2015年8月9日(日)〜10(月)
富士山(3776m)トレッキング


場 所 静岡県、山梨県
アクセス 自宅>本庄児玉IC>須走IC>須走多目的広場P>須走五合目
トレッカー 自分、妻、長女

2015年8月9日(日) 晴れ
 今年の夏休みは、とうとう日本一の山、富士山に挑戦です。もっとも、自分は独身時代に一度、登っているで、正直、また登りたいという山ではないのですが、家族として国内3000m級制覇を目論んでいるので、今回、挑戦することにしました。日程はお盆休みに入る前の日、月曜日。ルートは事前調査の結果、比較的空いていそうな須走ルートにしました。
 自宅を朝の6時半に出発。初日は七合目に泊まる予定なので、いつの山登りに比べるとゆっくりとした出発です。

途中、圏央道と中央道の合流で渋滞に嵌りましたが、ほぼ予定通り、10時に道の駅すばしり近くの須走多目的に広場に到着。ここに車を置いて(駐車代1,000円/回)、シャトルバスに乗り換えて五合目に向かいます。

バス停(駐車場から50mほど下)に向かうと、バスは発車したばかり。次は10時半とのこと(1時間に2本)。20分近く待つようなので、タクシーにするかと見回してみても、1台もいない。ここって、富士山だよね!? バスを待っているのも自分達しかいない!仕方が無いので、バスを待ちました。
 思ったよりガラガラに空いているバスに30分ほど揺られ、11時に須走五合目に到着。ちょっと、曇っていて富士山は見えません。それよりも、五合目ってもっとにぎやかところと思っていたのですが、ここ須走五合目は閑散としていました。富士吉田五合目のにぎやかさが異常なのか?

 登山口前で、富士山保全協力金を一人1000円払って、いざ出発。


 しばらくは、樹林帯の中を進みます。途中何人かの下山者とすれ違いましたが、はっきり2つのグループに分かれますね。ひとつは、「登ってきました!!」という感じの人たち。もうひとつは、「もう、ヨレヨレ」という感じ。この差は何なんだ?


 六合目近くになると、木々の高さが低くなり視界が開けてきました。この雲の彼方に富士山があるはず。って言うか、ここ富士山なんですけどね。
 六合目を過ぎた辺りから、雲が切れ始め、山頂が見えるようになってきました。

 振り返ると、いつの間にか、雲の上に出ていました。ひゃーっ、気持ち良い!!!。

 予定通り、3時に七合目 大陽館に到着。今晩はここに泊まります。受付を済ませ、大部屋に行くと、6人で使うところを3人で使って良いとの事。混んでいなくて助かります。

 早速、談話室兼食堂に行って、ビールです。テレビには甲子園が映っていましたが、山小屋で甲子園を見ると、ほんと夏だなぁ〜と思うのは私だけでしょうか?
 夕方、外に出て雲海を見てみると、富士山の稜線の影に半円の虹が出来ていました。これって、稜線の所に立てれば、ブロッケン現象になるのかな?

 5時から夕食です。ハンバーグ定食に豚汁。豚汁とごはんはお代わり自由。実はここ大陽館の料金って、富士山の山小屋の中では高額なんですが、お代わり自由の豚汁を食べれば納得です。水が貴重な富士山で、汁物のお代わり自由はありがたいです。3杯お代わりしてしまいました。

 夕食後、また外に出てみると、雲海に富士山の陰が映っていました。影富士というやつですね。いろいろと面白いものを見せてくれます。
 8時ごろ再び外に出てみると、満天の星でした。雲海が出ていると下界の光をさえぎってくれるのですが、今晩は、雲海が十分でないようで、下の方は明るくなってしまいました。(写真をクリックすると大きな写真が見られます)

 山頂側は、小屋の光がまぶしいです。  東側には雷雲があり、時々光っていました。
明日は、4時に出発するので、そそろそ就寝です。

8月10日へ

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