一年の総括テキスト書くのもこれで3年目。それでは2005年を振り返ってみましょうか。
まずはサイト上と日常の出来事からです。
新年の抱負(1/1)を書いて珍しく真面目に始まったものの、スキーに行って膝痛める(1/15) CPUのオーバークロックに失敗してBIOS飛ばす(1/30)といきなり年始からハードなイベント満載。
「これからはもっと考えて行動しようと真剣に思った。多分無理ですが。」(1/30)というコメントは俺の今年一年を暗示しているかのようです。
ギャルゲーヒロイン自動生成Ver2.0が電脳遊星Dさんで紹介されたことにより普段の120倍(12000hit/day)にアクセス増加(2/15)
約2年半運営してきた中でこんな事は初めてだったのでかなり混乱してました(2/16)
2005年は今までとはうってかわって日記の記事が他のサイトに引用され話題になるようになりましたが、これがその始まりと言えますね。
また、東海高校サタデープログラムでminoriのnbkz氏と上海アリス幻楽団のZUN氏の講演を聞きに行ったり(2/19)、膝を痛めた際に借りた松葉杖で遊んでみたり(2/21)なんてこともしてました。
留年決定(正確には研究室配属要件を満たせなかった) (3/3)
あと2単位だったのになぁ。
留年決定のショック+飲み会の勢いで友人達に代理更新してもらいました(3/4)
入学手続きに伴って行われる新入生への一括サークル勧誘における禁断のビラ(3/14)もついに3年目。
今年は「ひぐらしのなく頃に」が題材でした。
その後、腱鞘炎になりかけたり(3/15)しながら4万ヒット記念企画「ギャルゲーヒロイン自動生成で生成されたキャラでゲームを企画してみよう」完成(3/18)
今になって見るとどうしてあそこまで頑張ったのかさっぱりわかりません。
そして例のごとくニュースサイトに取り上げられています(3/23)
前々からその気配はあったとはいえ、帰省したら家族みんなヲタになってた(3/27)のには本当にびっくりしました。
「あ、○○話か。作画が酷い回だ〜」
「このアニメってたまにやたら作画酷くなるんだよね〜 日本む○しばなし見たいな絵になるんだよ(笑)」
なんて妹から同意を求められてもまぁその、なんだ、困る。
5万ヒット突破(4/10)
といっても4万突破の際に例の記念企画をやって力尽きていたので、特に何もやりませんでした。
鳥人間コンテスト出場決定(4/20)もこの月。
まさか大学4年間で2回も出れるとは思いませんでしたよ。
人力飛行機サークルの禁断のポスターin「舞Hime」(5/8)
同禁断の看板in人力飛行機娘(5/29)
この手の記事を書いていて毎度思うんですが、うちのサークルは日本の人力飛行機チームの中でおそらく最高のヲタ度を誇っている気がします。なんら誇らしい事ではないですが。
そして今年の機体が初飛行に成功(5/27〜5/28)
痛いこともするけど、ちゃんと真面目に飛行機作ってますよ?
あと、バイト先で酢と間違えて次亜塩素酸なめた時(5/24)は死ぬかと思いました…
サークルで大学祭に出展する一環として、上で書いた人力飛行機サークルの禁断のポスター&看板を学内に設置(6/3)
どうみても漫研かアニ研の宣伝です。本当にありが(以下略
真面目な活動としては第2回テストフライト(6/18) 第3回テストフライト(6/25)など。
2ヶ月ほど前からこつこつと続けていたインターネット版テレホンショッキングが50サイト到達(6/15)したり、VIDEOGAMEBATONに答えたり(6/23)なんて事もありました。
Reading Batonに答えてみる(7/3)
このころはどこのサイトに行っても「○○バトン」が話題になっていると言う一種異様な時期でした。
どうしてあんなにも流行ったんでしょうね?
