制終了しました。本にもエンコーダ側が不安定と書かれています。
 先へ進める気配が無いので断念。

 結局Bを使用しました。
 Linuxの世界では有名なようで、利用している方も多く、情報が豊富でした。
 最初、最新版のffmpeg-0.4.8を使用したのですが、うまく動かず、入手した情報と合わせる為にVer.0.4.6に戻しました。
 (後日・・・リンク先の方は、現在FC1+ffmpeg0.48のようです。)

 多分バージョンの関係ではなく、設定ファイル、ffserver.confの変更箇所の問題だったようです。
 このファイルが重要ですので今後じっくり検討します。


Linux参号機で配信LAN経由での壱号機表示
(画面のハードコピーしたら画像が消えたのでデジカメ撮影)

 右下がメディアプレーヤでの再生画面、
 左上がwebページに埋め込んだasxファイルからのasfファイル再生画面です。こちらの表示、縦横比が変わったようです。ストラトが横長に見えます。

 ストリーミング完了までの時間ですが、WMEでも10秒位はかかってますが、30秒位かかってるようです。
 それと、現状では動きのあるもので確認していませんが、カクカクしてます。いわゆるfps値が悪い状況です。
 スムーズな水槽ライブには難しいかもしれません。

・・・翌日・・・
 ルータの設定変更しました。外部からのテストを行います。
 ローカルで静止画像の表示も確認しましたので、こちらも表示させてみます。
2004年01月28日
Linux環境構築、その16〜水槽ライブへの応用。


 Linux上で動いたカメラも水草水槽ライブカメラとしました。
 一気にセッティング完了。課題も残しつつです。
 未確認な事も多いのですが、運用しながら検討する事にします。

 コンテンツとしての変更箇所は「水草水槽」を見て頂くのが早いです。
 今後、現状のライブカメラマシン四号機の稼動時間を短くして節電する予定です。

 実はLinuxマシンの参号機、カメラを付けてからCPUファンの音が目立ってます。発熱量が増えて温度センサが反応している証拠です。どのくらいかは、わかっていませんがCPUの稼働率が上昇して消費電力上がってるようです。半分納得しつつも・・・残念。

 参号機を居間の四号機隣に移動。
 場所を移動させる前にカーネル2.6へのバージョンアップなんかも気になりましたが、ハマりそうなので行わない事にします。

 先日まで使用していたUSBケーブル、3mでは届きませんでしたので4mを使いました。
 四号機カメラのUSBケーブルは1.5m+2mで実質3.5m、これよりも多少余裕があります。
 カメラの配置場所に関しては、後日再検討します。

 参号機の配線をひと通り済ませ、四号機のTFT画面を借用して電源を入れると・・・
 Xが起動しません!直前で画面が落ちます。
 色々悩みました。(画面が出ないと苦戦します)
 唯一の違い、CRT→TFTとなった事を検出してくれないのです。CRTとTFT、どちらも同じメーカ製(飯山)なんですが・・・ウィンドウズのPnPの便利さを再確認。

 一旦参号機を自室に戻しCRTに接続、画面の項目でTFTの型番に・・・全く同一型番が無いので似てるのに設定してシャットダウン、再び四号機隣へ。
 比較的小さい、ブックタイプPCなので運搬が楽です。

 出ました。
 冷静に考えると・・・いわゆる「変更した項目は再起動するまで反映されません」って事を元に、変更すればいいだけでした。

 参号機カメラの様子を四号機から確認すると・・・見えません。
 この接続のまま壱号機からアクセスすると・・・見えてます。
 これは例のhostsだろうと思い、ファイルを開くと、確かに参号機のIPを設定していません。
 追加しました。しかし、現象変わらず。
 隣に置いてるパソコンからだけ見れない、ってのも不思議なんですが、何かで塞がれてるようです。詳しくは後日。
2004年01月29日
Linux環境構築、その17〜ライブカメラ品質向上計画。


