2014年9月18日(木)〜9月20日(土)  
槍ガ岳(3180m)トレッキング


場 所 長野県
アクセス
&
ルート
【初日】本庄児玉IC→安曇野IC→沢渡P→上高地バスターミナル⇒槍沢ロッジ(泊)
【二日目】槍沢ロッジ⇒水俣乗越分岐⇒天狗原分岐⇒槍ガ岳山荘⇒槍ガ岳山頂往復
      ⇒ヒュッテ大槍(泊)
【三日目】ヒュッテ大槍⇒天狗原分岐⇒槍沢ロッジ⇒上高地→沢渡P<帰路>
トレッカー YMSKパパ、YMSKママ

2014年9月18日(木) 現地:曇り
8月に行った大滝山では、静かな山登りと小屋を堪能しましたが、天気が散々だった為、いまひとつ不完全燃焼。そんな中、小屋で会った方からの槍や剱の話に感化されたのか、妻は俄然、槍への挑戦を口にし始めました。とは言え、8月の天気はイマイチ。紅葉の季節になると小屋は激混みするので、9月の連休の合間(平日)に休みを取って行く事を計画。子供たちは当然、学校なので留守番。なので二人だけでの山登りです。
 決行日は9月18日〜20日の二泊三日。上高地から入り槍沢を経由した往復のルート。当初は槍沢から天狗原を通り、南岳、中岳、大喰岳、そして槍ヶ岳と一気に4座の3000m級ピークハントも考えましたが、妻の脚力を考慮すると、中岳辺りでビバークする羽目になりそうなので、素直に槍ヶ岳だけの往復ルートとしました。ただ、槍ヶ岳での宿泊は、槍ガ岳山荘ではなく、燕山荘グループのヒュッテ大槍に泊まることにしました。
 出発の1週間前の天気予報では曇りの予報でしたが、18日に近づくにつれ天気は良くなる方向へ。テンションも上がっていきます。


自宅を4:20に出発。沢渡大橋駐車場には7:40に到着。3日分の駐車場代1500円を払い、準備を整えバス停へ。丁度バスが来たので上高地バスターミナルまでの乗車券1250円を購入し、バスに乗りました。平日なので、ガラガラ。

上高地バスターミナルには8:20に到着。登山届けをポストに入れ、出発。少し歩くと河童橋が見えてきました。正面に穂高連峰が見えるはずなのですが、残念ながら、雲がかかっていて、上の方は見えませんでした。でも、大丈夫、雨じゃなければ、OKです。

上高地から横尾まではスニーカで歩けるような平坦な道。しかもほぼ1時間ごとに、明神、徳沢と休憩ポイントがあるので、とても歩き易いです。
 まずは、最初の休憩ポイント、明神。9:25に到着。


10:25 徳沢に到着。ここのキャンプ場は気持ち良さそうです。



11:40 横尾に到着。休日だともっと多くのハイカーがいるのでしょうけど、平日の今日は、チラホラといる程度です。
 橋の向こうは、涸沢、穂高方面。自分達は橋を渡らず、沢沿いに歩いていきます。そして、ここからが本格的な登山道の始まりなので、中休止を取り、軽く腹ごしらえ。


槍ヶ岳と蝶ヶ岳の分岐は、当然、槍ヶ岳の方に向かいます。

13:40 「もうすぐ、槍沢ロッジ」の看板。


13:50 槍沢ロッジに到着。ここは沢沿いの山小屋なので、水が豊富(無料)。しかも、おいしい水です。水筒には自宅の水道水を入れていたのですが、決してまずい水道水では無いのですが、ここの水を飲むと水道水はカルキ臭さを感じてしまいます。
 15:00から18:00の間にはお風呂に入ることも出来ます。石鹸とかは使えないので、汗を流して、あったまる程度ですが、疲れた体にはお湯の温かさが心地よいです。


そして、ロッジの前にあるヘリポート(?)からは、木々の間に槍の穂先が見えました!明日は、あの頂上に立つのです。もっとも、自分の場合、これまでに2回、槍ヶ岳に行っているのですが、やっぱり、穂先に立つのはテンションがあがります。ちなみに、妻は今回が初めての穂先。


17:00から夕食。暖かいご飯と味噌汁はおかわり自由。あいがたいです。
 平日ですが、以外に人がいて、夕食は2回戦になっていました。もっとも、1回ではどうしても食堂に入りきれなかったというレベルのようで、使っていないテーブルが結構ありました。 また、部屋(かいこ棚)も余裕で、ゆったりと自分が寝るスペースを確保でき、トイレから帰ってくると、場所がなくなるなんて事はありません。


夕食後、外に出てみると快晴で星が光っていました。 天の川です。槍沢は谷間にあるので、視野が狭く天の川の核心部は山に隠れてしまって見えません。残念!(クリックすると大きな写真になります)

北西側の固定撮影。いわゆるグルグルです。この林の中(下の方)に槍の穂先があるので、それを視野に入れたつもりだったのですが、入っていないようです。(クリックすると大きな写真になります)
北西側の固定撮影を始めようとした直後、、突然西側の林の中が明るくなりちょっとビックリ。慌ててシャッターを閉じたのですが、なんと、疲れて歩くのが遅くなった方がやっと槍沢ロッジに着くところでした。無理な行動があったのか、予想外のアクシデントがあったのかよく分かりませんが、自分らも気をつけないとと思った瞬間でした。(明日につづく:下の「NEXT」をクリック)

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