総集編、義経 3 〜2005/12/23更新


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他に削るところあるだろー!(2005/06/27_Mon)
義経第二十五話「義仲最期」
てなもんで、木曽義仲 がお亡くなりになりました。

で、源平に疎い私ではありますが、史実かどうかは別にして、楽しみにしていた話しがありました。
「宇治川先陣争い」
*梶原景季と佐々木高綱の先陣争い。佐々木高綱が勝った。

……。
思いっきり端折られていたよ。
最悪です
作中じゃ青い着物着て義経の赤に対抗するような景季の見事な負けっぷりを楽しみにしていたのに、思いっきり端折られました。つーか、アレだとあの「喜三太も強い」という描写のあったのが宇治川のアレなんでしょうか……??
喜三太ファンとしては非常に複雑な……感じがします(アレで見せ場というレベルも寂しい)。

その後、義仲と山中で別れた巴が鬼の強さを発揮。
馬上の男よりも強い、武器も持たない巴。
……昨年、鉄砲隊に一人で切りかかって勝ってしまった一さんが脳裏をよぎります。それくらい強い。いや、義経の場合は「相手がより弱い」のか。ふー。
って、こんな話削って、もっとやってくれよ!!

宗盛背景でしかない重衡の扱いとか!!

私の好みの大河にはなってくれないようです〜……とほほ。

だから結局最後まで
私好みにはならなかった。


幾松キライだったから別に端折られてよかったけど。(2005/07/04_Mon)
義経第二十六話「修羅の道へ」
といいつつ、どのへんが修羅の道だかサッパリわかりませんでした。
久々に出てきた覚日律師様が「修羅の道」がどーのとかおっしゃっておりましたが、……修羅か??
まぁいいや。

ところで、第一話からコレだけ悪態つきながらも見ているんですけれども。どうにもよくわからないことがありました。

義経……おまえ、静のどこがそんなに好きなんだ?

よくわからん。私だったら迷わずうつぼを取るがのを?(二者択一なら)
なんだか心境がよくわかりません。うつぼにだって似たような反応しめしていたような気もするし、でも、うつぼより静……がどうも圧倒的みたいだし??
史実っていうなら、もうちょっと静を魅力的にするか、義経がメロメロになるかして欲しかったなぁ? なんとも煮え切らない男に見えるよ、義経。

さて。

本編はどうでもいいのだ。実は。
来週はいよいよ、第一話でも流れた「大予告」というか、「大前フリ」というかの「一の谷」でございーます。
始まった当初ははっきり言って壇ノ浦までのどうでもいい戦いの一つに過ぎなかったんですけれども(宇治川くらいの気持ちかな?)、今では大変大事な戦いになってしまいました。コレ以降、見る気になれるのか心配になるくらいの、重大事項が……。

重衡がぁ〜……重衡がぁ〜……。。。

しかしまぁ。
大予告というか大前フリというかをきちんと消化してくるんだね、新選組! と違って(苦笑) 。

近すぎる幼馴染と、
年頃に出会った芸能人の女。
であった時期の問題ですかね?

名馬をあてがうくらいの人。(2005/07/11_Mon)
義経第二十七話「一の谷の奇跡」
第一話でかましていた大予告の回でした。残念ながら、「一の谷」なのに「二十一話」でも「三十一話」でもなく、二十七話でした。……ち。

さて。
一の谷です。
コレはもう、なんだというと……それはそれは……重衡がむやみやたらに出張ってきてくれました!! いつもはワンカット、多くてツーカットの出番の重衡なのに、今回ばかりは源氏方のメイン……はまぁ知盛でしょうがないにしても、明らかに二番手……は宗盛というかもしれないけれども、とにもかくにも重衡の見せ場です! 見せ場! 見せ場!!
弁慶のせいで捕縛されちゃったけどね。……許すまじ、弁慶!!!

で。
基本的にバカキャラばっかりのこの義経。その中で珍しくバカキャラでない部類の重衡……であるにもかかわらず、細川茂樹というだけでバカっぽく見えてしまうのは別にヒビキ兄さんのせいじゃありません。元々です、元々(偏見)。
しかしそれを差し引いても、重衡はバカじゃないほど、周りがもっとバカです。現時点で重衡よりバカじゃなく見えるのは、知盛くらいなもんです(但し平家側)。
少なくとも、義経配下の誰よりも思慮がありそうです。重衡。

そんなバカ(弁慶)に捕まってしまった重衡……来週はメインですか!? 予告ではセリフもあったし……。

ところで、せっかく馬で駆け下りて一の谷を攻め落としたのに、馬使いの喜三太には出番がありませんでした。ショックー!!!
宇治川(だろうか?)では馬乗っていたのに……。何で今回義経の馬引きの役だったんでしょう……。するすみくらい乗せてやれよ!! 義経ぇ〜!!!

