笛子に続いて中国の笛(知合いの中国土産)
漢字で書くと土偏に「員」で、
日本語読みなら「けん」、中国語読みなら「シュン(xun)」らしい。
外見は壷に穴を開けただけのような感じ (音孔を塞げば花瓶や徳利としてもつかえそうだが…)。 楽器の構造としてはオカリナの歌口がないものというところか。 極めて単純な構造の土笛。
今回入手したのは一般的な10穴のものだが (但し、音孔は9つで1つは吹孔)、 同時にもらった教則本によると他にも様々な種類のものがあるらしい。 …あるらしいのだが、私には中国語は読めないので詳しくはわからない。
見た感じで「横笛と同じように吹けばいいのだな」と勝手に解釈していたのだが、 音の出るポイントが異なるようで、 思ったほど簡単には音が出ない。 音孔を全部塞げば空きビンを吹くように簡単に音が出るのだが、 音孔を空けていくにしたがって音の出るポイントが狭くなっていく気がする。
というわけで、ただいま練習中。
多少曲っぽいものが吹けるようになったらサウンドファイルをアップする予定。
ちなみに、 運指に必要な孔の順番は以下の通り。
正面(一番上の写真)から見て、 左下(右手)から第一孔、第二孔、第三孔、第四孔。 右下(左手)から第五孔、第六孔、第七孔。 裏側(上から二番目の写真)から見て、 左側(左手)が第八孔、 右側(右手)が第九孔となる。