 カクカクしたり、止まったりします。
 内部のネットワークで既にそうなので、トラフィックの混雑等は無関係ですので、設定を調整していきます。

 ffserver.confファイルの主要な変更箇所を書いときます。
 必要な方はダウンロードして下さい。(最適値かは分かりません)

@asf形式固定化
# Real with audio and video at 64 kbits
rmファイル用のストリーミング・タグを削除しました。
 これで動きがスムーズになりました。

Aビデオビットレート増加
# Bitrate for the video stream.
VideoBitRate
64→256にしました。

Bフレームレート増加
# Number of frames per second
VideoFrameRate
3fpsで実行していたのですが、カメラ自体の性能は30fpsでした。
20fpsだと停止する場合があり、15fpsでOKでした。

この状態でAを64にすると、これも停止する場合があるので256とします。

Cグループ・オブ・ピクチャ減少
# If non intra only, an intra frame is transmitted every VideoGopSize
# frames Video synchronization can only begin at an I frames.
VideoGopSize
mpeg2の圧縮に関する項目らしいです。
数値が大きいと開始に時間かかるので減らしました。
12→3

 明るさ・コントラスト等はxawtvの設定ですが、こちらは後日行います。
 これで様子みます。
2004年04月10日
Linux環境構築、その18〜CGIでのファイル読み書き。


 以前動かないと悩んでいた、perl/CGIでのファイル読み書き、原因が判明しました。
 ファイルのパスです。
 同一ディレクトリに存在するファイルでも ./nnnn.txt ではダメなようです。
 と以前拓海サンに教えてもらってたのですが、私のフルパス指定が間違ってました。

 てっきりurlアドレスかと思ってたのですが、perl言語が動作する際に必要なパスです。
 Linux内部のディレクトリを指定すればいいわけです。
 つまり・・・
/var/www/cgi-bin/nnnn.txt
と指定するわけです。
 分かってしまえば非常〜に単純。

 現在動かしていますが、今度は改行コード絡みで不安定な動きをしています。
 参考にしたプログラムはウィンドウズ系perl向けになってるようです。
 ある程度見直しかけましたが、現状バグだらけです。
 気が向いたら、修正します。

 これで、自宅サーバ参号機のperl/CGI動作が正常な事を確認できました。
 今後は別なものを動かす予定です。画像掲示板とか便利そうですね。
2004年07月08日
Linux番外編 ウィンドウズとの共存。


 実験が必要だったため、とあるノートパソコンにウィンドウズとのデュアルブート環境を組んでみました。
 30GBディスクを20GB/10GBに分け、20GBにRHL8、10GBにWindows2000と予定しました。
 リカバリーディスクのノートンゴーストで一瞬にしてウィンドウズは完了しました。

 そしてリナックス側、ブートローダーはGRUBにしよう!と思ってたのですが全自動で待つと・・・MBRが上書きされて、ウィンドウズも起動不能。
 インストール中に予想してたので、すかさずW2KインストールディスクでMBR復旧。

 GRUB設定方法の資料が見当たらず、NTローダ側を利用する方法を試しました、が失敗。

 本にLILOでの説明が出てました。Win98-RHL7.2でうまくいった実績ありですので試すと・・・成功!この後GRUBでの設定方法も発見しましたが、今回はこのままとしました。

 ウィンドウズ側はイントラの接続も完了してwwwが見えたので一安心。
 リナックス側は困った事に、ここのイントラのセキュリティ対策を突破できす。


この時点で・・・失敗。ピンチです。さいさい。


 というのは、今回の任務は「Xウィンド上でフリーのTTFフォントを入れた場合、どうなるか?」って事なのですが、フォントデータ、数メガバイトあります。
 ウィンドウズ側でダウンロードしたフォントファイルをリナックスで参照するには、FATパーテーションがあれば双方から自在に参照可能です。気が付くのが遅すぎました。

 リカバリでインストールしたW2KはNTFS、これを共有させるのは未知の世界ですが、調べてみました。
 VNCサーバとかVMWareって手もありますが、確実な環境を作るには遠い道に感じました。
 ファイルシステムが違うだけで、物理的には同じ場所にあるディスクですし。