するすみというお馬さん。
源平嫌いなのに何で知っている??

脚本しだい。(2005/07/18_Mon)
義経第二十八話「頼朝非情なり」
この回で、義経の登場人物のうちの数少ない「頭のいい部類に属する」人物が減ってしまいました。……頭がいい、とは語弊があるか? 思慮深いというか……「相対評価でも絶対評価でもバカに分類しにくい人」が減った、そういっておきましょうか。

義高です。

この作中での義高は、他の義高は知らないけれども、ずいぶんと よろしく描かれていた人物の一人です。彼は与えられてしまった選択肢の中では、とっても思慮深く、すばらしい方向に選んできていました。この脚本では、義高は最後「選択の余地なし」に周りから追い込まれてしまった風に受け取れてしまいます。
今回、タイトルにある「非情」とか書かれていますが、頼朝は(コレを見る限り)「義高と大姫、何事もなければこのまま」という雰囲気で見てしまいましたよ?
うん、俺が頼朝なら、義高斬首はしょうがないにしても、口の軽いバカ女中を先に斬首するな〜、と本気でしみじみ。

今回はそういうわけで、頼朝、そして義高株がとっても急上昇、ストップ高で取引終了してしまいました。

さて、本日のメインはここからです。
前半の主役!! 重衡!!!
この人も『義経の登場人物のうちの数少ない「頭のいい部類に属する」人物 』です。
今回は本気で、頼朝までに「殺すには惜しい人材」なんていわれる始末。
しかも何でだか重衡、コレが……いい芝居するんだよなぁ〜。……ええ、それはもう完全120%、欲目です(自覚症状あり)。

その間! その台詞回し! その表情!! その抑えた演技の中での重厚感!!! うーん、どれをとってもすばらしい。単に演出サイドの演技指導だ? いやいや、たとえそうでもその通りできる役者なんだよ! いないよー? こんな人なかなか(暴走気味に欲目)。

ストーリー的には、先に記したとおり「殺すには惜しい人材」 ということで、伊豆だかどこかに幽閉というか流されて、殺されずに捕虜生活です。

……。
そうかー、ここで重衡は山か何かで修行して、鬼になるのか。竜笛から太鼓の撥に持ち替えて、ドンドコドンドコ……。で、影武者と入れ替わって、ホンモノの重衡は鬼となり大活躍! ヒビキ兄さん!! 映画に続く!!!(だから映画は戦国だって……) いやー、楽しみだなぁ

こちらの映画もあれであれでした。

下克上!(2005/07/25_Mon)
義経第二十九話「母の遺言」
重衡が出てこないとあらかじめわかっている回が、これほどつまらないものだとは思ってもみませんでした……。本当、重衡ばかりおっていたのがよくわかりました。自覚して痛感。げふんげふん。

さて。
歴史上の人物では、大層人気があるらしい義経ですが、源平嫌いもあいまって、私には非常に(今まで) 印象の薄い方でした。
輪をかけて薄かったのが、地元の英雄(か?)、源頼朝。「1192(いいくに)つくろう鎌倉幕府」は知っていても、それがなんなのかサッパリ知らないわけでして。
今回の大河では、義経は……ま、頼朝の買い被りってことで(ヒドイ)どうでもいい存在のままだけれども、頼朝の株というか認知はものすごく上がりました。

何で義経の株が一向に上がらないままなのか。
コレには理由があります。
散々書いていますが、とにかく部下というか郎党が全員バカ。 コレが一向に評価の上がらない要因のすべてです。

ま、優秀な部下がいれば、こんなことにはならなかったんでしょうけれどもね。
個人レベルの戦術才能があっても、やっぱり必要なのは参謀なんだなぁ。と、感じずにはいられないです。義経。

だから下克上起こされちゃうんでしょうか、喜三太に。視聴率

優秀な参謀を登用する
裁量がなかった義経。
そこが敗因ですかね?

