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雲仙・普賢岳 一等三角点百名山 200名山

5月02日 ともあれ、今日はとっても快晴、でも遠望はもやの1日。
   
昨夕、カメラの電池を入れ替えたら、あいかわらずの5分の1画面ながら、10分たってもブラックアウトしない・・・・ということは電池欠だったということだったよう。ということで今日は心眼込みでこっちを使う。
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写真左:2階の部屋から西の海を見る:Oさん提供  中:朝食:Oさん提供    右:小浜温泉の海抜数mの交差点を右折

標高数メートルの地点から1000m超まで車で移動。グネグネ曲がる道をひたすら登る・・・。
標高700mの雲仙温泉を過ぎ、さらに登ると仁田峠への道でゲート。賛助金100円なりを払いさらに登る。カーブを曲がるとその先には雲仙が。ついた1070mの峠、「登山客はご遠慮ください」とあるが、堂々と入り口近くに駐車。 
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写真左:野岳の稜線上のカーブからの平成新山           右:ロープウェイ下駅からの平成新山 

身支度を整え、出発。ミヤマキリシマはところどころ開花。ロープウェイ駅には色とりどりが咲いている。その2階で登山ガイドを入手し、ひとしきり写真を取って出発。
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写真左:入口の看板とロープウェイ上駅    中:まだつぼみのミヤマキリシマ     右:色とりどりの開花

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写真左:ロープウェイ下駅前広場の案内  中:同箇所からあざみ谷下流を俯瞰     右:少し下って新山を見上げる

道は、・・・・下り。三つ葉ツツジがいい感じで咲いている。
下りきるとあざみ谷の休息地点。
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写真左:あざみ谷への下り道          中:見上げる妙見岳            右:あざみ谷休息地点

ここから緩やかなのぼりを進む。振り返れば、妙見岳らしきが見える。
結構急になってきた道を進み、紅葉茶屋と書かれた標識だけの分岐点に着く。
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写真左:階段の道・花咲く道              中:樹間に妙見岳             右:紅葉茶屋の標識

一息ついてさらに2分ほど登り、鬼人谷入り口の分岐に着く。ここから、普賢岳の山腹を巻く水平道のはず。たまには急登だったりする。
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写真左:鬼人谷入り口の分岐      中:見上げる国見岳・・・登りたいが・・・  右:たまには上りの図

が、20分ほどで西の風穴着。涼しい環境を利用して、日本全国の蚕の卵を保管していたそうな。朽ち果てた石積みがあるが、ここも保管する小屋跡との記述。
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写真左:西の風穴付近の案内         中:西の風穴         右:西の風穴 手をかざすと涼しい風が当たる
写真提供:全てOさん

少し進むと日陰にヒカゲツツジの黄色い花。まあ日陰だからあたりまえと思っていたが、この先の状況を見るにつれ、考えをかえる必要に。
さらに進むと、案内看板。ここには「ヤマグルマ」というトリモチの仲間があるが、KTさんのいうラピュタの木の意味がいまいち理解できず。北の風穴。柱状節理の岩でできた穴が空いている。
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写真左:ヤマグルマの木 岩にしがみつく根っこの様がラピュタの木? 中左:そのヤマグルマの解説盤  
中右:北の風穴 柱状節理の壁が見える  右:穴の壁の解説

その先の鳩穴の別れでしばし休息。Nさん提供の金柑を食べたり、かすんだ有明海を眺めたり、谷向こうの三つ葉ツツジの赤紫、白いうつぎを撮ったり・・・。
少し戻ったところから平成新山を眺めてみたり・・・。
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写真左:晴れていれば見えたであろう山々の説明看板。今日は天気は良いが・・・・まったく見えず。
   中:かすんだ有明海を眺めたり   右:少し戻ったところから平成新山を

20分ほどゆっくりし、ここからは一方通行と設定されている道を登る。登るにつれ、新山の姿が良く見えるようになる。
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         写真左:途中からのながめ、                 右:立て岩近くからのながめ

20分ほど登ると、立て岩の眺めにつく。2−30m先の立ち入り禁止区域には、白い煙が濃くなったり薄くなったり。
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写真左:立岩の案内看板          中:立岩の眺め 写真提供Oさん        右:白い煙 

立岩の高みから眺めると、普賢岳方向が眺められる。が、山道が樹木で覆われていてどこを通るかはっきりしない。
しばらくながめていると、先行の2人が、見えたり隠れたりしながら進んでいるのがわかる。結構歩きにくそうな道?
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赤線は見渡せる山道、赤破線は山陰の山道。 赤線上で撮影した写真のダイジェストを掲示。@Aの箇所も同じ。

10分ほど遅れて追いかける。道はしっかりしているものの、岩の上をポンポン飛んでいったり、上下したりのところがあり、意外と時間がかかってしまう。
日当たりのよいところに黄色い花が目立つ。なんだろうと思って近寄ると、ヒカゲツツジの群落。こんなお日様がカンカンでりのところでも咲くのかと考えを変えざるを得ない。
その先の霧氷沢に立ち寄るが、ここも黄色の出迎え。新山方向は岩ゴロゴロで視界がさえぎられ眺めが悪い。まあ、迫力があるとするのかも。
道なりに先行者を追いかけるが、誘惑多数。秩父宮殿下登山記念碑に登ろうとするが、壊れかけたチェーンが邪魔するし、山頂直下のお宮では祈願中の方がいたりして。
そこから30秒登り、やっと山頂、二人に追いつく11:42。今山行3つ目の1等三角点百名山登頂。恒例の写真を撮り、昼食準備。
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写真左中:普賢岳山頂から新山ドームを                     右:霧氷沢方向の日影ツツジを俯瞰
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写真左:山頂から妙見岳方向      右:普賢岳の西側の高見からのカルデラ壁(妙見岳〜国見岳)の眺め)