 実は可能でした。詳しくはこちら。
WindowsのNTFSでフォーマットされたドライブを参照する方法

 FedoraCore1での記事でしたが、確認してみると・・・
 NTFS用ドライバは、カーネルのバージョンが今回インストールしたRHL8のデフォルト版からの対応のようです。何とかセーフ。

 カーネルバージョンで微妙に違う代物、危険な香りがしますが、入れてみるとばっちりでした。
 ただ、リナックス側からNTFSに書き込みするのが怖くて参照専用でしか使ってません。


 フリーのフォント、色々探してみました。
 個人的には、ペン習字している方の手書きフォントが気に入りました。ウィンドウズとXで見え方が全然違うんですね。

 Xのフォントサーバ、xfsで色々苦戦したのですが、苦戦したまま諸事情で中断しましたので、今回はここまでです。気が向いたら別環境で続行します。
2004年07月17日
Linux環境構築、その19〜カーネル・リビルド。


 水槽ライブカメラの設定ファイル、一部エラーメッセージ出力が気になるのと、画質が劣化しているので、ビデオ・フォー・リナックス、v4lを入れなおしましたが、変わらず。

 カーネルを更新する事にしました。
 現在のバージョン確認、uname -r の入力で・・・現在 2.4.20-8 です。
 まずは、2.6にはせずに、2.4の極力新しいレビジョンにしたいと思います。

 カーネル・ソースをダウンロード。
http://www.kernel.org

 2.4.26に27のパッチをあてました。
 #make xconfig
 で、カーネル・コンフィグレーションツール起動、現在悩んでいる、xawtv だけをyにして、残りはデフォルトで更新。勘違いしてなければ、少なくともxawtv は新しくなるはずです。

 そしてコンパイル。
 #make dep
 #make clean
 #make bzImage
 ここまででも結構時間がかかりました。
 不安になってきたので、参号機の正面に扇風機を用意。

 モジュールのコンパイル。
 #make modules
 #make modules_install
 #make install

 2時間以上経過しましたが、まだインストールまで達してません。modulesのとこが非常に長いです。
 3時間後・・・完了。
 リブートすると、GRUBに新たなカーネルの項目・・・27のパッチが効かず26です。
 この際、起動できれば、どっちでもいいです。実行してみると・・・完璧です。
 以前の設定は全てそのままです。
 ここまで全て完璧だと・・・

 やはりそうでした。xawtv このバージョンは3.81のままで新カーネル2.4.26上で動作中のメッセージが出ますが・・・エラーメッセージもそのまま。
「v4l-confにいくつかのトラブルがありますが続行します。」
(バイナリファイルなので内容までは、確認できません。)
・・・エラー部分も完璧に受け継いでました。
 そして、別件なのですが、
 先日ffmpeg側の設定を変更したため、カメラが途中で停止するようです。(多分解決済み)

 また、ライブカメラの画質、CPUパフォーマンス落としてる事とも関連ありそうです。
 ここ数日、25%と少し上げていたのですが、62.5%としました。殆ど初期値です。
2004年08月07日
Linux環境構築、その20〜調子に乗って更にカーネル・リビルド。


 やはりカーネル2.6にする事にしました。

 某所で講習会を受けた人、カーネル2.6の話を聞いたそうで、その資料を拝見。
 興味がわいてきましたので、2.6でのメリットをざっと調べました。

@タスク起床時間の安定化
A電源管理(ACPI)改善。(省電力化)
Bメモリ管理、ページングの高効率化

 いい感じです。気になります。問題点も探してみました。

@WindowsXPとFedoraCore2(Kernel2.6)のデュアルブート環境でXP側が壊れる場合がある。

 多分、前回調べたNTFSへの書き込みの問題だと思います。
 大きな問題ですが、参号機のウィンドウズはWindows98/FAT32環境です。
 デバイス確認用ですが、基本的に、ぶっ飛ばしてもOKです。従って問題なし。
 急にウィンドウズが必要になったらディスク一時交換する事にします。


