2011年8月17日(水)〜8月19日(金)  常念岳、大天井岳、燕岳縦走(二日目)

2011年8月18日(雨のち曇り)
AM4:00起床。相変わらず雨が降っておりご来光はまったく期待できません。AM5:00から朝食なので準備していると、同室の方々は荷物をまとめてさっさと行ってしまいました(百名山制覇、祈ってます)。こちらも今日は約5時間の行程なのでしっかりと朝食をとりAM6:00に小屋を出発しました。
今回新調したパタゴニアの青のレインウェア。バッチリ水をはじいてくれます。本当はレインウェアが不要な天気に登りたいのですが。。。。 横通岳から常念岳方向。雨は小雨になってきましたが、相変わらず、槍、穂高は雲の中。常念岳の山頂も見えません。そういえば、昔の映画で、「愛は霧のかなたに」というのがありましたが、まさに「槍は霧のかなたに」という感じです。
横通岳を過ぎ、東天井岳へ。雨は止んできたのですが、風が強く、次から次へと雲が流れてきます。休憩時にはコーヒーとおやつといきたいところなのですが、このような天気ではそれもままならず。そこで、秘密兵器マウスオーバー)。即効性があるようで飲むとすぐに力が沸いてくるような感じです。残念なのは結構重いです。何個も持っていく気にはなれません。

東天井岳を過ぎた頃、出ました!。居ました!雷鳥です。ほとんど岩と同じ色なので、ズームUPするとカメラのモニタではどこに居るのか良く分かりません。一応、画面中央に収まりました。

ただ雷鳥の居るところは丁度進行方向なので、ゆっくり進み始めると、雷鳥は同じ登山道を歩いて行きます。まるで雷鳥が道案内しているようにも見えますが、第三者が見たら、「雷鳥を追いかけ回している場面」となってしまうのでしょうか?
ちなみに、歩く姿が面白いのか、Kotoは雷鳥が歩くだびに声をだして笑っていました。


程なくして大天井岳と大天荘が見えてきました。
AM9:30分。大天荘に到着。周りは雲ばっかりなので、「出てこいやゃ〜」のポーズをとるKoto。
大天荘で昼食を取ろうとしたのですが、食堂は10:30からとの事。時間があるので大天井岳を往復することにしました。

AM9:54 大天井岳山頂に登頂。某山屋(?)さんのブログに腕時計を入れて写真を撮っていたので、それを真似てみました。しかし、この時計では時間が分かりにくいかな?
再び大天荘に戻り食堂へ。目当てはこのインディアンランチセット(カレー、ナン、サフランライス、チャイ、フルーツで1200円也)。
山小屋の昼食って、うどん、そば、ラーメン、カレーが定番ですが、ここはかなり充実しています。さすが燕山荘グループ。

AM:11:20に大天荘を出発。雨は止んでおり、時々雲の切れ目から日が差し込みます。
大天井岳を巻いてまもなく行くと今回の縦走の中での最難関部(ちょっと大げさ!?)、鎖場です。岩は濡れていなかったので特に問題なく通過。これなら、大キレットも問題ないか?
だんだん雲が薄くなり明るくなってきました。かなたには燕山荘、燕岳、そして縦走路が続いているのが分かります。やっぱり縦走は、こうでなくては!。しかし、相変わらず南方面には厚い雲があり、振り返っても槍は見えません。むかしのドラマで「振り返れば奴がいる」というのがありましたが、今日は「振り返っても槍はいない」です。

PM1:20 大下りの頭に到着。大天井岳からの道のりが良く分かります。

コマクサの群生。しかし、なぜ、このような環境の厳しいところに咲くのでしょうか? 何の実かわかりませんが。
蛙岩を通過しかし、なぜ、蛙なのか??

燕山荘がかなり近くに見えてきました。

<NEXTへ続く>

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