総集編、新選組! その1 〜2004/12/13更新


← 文章へ。

←← TOPへ。


2004年一年間、大河ドラマ「新選組!」を観続け、
それを日記に書き続けてきました。
それの総集編です。

全部を四つに分けて書いたという脚本家の意思に合わせて、
総集編もなんとなく四分割してあります。サイズ重いし。

● 総集編、新選組! その1 :  多摩編 ●
● 総集編、新選組! その2 :  鴨編 ●
● 総集編、新選組! その3 :  風雲編 ●
● 総集編、新選組! その4 :  落日編 ●

今まで勝手なネーミングしてましたが、
ここも脚本家の意図に合わせてみました。
分割は間違っているかもしれませんが(笑)。

なお、NHK大河「新選組!」関連へのアクセスは
閉鎖された二〇〇五年一月末までで、
新選組! HPへのアクセスは一応全てはずしておきました。

何が悲しいって、源さんへのオマージュがみれなくなったことです。


あることないこと。(2004/01/15_Thu)
−第一回:黒船が来た−
久々に大河ドラマの視聴率が良かったそうじゃないですか(初回のみ)。すごいな、SMAPって。
てなもんで、意見も出尽くしたと思われる新選組!(「新撰組」表記じゃないんだ……)の話です。

わたくしは新撰組に詳しいというほど詳しいわけでもないし、まったく知らないというほど無知でもない、いわゆるどっちつかずの人間です。そんな目から見ても、
「江戸界隈で、桂小五郎と坂本竜馬と近藤勇(土方歳三込み)が知り合い」
というのはなんともぶっ飛んだ設定だと思われます。でもね、どうせドラマだから、コレでいい。賛否両論でしょうけど、私は賛成派です。大体今まで大河でやってた幕末もの、暗すぎたよ。コレくらいはちゃけた設定で香取慎吾という暗く取れない人間が主人公なんて、斬新でいいじゃん。
久坂玄瑞の顔写真。コレが池内博之だ!
でも、ちょっと許せないところも有る。それは……
久坂玄瑞が……池内博之って所かな…………? って、こういうこというのがオタクなんでしょうか?(尊王派ってわけでもないが)

ま、この時代の人は、人によって写真が残っているからどうしてもイメージが鮮明にあるっていえばあるよなぁ〜。

結局視聴率がよかったのは初回のみでした。
その後はもう、記録的な低迷加減。
平均視聴率17.4%。
ま、そんなもんでしょう。


賛成派。(2004/02/01_Sun)
−第二回:多摩の誇りとは−第三回:母は家出する−第四回:天地ひっくり返る−
新選組! なんですけれども、賛否両論の賛成派なんですよ、私は。
開国派と攘夷派くらいの溝が賛成派と反対派にはあるのでしょうか……?

いいじゃないですか、脚本家の創作がいくら入ったって。 大筋さえずれていなければ。
ていうか、史実に基づいていないって文句言うほど知識があるわけじゃないってのもありますし、私の知識なんて所詮ほとんど誰かさんからの受け売り(つうか影響ウケまくり)でしかないんですから、とやかくなんてとても言えません。

つーか、普通の大河ドラマだと思いますけれどもね。二話あたりでは微妙にテンポが悪くて、ちょっとがっかりしていたんですけど、三話、四話と明るくて私好みに入ってきました。
もう暗くて重苦しいだけの幕末モノは いい加減にしてほしいのです(笑)。

さて。
今回の見所は……芹澤鴨。そう、佐藤浩市です。
ま、一切本編に関係ないところに心惹かれたんですけれどもね。

さて。浩市さんといえば、知る人ぞ知る……美味しんぼの実写版映画の山岡士郎役を演じたことのある役者さんです。
そんな佐藤浩市演じる芹澤鴨が……芹澤鴨が……しなびた小料理屋で鯉の洗いなんて出してます。

それが今回の究極のメニューですか!?

