受け継がれる職人の技術
・現在当工房では親子三代 ―祖父・磯貝 庫太(93才) 父・磯貝 實(59才) 長男・克実
(34才) 次男・剛(33才) 三男・大輔(31才) によって新しい作品を産み出しています。
・べっ甲の技術の基本であり、最も重要なものは甲羅どうしを貼り合わせる技術です。数枚の
同じような薄い甲羅を丹念に削り込みをして、水と熱によって圧着し厚みを出していきます。
特に背中の甲羅にあたる茨布というぶちの柄の素材は,天然の模様で2つとして同じものは
作れない世界で一点ものです。
・現在、ワシントン条約でべっ甲は輸出入が禁止されていますが、当工房では規制前に入国
した、限りある貴重な素材を使い、一品一品丁寧に作り上げています。もちろん末永く楽しん
でお使いいただく為、加工など職人ならではの安心を提供したいと考えております。
今日も工房では素材のあたたかな温もり、軽さ、肌ざわりを追求し、
「シャッ!、シャッ!」と甲羅を削り込む音が響いています。
鼈甲磯貝 工房・事務所
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鼈甲磯貝 亀戸天神前店
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鼈甲磯貝 浅草オレンジ通り店
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