一日遅れどころか二日遅れ。(2005/08/02_Tue)

昨日は自分自身の暴走が止められず、義経をぶっ飛ばしましたが。
あの本はもっとステキに暴走していました。ステキです、カリスマ。

さて、今日はコレでようやく第三十話「忍び寄る魔の手」に参りましょうか。

しかしまぁ、OPでいきなり俺様の出鼻をくじいてくれましたよ。
義経陣の軍議に……喜三太の姿がなぁい!! ぬぅー!! 一番家来なしになに会合開いてンじゃ〜!! と、いきなり怒り心頭。門前でうつぼ押しとどめの役回りで、ちょっとだけ安心したが、本気でぶちきれそうになってしまった。
ほら、もう重衡出て来そうに無いし……(つーか、次に出番があったときはそれこそ最後です)。

とはいえ、これ以外にどんな話があったのか、いまいちよく覚えていなかったりしますが。とにもかくにも、歴史に「if」は無い、とはよく言いますが、これは物語としてとらえますので、どうしても言いたい「if」があってしまうのです。

この大河の中の役で言うならば。(他の源平はよく知らないので)
カリスマ魅力の義経を旗頭にして、頼朝が参謀での源氏ができたら……。

相変わらずの参謀不足に泣きたくなります、そして急速に興味が薄れます、義経。(御贔屓キャラの重衡が……)

そういえば来年の大河は、話の主役が女参謀じゃないですか!
いやー、来年が楽しみだなぁ〜。

参謀大好き。
でも、新選組! では参謀ではなく
源さんでしたねぇ。


もう一つの反響の多い番組。(2005/08/04_Thu)
「頼朝」……もとい! 「義経」はさておき、大河ですが。
いよいよ「功名が辻」のワキを固める役者が出揃ってまいりました。

主役は仲間由紀恵と、演技に不安な配役ながらも、山内一豊に上川隆也さんと、ステキ配役。その上、徳川家康役に西田敏行さんだとよ。……吉宗!?
すごいのが織田信長役を舘ひろしさんだそうで。なんか……どういうつもりなんだろう(笑)。

ただ、コレなら見る気が俄然上向き! って感じですよ!!
この際千代は、眼鏡かけてツインテールで、父ちゃん(養父)宇津井健でやってほしいところです。

楽しみ♪

ファンに言われちゃオシマイだ。(2005/08/08_Mon)
義経第三十一話「飛べ屋島へ」
実は驚いてしまいました。
いつもどおり、真面目にキャストを見ていると……(お気に入りキャラが出るかどうかをチェックするために)。

アレ!? 弁慶がいない!!??

定位置(二人目)に弁慶の名前が出ませんでした。
うっかり見逃したのか(前半で気になるのは喜三太だけだから)、それとも、出てこないのか。
うーん、弁慶の出てこない義経もそれはそれでいいな……と思っていたら。

頼朝が出ないでやんの。

つまり、主人公の次に偉い役者が陣取るはずの「最後に名前の出る役者」が、弁慶だった。
もっと平たく言えば、頼朝も清盛(回想)も秀衡も出ないわけです。
ああー、もうなんかガッカリ。当たり前だが重衡もでなくてがっかり。
最近見る気の失せている私としては、キャストでいきなり出鼻をくじかれてしまって、ますます見る気が失墜しまくってしまいました。

さて。

私と違って、純粋「義経」ファンとして一生懸命毎回見ている母なんですが。
……今日に限って、本編鑑賞中からなにやらあくびを連発。私じゃあるまいし、なんて見方してるんだ、母!! と、本編終了後ヒトコト。

今日はつまんかかったわ。

去年の「新選組!」 より面白いと言っていた母。
オダジョー一さんみたいな御贔屓キャラはいなくてもドラマとして愛していたはずなのに、そんな視聴者をもあきさせる本日のつくり!! どうした、義経!?

と、思ったら。
今日の話って、「義経」がメイン過ぎて、鎌倉の話も平家方の話もほとんどなかったんだよね。「義経」陣営って、弁慶がラストになるくらいの雑魚役者しかいないからドラマとしての画面にあまりにも緊張感が無いんだよね〜?

