その後の廃車体(秋田県)

国鉄バス

秋田県にある国鉄バスの廃車体です。
秋田県には十和田南営業所があり、十和田湖に向かう十和田南線を担当していました。ただ、信越自動車部管内だったこともあり、岩手県などの東北自動車部とは異なり、日産ディーゼルの車両が多く見られました。民営化後はJRバス東北となり、車両移動により、そういった個性はなくなった模様です。

廃車体
RU638A

撮影:ソルティドッグ様(鹿角市 2006.5.13)

JRバス東北 日野P-RU638A(1985年式)
RU638A

撮影:ソルティドッグ様(鹿角市 2006.5.13)

定期観光「おいらせ号」に投入された天井窓付きパノラマバスの廃車体です。外から見た車内の写真で、天窓のある天井の様子が分かります。車番は647-5974です。
元々は十和田北線用に作られて青森営業所に配置されていたものが、宮城ナンバーなどを経て最終的には十和田湖に近い秋田県で廃車体となっているわけです。

廃車体(秋田22い874)
LV214N

撮影:左党89号様(鹿角市 2003.3.29)

JRバス東北 いすゞP-LV214N(1985年式)

富士重工の5Bボディですが,前中引き戸という独特の仕様の長尺車です。
国鉄バス時代は北海道(札幌)で使用されていましたが,民営化直前の1987年3月に久慈営業所へ転属,そのままJR東日本(→JRバス東北)へと移籍しました。1997年まで久慈支店(←久慈営業所)で活躍しましたが,十和田南営業所へ転出し,1999年に廃車となりました。
車番は531-5572です。
(注1) (注2)

廃車体
LV218M

撮影:左党89号様(鹿角市 2003.3.29)

JRバス東北 いすゞP-LV218M(1986年式)

十和田北線仕様の前ドア車の廃車体です。二戸営業所から十和田南営業所へ転属後,2000年度に廃車となりました。
車番は531-6557です。
(撮影者によると2007年時点で撤去済み)
(注3)

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」と言う趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
(注1)
車番、移動履歴などは「北海道のバスファン」様,「左党89号」様(掲示板 2003.1.29)によります。なお,この車両の現役時代の写真は,北福岡気動車館で見ることが出来ます。
(注2)
同じくこの車両についての移動履歴をkuri様からご教示いただきました。「青森22か140」→「札22あ4275」→「岩22か2412」→「秋田22い874」です。新製時の青森配置は、最盛期の十和田北線運用でしょうか。
(注3)
この廃車体についての詳細は、撮影者による当サイト掲示板の(2003.4.13)に記述があります。
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80s岩手県のバス“その頃”