ちなみに、田中邦衛も辰っつぁん役で出てたみたいですね。

前半は浩市さんが光ってました。

意外。(2004/02/09_Mon)
−第五回:婚礼の日に−
女優さんのえり好みの激しい、花屋まと。です。
にもかかわらず、新選組!(一発変換できない……むきー!!)では、嫌な女優さんが出てきません。いや、むしろ好きだ。あの人とたちは。……ま、まだ少ないですけれどもね。

野際陽子に沢口靖子。そしてこのたび、田畑智子。
……みんな好きだ。

……。
しかしみんな……「子」のつく名前なんですね。モーニング娘。には、子のつくお嬢さんがいないっていうのに……。

意外なことに、後半出てくる優香も
OK、OKでした。


なんでもかんでも。(2004/02/16_Mon)
−第六回 :ヒュースケン逃げろ−
賛否両論になりそうな進行で推し進めている、新選組!ですけれども、ヒュースケンさんとまでお知り会うのは、すごすぎます。
もっとも、この時代一体歴史上でなにがあったのかいまいちよくわかっていないので、なんでもかんでも主人公(今回は勇さん)に絡めてくれると、色々わかっていい気がします。脚色、万歳!!

ところで新選組って、誰が一番人気なんでしょうか?
実際にMMK(モテテモテテ困っちゃう)だった土方さんなんでしょうか? それとも、薄幸の剣士のイメージがある(吐血するし)沖田なんでしょうか? 純粋に近藤さんとかなんでしょうか?

どっちにしろ、脚本家がコンビニで二つ買って二つともそうだった井上源三郎ではないと思います。 コレ知ったとき、ひょっとしておまけの10体に8体は井上源三郎なんじゃないかと思っちゃいました。
……怖くて新選組フィギュアのおまけものが買えません。

後に花屋の心を掴んで放さなくなる源さんは、
こんな感じで日記(?)に初登場。
私の中での一番人気になるとは、
このころはまだ思ってなかったのです。

毎週まめに。(2004/02/23_Mon)
−第七回 :祝四代目襲名−
さて。月曜日は新選組!のお話を書くことに、ここ最近決めています。

前々から思っていたんですけれども、試衛館は貧乏道場貧乏道場とか言っているくせに、食客が多すぎます。
そしてこのたび、またまた増えてくれました。なんなんですか、この増え方は。ここは男塾ですか?

一度顔を見せて、二度目の登場で合流、という形がなにやら主流のようですが、こんなことをやっているとひょっとして次は坂本竜馬とか桂小五郎まで合流するんじゃないかと、心配したりしてしまいます(笑)。

どうでもいいけど、きっと、何話か前に言っていたけれども 、ご飯のおかずは今ではめざし、二人で一匹くらいなんじゃないかしら……??

結局仲間にはなりませんでした(当たり前だ)。

エンゲル係数上昇中。(2004/03/01_Mon)
−第八回:どうなる日本−
またまた増えてくれました。ふでじゃないけど、本当「まだ増えるのか!」っていいたくなる気持ちはよくわかります。

さてはて。
偏った知識とか、一部の小説とかでしか知らないので、 新選組!には困ったイメージがあります。
何人に増えようが、勇、歳、総の三人は、なんか仲良し。……別に飛べ!イサミとかの影響じゃないですよ。純粋に……純粋にどこぞの小説とかのイメージ……だと思います(あんまり自信がない)。

しかし、今回は三人が三人とも、勝手(?)にバラバラ動きすぎ、のような気もしました。どうでもいいけど、バラバラ動く人がこれ以上増えたらそれこそ、「まだ増えるのか!」って気分ですよ。

それにしても、勇ちゃんのイメージが変わるほど、外人との接触率が高いうえに、外人さんに好印象を持っているのが、なんか新鮮です……この新鮮組……もとい、新選組!。

結局最後まで仲良し三人組は
ほとんど観られませんでした。


明るい幕末。(2004/03/08_Mon)
−第九回:すべてはこの手紙−
今までの幕末モノは、とかく、暗くて何でだかやたらとまじめに作っていた。
歴史に本当に忠実にやろうとしたら、そうなっちゃうんだろうけれども、ドラマなんだから面白おかしい方を優先させていいと思います。

でもね、今回は……というか、最近。
確かにイメージは「厳格」とか、「まじめ」ってのがあるんだけれども。勇ちゃん、微妙にまじめすぎます。
ついでに歳。なんだか暗いです。