絢爛舞踏祭にはまりすぎて(7/8〜)生活サイクルがおかしくなったのもこの頃ですね。
人力飛行機サークルはついに鳥人間コンテスト本番(7/15)
詳しくは企画テキストにある2005年鳥人間コンテストレポをどうぞ。
いわゆる「ウェイトレス持ち」が現実に可能な事なのか実証してみました(8/10)
結論としてはよほど手首が丈夫でない限り不可能と言う事で。
いちにちめのこみけ(8/13) 行った、並んだ、買った(8/14) でコミケ初参加。
意外に楽しかったです。
その後某鉄鋼メーカーでのインターンシップで社員寮に入る俺(8/21〜)
何も無い独身寮で過ごすのは本当に暇でした。
インターンシップから帰還(9/9)
社会人の生活を垣間見れていい経験ができました。
閉幕寸前の万博に駆け込み入場して(9/14)インタビューされ、後からインタビュー映像を見返して悶絶(9/25)
…というか、これを書いている時点(2005/12)でも未だに俺の映像が残ってるんですけど。
一体いつまで保存されるんですかあれ。
3周年(10/5)の直後に突然原因不明のクラッシュによりPCが起動しなくなったのでOS入れなおし(10/8)
Cドライブのフォーマットのみで済んだのは不幸中の幸いでした。
書評右翼・書評左翼を改変したエロゲ評右翼・エロゲ評左翼(10/14)がニュースサイトに取り上げられてびっくりしたり。
書評の場合と左右の傾向が逆転していることを深読みしてくれた人なんかもいましたけど、ごめんなさい改変の際に眠くて間違えただけです。
とらのあなのFate/hollow ataraxia0時売りに行った(10/27)のもいい経験でしたね。
お陰でもう二度と0時売りなんて行きたくなくなりました。
Ragna Archives NetworkのMyRagna機能を使って俺のお気に入り属性を分析(11/11)
ちなみに日記で書いた後キャラクターが追加されたしたため、現在の頻出属性は以下のようになっています。
【頻出属性】
1. ストレートロング(7件/77%)
2. 黒髪(3件/33%)
3. 不幸少女(3件/33%)
4. トラウマ(3件/33%)
5. 毒舌家(3件/33%)
6. 家庭的(3件/33%)
7. リボン(2件/22%)
8. 箱入り娘(2件/22%)
9. 小悪魔系(2件/22%)
10. 着物(2件/22%)
11. 同居(2件/22%)
12. 強気系(2件/22%)
13. ツンデレ(2件/22%)
14. 赤髪(2件/22%)
15. ヒロイン系(2件/22%)
16. 貧乳(2件/22%)
17. ヤキモチ焼き(2件/22%)
(お気に入りキャラ一覧)
…「ストレートロング」強すぎ。自分では全くそんな気はなかったので意外な発見でした。
また、 はてなブックマークをトップページのメニューに追加してみたり(11/14) ちょっと急いで坂を自転車で上っただけで肉離れしたり(11/27)
はてなブックマークは実に便利ですね。
今までは後で日記のネタにしようと思って忘れてしまう事が良くありましたが、今はちょっとブックマークしておいて落ち着いてから一覧を見返せばOK。
とはいえブックマークのネタを集める事に熱中してしまっては本末転倒なんですが…
ニュースサイトではないですし。
そしてついにギャルゲーヒロイン自動生成がVer2.1にバージョンアップし(11/30)、開発開始時に目標としていた機能をほぼ全て実装完了。
2003年に作り始めてからこつこつ改善し続けてはや2年、これ以上の機能向上はシステム上ほぼ不可能なのでこれにてバージョンアップは終了となりました。
サークル忘年会(12/3)
毎年なにかしら騒ぎを起こしている気がする忘年会も、さすがに4回目ともなれば大人しいものでした。
…話題がついこの間バージョンアップしたばかりのギャルゲーヒロイン自動生成だったりしたけどね!!