まずは湯を沸かし、ドリップコーヒーを堪能。ついで、プラドンブリ容器にチキンラーメンを置き、湯をかけて、1分。ついでに昨日仕入れたジャコテンを乗っけて。「ジャコテンのほうが大きい」など好不評の中、おいしくいただく。
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写真左:ジャコテン入りラーメンの図:KTさん提供   中:炊事中の図:Oさん提供 
                                      右:KTさんのコーヒーで乾杯の図:KTさん提供

約50分ほど滞在12:40出発。急傾斜をただただ下る。所々滑りやすいところもあるが、12:57無事に紅葉茶屋に降り立つ。
いったん、登って鬼人谷入り口の分岐から今度は左手方向に進む。国見岳の右手には鬼人面様の岩がぽつんと。
樹木が切れたあたりで、4−5人の初老婦人団体とすれ違い、そこにある花の名前を「マムシ草」と伝えると、「ひゃー!」といってたじろいでいる。
引率の男性曰く、「お前さんがたは、いつも名前だけ(今回は「マムシ」らしい)に反応して怖がる。もっと実物を確認してからにすれば!」との苦言。納得、納得。
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写真左:紅葉茶屋への急降下        中:鬼人谷入り口からの鬼人面様の岩   右:先を進む3人の図

3人とかなりはなれたので、急いで登る。国見岳は岩登りがあるようだが、時間もなくなってきたのでパス。
13:18稜線の国見岳分岐で追いつく。
ここからロープウェイの上駅までの稜線は、普賢岳&新山の配置が刻々と変わり、あちこちで足が止まる。
その様子を時系列に並べて見ると・・・・・・。
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このカルデラの山稜歩きは、立ち止まっていたり、休憩したりなので、国見岳分岐から実際に歩いた時間に変換すると、
おおよそ、写真上左:、歩約1分 上中:約7分 上右:約10分 下左:約13分  中:約15分 下右:約20分となる。
わずか20分ほどでダイナミックな変化が眺められる事に。
撮影実時間は、写真上左:13:21 上中:13:31 上右:13:34 下左:13:41 下中:13:50 下右:14:15 

13:43妙見岳に着くと神社があり、その脇に山頂への道が続く。13:47山頂でまたまた撮影会&餌補給。新山のオベリスクの根元付近がかすんでいたが、噴煙?
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写真左:稜線途中から俯瞰した鬼人谷   中:妙見岳から俯瞰した紅葉茶屋分岐   右:同拡大図

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写真左:妙見岳から最大拡大の溶岩ドーム         右:同じく普賢岳山頂 下側のクリーム色はヒカゲツツジ

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写真:妙見岳から新山の眺め。左下手前の緑のピークは普賢岳 
左上写真群:山稜の花・妙見神社・妙見岳山頂の標識
中写真群:普賢岳のピーク下部にあるヒカゲツツジ、横長画は、 国見岳〜鬼人谷〜普賢岳の肩の眺め


そこから先、ゆっくりと撮りつつ進み、14:09展望台に着く。ここにはロープウェイで上がってきた方々が多数。眼下にはロープウェイ、仁田峠と駐車場、池の原、雲仙温泉の町並みと鴛鴦の池が見渡せる。
Oさんによれば、新山の右手には、昔の山体と火砕流の流れた跡との境がみえているらしい。

14:15下山。途中ロープウェイの籠を撮ったり、ながめたりしつつ14:37駐車場着。顔を洗い、靴を脱いで足先を開放。靴下のまま島原アイスを買いに。
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写真:展望台からの平成新山の眺めと案内看板  
左上写真群:展望台から駐車場&雲仙温泉を見下ろす:写真提供:Oさん
左下写真群:駐車場での一こま   :写真提供:Oさん
右辺写真群:今宵の宿と夕朝食、近くの猫耳山(=正確には武雄高校裏手にある御船山):写真提供:Oさん

15:00頃、今宵の武雄温泉近くの宿をセットし、Nさん運転で出発。
最初は順調な道取りだが、途中から怪しくなる。細くくねくねの山道をひたすら下る。ナビの拡大・縮小をすると、稲妻マークに見える。
そのうち、道幅は車の幅+アルファに。Nさんも大変そう。後で確認すると、この道が距離的には最短ルート。本来は、小浜温泉に戻ったほうが時間的には早かったよう。
ともあれ、運ちゃんは慎重にすすみ、国道57号線に合流。ナビ情報の渋滞を気にせず、ひたすらルート沿いに。
諫早ICから高速に乗り、大村湾の夕景をながめつつ北上。長めのトンネルを抜け、嬉野を過ぎて、16:57頃武雄北方ICを降りる。
前方に猫の耳山を見つつ、KTさんはこの近くに泊まった時に見たとかの話を聞きつつ、17:05過ぎ、今宵の宿:九港福亜武雄保養センター(みなと荘)に到着。

夕食は18:00からとのことで、急いで風呂に入り、明日のルート確認して、定刻より15分ほど遅れて食堂へ。
ビンビールにて乾杯。いつものとおり、ワイガヤやっていると周りの方々が食事を終えていなくなり、19時前には我々だけに。
早々に切り上げる。明日の朝食が8:00。ちょっと遅いので、朝抜きとしようとしたが、KTさん交渉で7:30〜に。

特にすることも無く、早々に就寝する羽目に。航空機内に持ち込めないガスボンベ2本をこの宿での有効活用を依頼する。




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