参謀山南さんが結構ライトタッチで描かれているので、そんなノリがいいなぁ〜、っと。

いよいよ京都に行くみたいですね(まだだって)。
京都行って、バカな明るさをもってもらいたいです。

サクっと山南さんのことをほめてます。
まさかこの方がブッちぎり一番人気だなんて思ってなかったです。

毎度おなじみ新選組!(2004/03/15_Mon)
−第十回:いよいよ浪士組−
新選組!のお話なんですけれども、今回気になったのは、本編ではなくラストの名所紹介でした。
ここってば、saku2並に「都下」がきている!! 熱いぜ、都下!(ここでは日野市が)

そんなことはさておき。

現存する土方の写真って、二枚あることは知っていました。でも、私は一枚しかみたことがない……と思っていたら、二枚とも同じアングルだったわけですね。ソレは気付かないはずだ……。

これってやっぱり、「俺はこのアングルが一番かっこいい!」ってことなんでしょうか? プリクラ角度に気を使いまくる子女や写真写りを気にかけるホストのように。
一枚15分とか30分とか、それにお金もかかるだろうから、ソレくらい気を使うのは…… 当然なんでしょうか?

この「新選組!」の歳にはひたすら否定的でしたが。
断髪後の短い期間の山本歳は、
写真(実物)に似ていて、結構よかった。

残るもの、切られる者。(2004/03/22_Mon)
−第十一回:母上行ってきます−
一話から見ていて思ってたんですけれども、私の浅い知識の中で、「斬られる人」っていうのがどうも第一印象がよろしくない。……途中でいくら「いいひと」風になっても、どうにも……というのは、うがった見方なんでしょうかね、新選組!。

ま、今週は特に見るべきものがなかったので、コレはコレくらいにして……

それより、今日、多分はじめてまともに見たドラマの話をしようかと思います。

フジテレビでものすごく話題になっているドラマ……そう、「牡丹と薔薇」です。プライドなんてではありません、ぼたばらです。

うわさには聞いていたけれども、一話一話がもう超星神グランセイザー並、いやそれ以上のジェットコースター展開でお茶の間の話題を掻っ攫っているという、ぼたばら

そして、たまたま見た今日……ゼッタイ全編通してのクライマックスといえるべきモノが華麗に登場!! うーん、いいときに見たな、私。
かの「真珠婦人」でも話題になった、たわしコロッケに明らかに対抗すべくそれは……
☆財布ステーキ☆ グレービーソースがけ
香世曰く、「だって、狂牛病が怖いじゃない」ですって。ナイス!! ナイス屁理屈です!! やってくれるぜ、フジの昼ドラ!!
明日、ぼたんが病院に担ぎ込まれて余命宣告されようが何しようが、全編通してのクライマックスは、間違いなく今日です!

いやー、いいときに見たもんだ。なんかコレだけで満足です。

ちなみに。
第一印象が悪くて途中でいなくなる人。
ラストはみんな、おいしかったような……?

京都へ行くのはいいのだけれども。(2004/03/29_Mon)
−第十二回:西へ!−
新選組!、いよいよ始動して京都へと向かう話になりました。
でもって、(確か)一話目から出ていて気にはなっていたんですけれども……正体が明らかに !

捨助って、架空の人物(モデルあり)だったんですね……。

話しに程よく入ってきて、かといってでしゃばらない。不思議なポディションの人だなぁ〜くらいにしか思ってなかったんですけれども、そういうことか。
てことは、この人に関しては「勇と小五郎が知り合いだった」とか、「竜馬とも知り合いだった」とかいう、いわゆる歴史の嘘ではなく、「人物自体フィクション」ってことは……いかようにも使える! ってことですよ。

今回ラストの捨吉の捨て台詞が、今後楽しみでなりません。
捨助の東海道一人旅とか、そういうアホ企画も長丁場なんでやってもいいと思います。26話あたりで(←2クール終了での番外編)。

こんな架空人物の捨助。
要所要所でとりあえずおいしい役どころでした。
びっくり!




↑ このページの頭へ。

← 文章へ。

←← TOPへ。