風呂上りに焼酎水割りを飲んだ勢いで書いた合金擬人化(12/9)がニュースサイトに紹介されたりもしました。
というか、
Cr「Feの中、すごくあったかいよ……」
Ni「ずるい〜 あたしもはいる〜」
C「最初からFeと一緒にいたのは私なんだからね!!」
Fe「喧嘩しないで。みんなで…一緒に……ステンレスになろ?」
(ステンレス鋼)
等々今読み返すと本当に頭腐ってるとしか思えません(汗
と言うわけで1年を振り返ってみました。
意外に覚えていない事もいろいろあって楽しいですね。膝を痛めたのって今年だったんだなぁ。
もともとこのサイトの日記テキストは、
・日常の面白ネタ(知らず知らずのうちに遭遇・経験したもの)
・同上(俺が自分からネタになりに行動したもの)
・ネット上のネタを一つ取り上げ、それに関して長文
・本、映画、ゲーム等何らかの作品の感想
の4つが適当な割合で混ざり合ったものでした。
開設当時は上2つの割合がかなり高く、作品感想や日常と関係の無い長文を書く事はかなり稀だったんですが、今年一年でだいぶ傾向が変わって下2つを書くことが増えましたね。
昔は日常をネタにして笑いをとる系統のサイトばかり巡回していたのが、ここ最近評論系のサイトにも巡回範囲をだいぶ広げたので影響されたのかもしれません。
単純に自分の日常を切り売りして笑いを取りに行く事に疑問を感じつつあるというのもあります。
日記の題材が上記の4つで構成されるのはこれからも変わらないでしょうが、来年からは下2つの割合が増えていく事になるかもしれないですね。
それでは、次は例年のごとく心に残った本やゲームでも。
紹介したいものがたくさんあるので、「これがベスト!」と言う形で一本には絞らない事にしました。
日記での感想(1/10)
思えばこれが桜坂洋との出会い。
本作のスピード感あふれる文体にすっかり虜になり、気がつけば既刊を全部揃えてその上彼が短編を載せているからというだけの理由で小説新潮を買う(9/29)くらいの信者になってました。
来年は萌えの皮をかぶったSFな「よくわかる〜」シリーズの続刊と、「All You〜」や「スラムオンライン」の系統の殺伐とした話、両方とも読めるといいんですが。
日記での感想(10/13)
……いま感想書こうと思って2巻ラスト読み返したらまた泣けてきた。
こういうストレートな青春小説に弱くなったのは俺が年を取ったからですかね(22歳で何を言うか)
振り返ってみると前よりいっそうラノベへの傾倒が強まった1年でした。
桜坂洋に目覚めた影響がだいぶ大きいかも。
日記での感想(4/17) 偏読記の記事
とてもノンフィクションとは思えない波乱万丈の展開を実に上手な翻訳で描ききった傑作。
馬主・調教師・ジョッキー、そして競走馬「シービスケット」がまさに運命の出会いを果たし、大恐慌の余波にあえぐアメリカ全土を熱狂の渦に巻き込む様は読んでいて手に汗握るようでした。
日記での感想(8/29)
帯の
「意味はない。名誉もない。
ただ、歴史という重力が、男たちを危険な深海に誘う。」
と言う文章はまさにこの本の内容を一言で表しきった名キャッチコピーだと思います。
これに惹かれたらオススメ。
上でラノベへの傾倒が強まった一年だったなんて書きましたが、おかげでラノベ以外の本をあまり読みませんでした。
来年は幅広く行きたいですよ。
日記での感想(9/10)
前半の大学サークル内ドロドロ恋愛劇も十分に面白いですけど、後半の重い話にはさらにそれを上回る破壊力が。
最終話のラスト4ページでは恥ずかしくも素で涙ぐんでました。
日記での感想(3/22) (9/21)
小説版のファンとして漫画化に抱いていた不安を全て吹き飛ばす素晴らしい出来。
なかなか続刊の出ない小説版よりもうコミック版だけでいいかも。
あと、いつコミック版が小説版に追いつくかの考察(12/16)なんてこともしてます。
本があんなに細かく分かれているのにゲームは何で一つなの、と思われるかもしれませんが80冊近く読んだ本とせいぜい10本くらいしかプレイしていないゲームの違いです。それだけですって。
日記での感想(9/30) (10/1) (10/2) (10/4) 偏遊記の記事
エロゲ架空戦記という新たな地平を開いた良作。といっても今後類似の作品が出ることはまず無さそうですが。
設定の特異さにばかり目を奪われがちですが、それを説得力のあるものとして提示する力のあるテキストこそがこのゲームの真価だと思います。
今年の抱負の達成条件を表にしてみると、
・日記は日が変わる前に更新する → ×
・日記以外のコンテンツも最低月2回、出来たら月3回は更新する → ×
・構想だけの状態が長らく続いているギャルゲーヒロイン自動生成ver2.xを年内に完成 → ○
・もっと本を読む(出来れば戦史書とラノベ以外で)そしてきちんと感想を書く → △
・賞賛を安売りしない(今年最高とか今までで一番素晴らしいとか簡単に言わない) → ○
こんな感じ。抱負の意味が無いよ。
来年は卒業研究があるのでサイトにどれだけの時間を割けるか不明ですが、やっと毎日3桁の訪問者が来るようになった今年の勢いを殺さないくらいには頑張りたいと思います。