2012年07月23日 下からは杭とハンマーを持ったロッジの小屋人が登ってくる。手すりが壊れて動くので修理に来たとおっしゃる。せめてあと5分早く治しておいてくれたらと思いつつもハシゴの途中で情報交換。 治っていないのはこの手すりだけで今日中に直し、明日は倒木2本を撤去の予定だとか。 階段下に15:48着。そこには小舟があり、ここまで湖上を来たよう。さて登り返し。ゆっくり進み、15:53、4つのハシゴを登り切る。実に膝に来る。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:対岸から見た登りハシゴ15:42(ハシゴを下る前) 写真中:小舟、 写真右:登り途中15:49 それからも高巻きがなんどかあり、そのたびに「階段登り」と「ぐるり回り」と「階段降り」をする羽目に。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:ちいさな上り階段15:59 写真中・右:16:06派手に崩れた岩場の所は直接道がつけてあった。 16:15やがて最後の沢を渉り10分ほど一休み。渉った先の登り口がわからずもたつく。しばらくうろついてさがすと、沢を流れてきた土砂が目印を隠していた。いちおうケルンを積んではおいた。 やがて水平道から大きな巻き道になり、登りが始まる。かとおもうと、こんどは半島の先に向けて下ってしまう。この辺りは更に登って尾根筋を乗り越えれば道をショートカットできるのだが・・・。ともあれ先端に下りきる。そこから数分進むと、前方に小屋が見えてきた。 写真左:大きな大きな回り道。画面中央に下り階段の手すりが見える16:38 写真右:渡し船16:52 16:52足元に真新しい渡し船を見て、ほんの少し登って16:54小屋に着く。 缶ビールで一息ついた後、名水の沢(歩7分)に水汲みに。旧小屋跡にはブルーシートが10mほど敷かれている。 昨秋この辺りが震央の地震でできた地割れ隠しとのこと。最大5cmほどの幅があったようだが今は見えず・・・・・。 写真左:左から1/4の当たりにひび割れ、写真中:ほぼ真ん中を上下方向にへこんだところがひび割れの痕跡。 小屋のかみさんに聞くと、冷蔵庫は6mでなくて2mぐらい移動したとのことであった。 18時頃、当小屋の主人の知り合いが早月小屋から到着し、宿泊客は合わせて2名。 食後、ビールや持ち込んだ焼酎とさっき汲んできた名水を飲みつつ、3人で登山道談義。 今年は対岸の「平の渡し−奥黒部ヒュッテ」間が土砂崩れのため通行止め。従って、例年だと読売新道は200人ぐらい、上廊下遡上者は20−30人ほどが0。釣り客は行ける沢止まりの様。今の関電では4−5年は手がはいらないかも・・・と・・・・。 もっとも、読売新道の人気あり。 1)翌早朝に、とぼとぼ降りてくる人に遭遇:読売新道登りで来たが通行不可で近くの河原でテンパり帰るところだとか。 2)五色&大日の小屋でも行く予定だった方が各数名。 3)富山からの帰りの車中でも1名・・・実は読売新道を下る予定が体調不良で太郎平から下山。富山・大町経由で扇沢に置いた車回収に向かっていた。 なんやかや話が弾み、9時過ぎ就寝。お星様も多々見えて、明日が期待できそう・・・・ではあったが・・・。 コースタイム 予定(=山渓 登山手帳2010)、実績(=休み含む) 予定 :黒四ダム−ロッジくろよん−平乃小屋=0:30+3:00=3:30 実績 :黒四ダム−ロッジくろよん−平乃小屋=0:30+3:20=3:50(うち休憩0:25) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− HOME −−>山行一覧に戻る −−>越中沢岳その2(2日目)に進む −−>大日岳その1(3日目)に進む −−>大日岳その2(4日目)に進む |