 バイナリインストールは行わず、今回も時間かかるのを覚悟の上でソースファイルから行います。
 実際に使用する環境下でのコンパイルが必然だと思います。(根拠は少なく直感的。)

 カーネル2.6.7ソースをダウンロード。
 2.6.8ってのも最近出てましたがテストバージョンっぽいので使わない事にします。

 前回同様の手順で進めていきます。
 #make xconfig
 今回はGUI版コンフィグレーションツールが動いてくれませんでしたが下記で動きました。
 #make menuconfig
 設定時にマウスが使えないだけで、全然問題ありませんでした。

 そしてコンパイル・・・警告が出て下記コマンドを受け付けません・・・やばい。
 #make dep

 ・・・と思ったら「カーネル2.6からmake depは無くなりました」だそうです。無視してOK。
 リナックスは情報収集命ですね。

 例によって、ここから先は時間のかかる部分ですので、続きは明日朝となりそうです。

・・・翌日
 再起動すると、カーネルパニックで停止。VFSが云々と出ます。
 再度コンパイルしましたが同一現象。
 今までの2.4.26を継続して使う事にします。
 元々の環境が使えるリナックス、こーゆー時に便利です。焦らなくて済みます。

 コンフィグレーション設定等で問題がありそうです。
 続きは情報収集してからとします。
2004年08月08日
Linux環境構築、その21〜カーネル2.6その後。(テイク3)


 リビルド後のカーネルパニックは、メッセージで判断すると、VFS、仮想ファイルシステムがダメなのです。

 つまりコンパイル前のメニュー・コンフィグのファイルシステム設定です。
 また、oldconfigで環境を引き継ぐ際、レッドハットの場合は正規のrpmパッケージからのアップグレードじゃないとダメなようです。

 現在使用中の2.4.26は、rpmを使ってませんので、この条件から外れてるわけです。
 でも設定項目が相当増えてますので、あまりコダワル部分じゃないかもしれません。


 悩んでると遠くのTVから「365歩のマーチ@チーター」・・・古い。
 「3歩進んで2歩下がる」・・・!!!閃きました!

 「1歩下がって2歩進む」
 つまり、RHL9インストール直後バージョン2.4.20に戻って、ここから一気に2.6にすれば条件を満たし、oldconfigコマンドが有効になります。

 早速やってみました。
 カーネル2.6リビルド実行、これでテイク3です。

 引き継ぐ項目はいいのですが、新規項目がデフォルトで良いのか全然わかりません。いちおうデフォルトで進めます。

 唯一、VGAだけはインテルi815eのオンチップですので矛盾してたデフォルトを変更しました。
 ここが矛盾してるってのが怪しいのですが・・・先へ進みます。
 この対話形式設定、前回も行いましたが、凄い数です。集中力が尽きます。

 ファイルシステム関連を注目してたのですが、出ないまま終了しました。
 このままビルド実行では再びカーネルパニックなのが予想されます。

 メニューコンフィグを実行。
 ファイルシステム項目を見ると・・・!
 確かに肝心な項目がモジュールインストールのみの[m]となってます。
 動かないとダメな項目は、きっちりと[*]に変更。

 すっかり慣れたので、最も時間のかかる部分では放置して外出してました。
 近所の本屋、リナックス関連が激減して情報収集できず。
 そして戻ると・・・完了。

 再起動すると・・・ファイルシステム関連は突破しました。
 しかーし、USB関連でフェイル、NICもフェイル。(もう、この時点で諦めてます。)
 挙句の果てに、Xが起動しません。画面が点滅しています。
 ここでテイク3、ズブズブと撃沈。

 コンフィグ関連を丁寧に確認する必要がある事が分かりました。・・・面倒ですね。
 不精してFedoraCore2を一気に入れる???・・・考え中です。
2004年08月09日
Linux環境構築、その22〜カーネル2.6の前に・・・FedoraCore


