盛りだくさんの3日間だった。1年ぶりに家族で旅行をした。前回は、下田、蓮台寺温泉。今回は箱根仙石原。
前回は、25年前。娘が生まれる前の安定期に来た。
前半は天候に恵まれ、箱根の山々を日没まで眺めていた。心配していた花粉もそれほど飛散していなかったようで大事なかった。
箱根湯本駅前のホテルでランチ。このあと和食が続くので洋食を食べた。宿について早速、露天風呂。
豪華な夕食のあとはWBCをテレビで観戦。こんなことはふだんしないから楽しいひとときだった。とくに2日目は大谷の特大ホームランを皆で見られたのはいい思い出になった。
2日目はバスに乗ってポーラ美術館へ。ここへ来たのは2005年以来。子どもたちは、まだ小学生だった。企画展「部屋のみる夢」。とてもよかった。ここでも洋食のランチを食べて森の中の遊歩道を散歩。
美術館でお茶して宿へ帰る。温泉に入りビールを呑む。観光もせずだらけて過ごす。これが我が家の家族旅行。
3日目。強羅からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで大涌谷まで登った。窓にたたきつけるような激しい雨のせいで外はほとんど見えなかった。おまけに大涌谷はとても寒く、駅の外へは出ないで引き返した。強羅まで戻り、登山鉄道で湯本まで下山。
月曜日というのに、湯本駅周辺は混雑していた。海外からの旅行客が本格的に戻ったら、紅葉の季節は大混雑になるだろう。旅行では何よりのんびりしたいので、次回の旅行もオフシーズンに空いていてるところを狙って出かける。
帰りのロマンスカー。新宿に近づくにつれ、住宅の密集度が上がる。東京が超がつくほど異常な大都会であることを思い知る。
今回の旅の途中で、子どもたちがすっかり大人になったことを感じた。巣立つ時が来た。
うれしくもあり、少しさみしくもある。
さくいん:HOME