好き嫌いじゃなくて、画面とかシーンの締まり具合を左右する役者ってもんがいるわけですよ。それが「義経陣営」にはいないんです。
ほら、平家はいくら嫌いでも「時子」は画面を締めるし、「知盛」に「宗盛」は安心して見ていられる。鎌倉様に北条父娘はやっぱりウマイ。

ドラマ全体として、義経陣営の話は多くても「五割」で抑えてくれないと、ファンも疲れてしまいます(笑)。

ちなみに。
コレ以降は「ファン」と私に公言した
母まで。
おざなりになっていきました。


翼・17歳(しかも数え)。(2005/08/15_Mon)
義経、ええーっと……第三十二話「屋島の合戦」か。
いつもならスムーズに、というか、↑の話数やタイトルを書くために、「義経サイト」なんてわざわざ開かないで、記憶もしくはこのレビューを書くためとかじゃなくって、趣味で見所やツッコミどころをメモでわかるんですよ(もちろんレビュー参考にするためでもあるけど)。
↓こんな風なので。俺メモ。
写真じゃわかりにくいけれども、一応A4片面一枚埋めるくらい、下手したらそれじゃおさまりきらないくらい、毎回毎回飽きもせず、好きでやっていたから書いていたわけだ。

重衡が出なくなって、明らかに分量は減ったけれども。それでも書いたわけだよ。

ところがだ。

先週、ついに痺れを切らして、一行だって書かなかった。いや、書こうとすらしなかった。
結局中身はファンだって疲れさすくらいだ、そりゃ新選組! よりいまいちだと思っている私なんてもしも書こうとしていたって、一行書けたか書けないかだ。

今週もはじめっからあきらめていましたよ。
つーか、先週に引き続き、二番目のキャストが弁慶じゃなかった時点で見る気が萎えましたよ。ああー、今週もろくな人が出ないのか、と。

でもね。今週は那須与一が出るって言うじゃありませんか!  ……畜生、コレがあったゆえにみないわけにいかないじゃない。
はぁ……と、萎えるヤル気を無理矢理奮い立たせたものの、好き嫌いは別にして、画面をビシーッと締めてくれる役者が、相変わらずほとんど出無い。そりゃそうか、だから弁慶がラスト役者なんだもんなぁ、と。
悪いが喜三太は、周りがバキッと締まっているからこそ、出てきて出番が嬉しい! っていうレベルの人であって、「でてくりゃそれで満足」って人じゃないんだよ。ここが難しいねぇ?

やっぱりなんだかんだいって。

元々私自身ドラマを見る人間じゃないんだけれども、いざ、ドラマを見るとなると。
主人公はどうでもいいよ? 看板なんだから、アイドルだって、ただきれいなだけだって、話題性だけだって、とりあえず「止め絵だけでも美しい人」でさえあれば。この際はっきり言うぞ? 演技なんて二の次だ。最低、アップに耐えられる顔の造作の人なら、誰だっていいよ。
……ま、コレも意外とハードル高いんだが。
そうじゃないのなら、もうビシッと見るに耐えうる役者としてすばらしい人をもってこいってことです。

でもね?

結局はわきを固める役者が問題なわけよ。
えらく見やすいよ? 鎌倉なんてのは。中井貴一に財前直見に小林稔侍だ。好き嫌いは別にして、いい役者がそろっている。
それなのに主役の周りには本格的にろくな「役者」がいない上にバカばっかりだ。コレじゃ駄目だよ?

もう来週は与一だって出やしない。ま、出たところでもう魅力は無い。
本格的に見る気なんかひとっかけらも存在しねぇ。
そう思ったけれども。

次回予告を見たら、なんですか? あれは??
原田芳雄ですか??
そうだよ、こういう渋めのいわゆる演技のうまい役者でビシーッとわき固めするといきなり画面と話は多少演出が下手だって締まるんだよ!!

いやー、来週も見ちゃうのかな? この人のために(笑)。

原田芳雄にもうちょっと出番があったらな。
一話きりとは思わなかった。
なんですか、あれ。
番外編ですか??


計らず先走り!(2005/08/22_Mon)
義経第三十三話「弁慶走る」
再来週がいよいよ「壇ノ浦」なので、はっきり言って今週なんかどうでもいいはずでした。
先週の義経レヴューなんて、ヒドイもんだったし。 「原田芳雄が出るから見る」なんてとんでもない理由で、今週視聴しようとしていたわけですが。

一週間で劇的な変化が起こりました。
とんでもなく「ああ! もう今週の義経は絶対見なくちゃ!!」というとてつもなくでかい動機ができたんです!
でも、コレは先週、きちんと次回予告を見て、ついでにHPでシッカリと予習したからこその視聴動機です。

先週、旅に出かけたんですけれども。
途中、電車の待合の関係上空き時間ができた駅がありました。
そこが、紀伊田辺。
JR紀伊田辺駅
ここはなんと……
看板。南方熊楠が一番!?弁慶生誕の地、らしいのです(伝承上、というか、義経伝上、ですか?)。