 カーネル2,6が気になって参号機で奮闘していたのですが、一旦保留します。
 このままだと壊しそうです。

 新しいディストリビューションが気になりました。
 手元に雑誌の付録のFedoraCore、RHL9の後継ですので、どんなものか試す事にします。
 FedoraCore2がカーネル2.6ですので、これを使うといいのですが、FedoraCoreで次期カーネルの準備を整えているらしいのです。

 今回のマシンは、壱号機+空きディスクを使います。シーゲート/バラクーダ120GB/ATA133
 常時蓋を外しっぱなしですので作業は簡単。
 と思ってたら・・・BIOS上では認識しているATAカード上のディスク、CDブート後のフェドラが認識しません。

 ATA33に接続する事にします。(今回は贅沢にATA133なのに・・・)
 気が付くとATA33のケーブル、かなり探しました。やっと発見。

 プライマリ・マスタに接続。
 ウィンドウズ環境は、ちょっと心配な噂もあったので外しました。

 インストール完了。
 ブート直後のハードウェア検出画面、御洒落です。

 開発は、レッドハット社を離れたとはいえ、開発者が継続してるようですので、GUIは全然違和感ないです。赤い帽子のアイコンもちゃんとあるので、ユーザーとしてはRHL10って感覚です。

 実は私、RHL9でup2dateがうまく動かなかったのですが、今回、ダウンロードまではうまくいってるようです。
 でもアップデート実行されていないようです。気長に触ってみます。

 インストール終えてから感じます。使う度にディスク接続しなおすの、面倒ですね。
 VMwareやウィンドウズとの共存環境、今後検討します。
2004年09月02日
Linux環境構築、その23〜ペンギン、窓の上を歩く。


 諸事情で前回インストールしたフェドラコアを消したのですが、再び挑戦。
 VMWareを使ってみました。バーチャル・マシンです。


この、何の変哲もないウィンドウズ画面ですが・・・

 参号機と違って、壱号機はウィンドウズがメインですのでアプリケーション感覚でリナックスを使ってみます。

 本の添付CDソフトをインストールしたのですが、30日無料の評価版でもサイトにアクセスしてユーザ登録し、キーコードをメールで取得するそうです。

 やってみました。
 英語だらけでしたが、商用ではなくテスト・研究です、って感じの項目にチェック入れ、無期限項目を選択できました。

 ところが、メールで受け取ったキーコード、本に付属のソフトが拒絶します。
 古いバージョンを使う理由が特にないので、メールで指定されたソフトをダウンロードし入力、今度はOKでした。

 早速起動し、ゲストOSとしてRedHatLinux項目を選択し、FedoraCoreをインストールすると・・・凄いです。
 本当にウィンドウズ上で、リナックスの例のブート画面が超高速で実行しています。

 すんなりとインストール完了。再起動は仮想空間上ですので速くて楽です。

 Xも問題なく動きましたが、VMWare-Toolってのを入れろとメッセージが出ます。これは仮想VGA等の設定らしいのです。インストールうまくいきません。
 でもXは動いてるので、ひとまず保留します。


・・・これがVMware実行中の画面です。
上にタブ表示を残していますが、全画面表示だと通常のリナックスそのものです。


 そして・・・eth0が動きません。いきなり大きな難関。
 ウィンドウズのネットワーク項目を見ると、勝手に色々書き換えてくれてます。
 あまりよく見てませんが、変なポート使ってるような気がします。
 全部まとめて、じっくり確認してみます。
2004年09月05日
Linux環境構築、その24〜VMWare設定、再確認。


 実は去年、LinuxをホストOSとしてVMwareのインストールを試み、失敗していました。
 (すっかり忘れてましたが・・・その10です)

 今回は、その逆、WindowsXPがホストOSです。
 ゲストOSは、ディスクスペースのある限り、いくつでもインストールできますので、更に別OSをインストールしてみました。詳しくはOS関連です。

