ストリートマジック用 リアホイールの取り付け
< 能書き >
アドレス110と同系のエンジンを搭載するストリートマジック。
オフ的要素を取り込んだこの車体は、太目のタイヤが魅力的。
太さは120〜130とハイグリップタイヤも豊富なクラスです。
アドのブルーの車体にマッチするゴールドと深いリム。
そしてENKEIのエンブレム。
カッコいいんだな、コレが♪
< 目 的 >
外観的要素が一番ですが、
外形の大径化により最高速を少し伸ばしてみたいと思います。
< チョイス >
< チョイス >
今回、私がチョイスしたのはコレ。
ストリートマジック用 リアホイール(ゴールド)
そして、タイヤはダンロップTT91GP 120/80-12 です。
アドのノーマルは100/80-12ですので、
外径では2サイズアップです。
タイヤのホイール装着は、ビートを落とすのがタルイので
友人のオサミー家で経営するスタンドでチェンジャーを
借りてしまいました。
(作業環境提供 Special Thanks <株>河原商店)
< 内 容 >
< 比較 1 >
ノーマルと並べるとこのくらい違いがあります。
ノーマル外径:約465mm
ストマジ外径:約500mm
です。
< 比較 2 >
太さはこんな感じです。
全然違います。
< 工程 1 >
リアタイヤを外すには、まず、マフラーを外します。
マフラーの外し方の解からない方は
↓↓↓ コチラ
リアブレーキシューの交換
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< 完成 >
あっさり完成です。
車体の大き目のアドにはこの位が似合いますね。
< 観察 >
クラッチケース側のクリアランスは
約3mm程度開いています。
< 問題 1 >
ここで問題発生です。
やはり流用。簡単には行かない様です。
センタースタンドを上げてみると・・・。
なんとマフラー側がタイヤに干渉してしまいます。
コレは、一度外して
この部分を切断しオフセットする様に溶接し直すしかなさそうです。
< 問題解決1 >
接触してしまうセンタースタンドの対策です。
曲げるだけでどうにかならんか?
と、思いパイプを引っ掛けて頑張りましたが駄目でした。
(あたりまえか・・)
そんな訳で、、、
一度、サンダーで切断して間にゲタを挟んで
溶接する事にしました。
コレで、ゲタの分オフセットするので
タイヤに干渉しなくなるはずです。
< 問題解決2 >
ってな訳で溶接完了。
ちなみに、下駄となった部分は、友人の会社の作業場に
転がっていた、スチール製のぶっといボルトを適当なサイズに
チョン切った物です。
< 問題解決3 >
取り付けて見ました。
いい感じでタイヤとのクリアランスを確保しています。
マフラーにも干渉せず、完璧な仕上がりになりました。
コレでセンタースタンド生活が復活できます。
< 問題 2 >
次の問題は、タイヤのセンターズレ。
コレはかなりの重症です。
写真はノーマルタイヤの状態です。
< 問題 3 >
ストマジ用のホイールは同じクランクケースでも
太いタイヤを履いてもケースに干渉しないように
マフラー側にオフセットして設計されています。
写真で解かるように、ノーマルの位置から
約10mm程度マフラー側にタイヤのセンターがズレてしまいました。
< 問題 4 >
ふと気付いたのですが、フロントタイヤのセンター。
実はノーマルでもズレていました。
コレはリアタイヤに合わせての物だと予想されます。
数値にして約5mm。
リアのセンターズレを補正するにはコレがヒントになりそうです。
< 注意事項 >
マフラーを外す作業が伴いますので、
走行直後や機関動作中の作業はお避け下さい。
新品のタイヤは初期の100km程度は非常にグリップ力が低い状態です。
無理なコーナリングなどは避けしっかりと皮剥きを行いましょう。
< 使用する材料 >
・ストリートマジック用 リアホイール
・ダンロップ TT91GP 120/80-12
< 使用する工具 >
・12mmメガネ&ソケットレンチ
・6mmヘキサゴレンチ
・タイヤチェンジャー
・タイヤレバー2本
・コンプレッサー
・サンダー
・溶接機
< 使用するケミカル >
・ビートクリーム
< 参考文献 >
< インプレ >
装着後、ローテスに出てみました。
まず、外径が大きくなった事による加速の影響ですが、
さほど無いようです。 若干悪くなった感じはありますが・・・。
コチラに関しては、Ver14.×系でタイム計測データをアップしたいと思います。
センターズレに違和感を感じると思っていたのですが、
思ったほどではありません。
ストレートは問題は皆無です。真っ直ぐ走るし、変なブレもありません。
コーナー特性ですが、元々のサイズと違うのでまるっきり特性が変わりました。
アンダーステアが強めに感じます。
また、センターズレの影響がここに来て発生します。
左コーナーはハンドルが切れ込む感じ、
右コーナーは逆にカウンターが当たる感じになります。
いずれも、「危なっかしい」と言うレベルではないので、
通常走行には何等影響は無いですが、
少し攻め込むならば気を使う必要がありそうです。
この問題の対策は、追々実施していく予定です。
< 2004/02/25 追記 >
問題となっていたセンターズレ。
フロントもストマジのホイールに換装することで
解消することが出来ました。
ストマジフロントホイールの装着方法はコチラ
↓↓↓