もちろんそんなこと、源平に疎い私が知るはずありません。本気で単なる偶然です。
しかも、ここに来てはじめて知ったけれども、原田芳雄……もとい、湛増って、弁慶の親父なんだね?(これまた義経伝上ね) はじめて知ったよ。

闘鶏神社に行って。
コレが闘鶏神社だ! 紀伊田辺から徒歩5分。
こんなに計らずともぐっとタイミングな観光ができて、自分でもドびっくりですよ。
ここについたときなんて、
「ああ、第三十三話の義経紀行でやるのは絶対ここなんだろうなぁ〜」
って、そんなこと考えてしまいましたよ。
ま、行ってみたところでたいしたことの無いへちょい神社ですけれどもね(ヒドイ)。

そして、本当にここでした。もう思いっきり。
紀伊田辺下車、徒歩10分。ガイドブックじゃ徒歩五分とありましたが、確かに10分くらいかかりました。ここ。

そして、もういよいよ再来週は壇ノ浦なんで、見ます!
……結局ずるずるここまで見まくっているな、私。
あ、来週? ……なんか激しく見る気は そがれまくっているけれども。

胡散臭い
「弁慶の産湯に使った鍋」
みたいなのがありました。

奈落のつなぎ(2005/08/29_Mon)
義経第三十四話「妹への密書」
前回、突然見る気が一気に回復した義経ですが、今回は一気になえてしまいました。ま、来週がいよいよ壇ノ浦なので、もうはじめから「つなぎ」要素の回なのだろうと踏んでみておりましたら。

本当につなぎで終わらすなよ、大河!!

もう、私にとって義経最大の見所は、オープニングのキャストといっても過言ではありません。もうね、コレを見ただけで気が萎えたりウカウカ楽しめたり。本当それがメインになりつつあります。
さて、今週のキャストは……

おお!!
弁慶が二人目に登場!! ってことは、我が愛しの(今ではすっかり現段階義経心のオアシスと化している)頼朝様登場!?
と思ってウカウカしていたら。

ええー!?
ラストキャストが時子ぉ〜!?

奈落の底に突き落とされるがごとく、激しくガッカリ。
今回の義経に関して言えば、完全私的見解ですが、「女はうざくて男はバカ」があまりにも多いです。たまに「うざくてバカ」なんて救いようの無い人もいらっしゃいます。

しかぁし!
次回はいよいよ壇ノ浦!!
ここでうざい女集団が皆さん、海の底の都(竜宮城?)目指して消え去っていただけます! いやー、ここまで長かった!

って。
キャスト紹介と次回予告の話しかしていないですね。本編本編。

本編はなんと!! 今までで一番!! 喜三太に脚光が!!

能子への密書運び、それにどこに前フリあったんだか良くわからない、うつぼへの恋心(?)。脚光だ!! 脚光だ!!
と思ったけどまさか……。
コレが喜三太死亡への前フリじゃないだろうな!? 壇ノ浦は乗り切っても、うつぼがらみでわけわからないうちに殺されるとかの……!!

脚光、嬉しいような悲しいような。フラグだったら、やだなぁ……。

ネタにしたくないくらい
平家の女が……。


知盛の最後……(2005/09/05_Mon)
義経第三十五話「決戦・壇ノ浦」
どこまでも源平に疎い私ですが、そんな私ですらこの義経の始まる前から知っている、ホボ唯一といっていいほどの源平イベント「壇ノ浦」がやってまいりました。
だからといって壇ノ浦でなにがどうなったかとか、どんな意義があったとか、そんなことは知りません。(←この辺は生粋の源平音痴です)
せいぜい知っていることといったら、「義経の(戦大局には全く関係の無い)八艘跳び」 と「平家の女共(コレが時子だと知ったのは大河義経を見てからです)が幼い安徳天皇と三種の神器を道連れにして入水した」ってことくらいです。
ま、この大河を見ているうちに、後者のは「幼い天皇と三種の神器を道連れにしてしまった平家のムカつくアホ女共」と、変わってしまいましたが。(すべてはこの大河への私的な感情からですので、ご了承を)

とりあえず、今大河最大の見所であろう壇ノ浦。それだけあって、エラくお金がかかっているようには見えました
えーっと。壇ノ浦全体に関する感想はそれくらいですかね?