 更にゲストOSをインストールした理由は、ネットワーク関連の動きを調べたかったからです。結果、VMWareのブリッジ接続、全然問題ないです。

 そしてLinuxに戻って・・・
 eth0が実行できない理由は・・・固定で割り振ったIPアドレスが四号機と重なってました。単純明快!実行できなくて正常です。

 しかし、まだインターネット接続不能。
 でも内部ネットワークは正常です。参号機の公開webページや、デフォルト・ゲートウェイで指定しているルータは見えています。

 原因は、DNS設定でした。
 デフォルト・ゲートウェイ同様、ルータのアドレスを指定して解決。

 ・・・つまり全て私の設定が悪いだけでした。VMWare、完璧です。
 速攻でup2dateしました。内容は詳しく見ないで、全て選択。
 カーネル2.4のレビジョンもアップしたようです。問題なく起動。
2004年09月18日
Linux環境構築、その25〜VMWareでのLinuxアップグレード。


 ひとまずFedoeaCore1をキンキンにup2dateしてたのですが、カーネルは2.4のままで、rpmを使って2.6にはできないようです。

 ソース持ってきてコンパイルでもいいのですが、いっその事、FedoraCore2にアップグレードする事にしました。アップグレード完了の時点でカーネル2.6となります。

 ストリーミング・サーバとして運用中の参号機と違い実験用の壱号機の仮想空間ですので大胆に不精できる方法を検討してみました。


 まず、FedoraCore2が手元にありませんのでFedoraProjectからダウンロードして入手。
 Fedora3ってのも進んでいるんですね。TESTの文字が見えるので今回見送ります。
 DVD用のイメージもDLできますが、インストールするマシンを選ばなくて済むCDイメージで入手しました。(実は私、DVD-R書き込み環境が無いんです)

 FC2-i386-disc1.iso〜disc4・・・全部で2.1GBもあります!

・・・気長にDL・・・

 途中放置もしてましたが、ADSL/8Mbps環境で数時間かかりました。

 ダウンロードしたファイルですが、ISOイメージです。
 これをCDに書く場合は・・・と調べていたら、
 VMwareの機能で、これをこのまま仮想CDドライブとして設定可能でした。便利。
 ここの参照ISOファイルを切り替えるとCD交換、って事になります。

 早速やってみました。
 仮想CDブートが必要ですので、ブート時のVMWareロゴ表示中にESCキー押下。
 BIOS画面のようなブート切替メニュー表示、ここをHDDからCDに切替。

 インストール画面!バックに大きな2の文字がありますのでFedoraCore2のインストールイメージ、確かに読めてます。

・・・アップグレードを選択し放置・・・

 無事インストールが完了したのですが、書き換えられたブートローダ、GRUB画面を見ると、以前のカーネル、つまり2.4が消えています。
 FedoraCore2自体が2.6ですので、2.4は非対応だとは思いますが、もしアップグレードに失敗してると、ちょっと厄介です。

 今後、参号機で実行する場合は、ハードディスク全体のバックアップしてからとします。
 (今のところ、現状維持でやらない予定です。)


 ブラウザを開き、ネットに接続すると今まで通りですので、既存環境は継承してました。OKです。早速up2date。無事最新環境です。

 FedoraCore2インストールCDを作成しておこうと思い、ISOイメージの書き込み方法を調べてみると・・・私の使っているB'sRecorderGoldでは、ウィンドの下部にドラッグ&ドロップするだけでOKでした。簡単。
 ウィンドの上部に入れると、イメージが展開されず単なるデータとなってしまうようです。
2004年09月26日
Linux環境構築、その26〜VMWare、賞味期限。


 VMWare評価版、期限なしだと思っていたのですが、やはり30日間のようです。残り5日間の表示。
 ライセンス購入、結構高いので・・・考え中です。

・・・その後。
 期限切れました。起動できません。

 ライセンス購入は見送る事にします。
 アップグレード実験を行えたわけですが、このまま継続使用が絶対必要なわけではないので。
 一通りの手順も分かったので、VMWareは、また別な機会に挑戦します。
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