何度も書いているように、私はひたすら源平に疎い。疎いので、「源平時代の戦のルール」なんてもんが一切わかりません。
何で景時殿が怒ったのか? どの辺が「やってはいけないこと」だったのか? そういうことが実はまったくよくわかっていません。この時代は今よりも戦についてのルールが厳しそうなので、やっていいことといけないことの線引きが難しすぎます……。
そう考えると、戦自体なんとものんきなものです。(船の船頭は殺しちゃいけないんですか? カモフラージュはOKみたいでしたけど……)
ま、今の戦争だって、ルールはよくわかんないですけれどもね(国際法で定まってますが)。

さて、第一話から楽しみにしていた「壇ノ浦での八艘跳び特撮(ワイヤーアクション)の義経」なんですけれども。大したことありません(ヒドイ……)。
メインは義経じゃありませんでした。特撮があんまり特撮特撮してなかったので……。

ここで目を引いたのが。
喜三太!! 
お前やっぱり義経の一番家来だよ!!

二週続けてすばらしい見せ場が!!

知盛対義経、義経のピンチに喜三太の投げた砂金入りの袋が!! 破れてこぼれた砂金が!!
もう壇ノ浦合戦中永遠と義経のまわりに纏わり続けるわけです。
なんだ? 義経。お前思いっきり賢者の石か何かかい?? その身から金粉を噴出し続けるとは……錬金術にもほどがあります。(絶対違う)つーか、コレが壇ノ浦メイン特撮か? うぬーん、ああ、タッキーのアップはきれいでしたよ。金粉も纏わりついてたし。

とりあえず、その後は入水が続きます。それはもう、平家の女共と同じくらい鬱陶しくぼっちゃんぼっちゃん、えらく尺を使ってくれます。ああー! 早くおわれよそんなところ。たいした見せ方もしないくせに(悪態つきまくりですね)。おいおいおいおい、安徳天皇じゃなくて影武者親王道連れかよ。でも、あの様子だと三種の神器は一緒に沈めちゃったわけか。ますますおいおい。コレだから平家のバカ女共は……(ひたすらムカついていたらしい)。

ま、コレでようやく当初の予定の壇ノ浦も見たし。
コレで義経の見るべきところはすべて見た……カナ? もはやコレまで。(ばい知盛)

とはいえ、これからはこの、ぼくの嫌い(だった)な平家の女共が出なくなるんだから、わずかながらに視聴意欲が上昇! かも知れないです(笑)。

今週は、ヒビキ兄さんではない子役時代の重衡が出てくれましたね(いや、メインは知盛回想なんだが)。
……で、ヒビキ兄さんって重衡がモデルなんだって!?(大河の重衡ではありません)
よかったよ、コレが大河の重衡ではなくって。バカがもう一匹増えるところでした。

前半は平家女に、
後半は義経主従に
どっちもバカさで疲れました。

計ったわけではなかろうに。(2005/09/12_Mon)
義経第三十六話「源平無常」
今回の放送は第四十四回衆議院選挙のおかげで、放送時間が45分繰り上げてスタートです。
前回は義経全体のメインとも言うべき壇ノ浦で、視聴率も20%を超えておりました。
しかし今回はどうでもいい話。なんだ? このタイミングのあまりのよさは??
衆院解散時にはすでに脚本はおろか撮りが終わっていただろうから、絶対放送日の予定なんてたっていないはずなのに、あまりにもタイミングがよすぎます。

なにをそんなに言うのかといいますと。見た方はご存知だと思うんですが。
今回は今までの総集編でした。

もうね、びっくりするくらい総集編。
まず驚いたのは、いつものごとく「キャスト」でございます。
ああー、今日は頼朝様とか出てくれるんだろうなー? と、半ば安心して見ていて、前半はそれほど何事もなかったんですが。途中から衝撃のテロップが!

「回想の出演者」

!! おいおい、なんだよコレは!!!
そりゃめちゃくちゃ豪華だよ!! ……いやいやいや、つーか、いつもの回想なら、キャストしたに小さく(回想)って入れるだけじゃない。いや、回想があまりに多いからまとめちゃえ! ってことなんだろうけれどもコレはいったい何事ですか!!

いやね、おかげで見る気分にはなったけれどもさぁ。
回想の恐ろしいところは……ずいぶん男臭かったり、清盛が出張っていたり、重衡が出てきたりとか、そんなところじゃないですよ〜? いいですかー?

大河のタイトルは「義経」なのに、総集編ではたいした出番が無いところですよ!?(義経家来衆含む)
……コレは本当に義経なのか?

さて、これからは……
ラスト1/4は、大河ドラマ「頼朝」が始まることに期待して、来週から見ていこうかと思うしだいでありました。

「頼朝」で一年作ればよかったのに。
それならこのキャストでOK。




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