近畿地方(観光・高速)
昭和のバスファン・太宰様の塗装再現図は、近畿地方の観光バス、高速バスの会社。路線バス事業者と違って、駅などで写真に収めにくいため、記録の少ない事業者が多く見られます。
兵庫県
神戸観光バス
三菱 AR820(三菱重工業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
外人専用車の統一カラー。
神戸観光バスはその後、名鉄資本に入り、21世紀になってクリスタルに買収されます。
大阪府
日本高速バス
日野 RA100P(金沢産業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
名神高速バスを運行するために設立された会社で、近鉄、南海、阪神などの合弁会社。通常の観光バスとは異なる前後のスタイルや側面の固定窓など、特注ボディになっています。
白浜急行バス
三菱 MAR820(三菱重工業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
大阪〜白浜温泉間の特急バスを運行するために設立された会社で、元々南海が大株主でしたが、1970年代に南海白浜急行バスとなり、1980年代に御坊南海バス、和歌山南海観光バスに分離しました。
日本交通
三菱 MAR820(三菱重工業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
鳥取県のサワタクシーの親会社なので、カラーデザインも同じ。
中央交通
三菱 MAR820(三菱重工業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
タクシー会社から発展した貸切バス会社というのは、台数にしろ車種にしろ、他を寄せ付けない独特の展開をする会社が多いように思います。
中央交通は、その後、1970年代にはネオプランのダブルデッカーの総代理店となるなど、観光バス業界を牽引します。
三菱 MAR820(三菱重工業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
大阪緑風観光
三菱 MAR820(三菱重工業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
大阪はとバスと呼ばれていました。
都島自動車
三菱 MAR470(三菱重工業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
大阪市都島に本社を置く貸切バス専業会社。日野ブルーリボンカラーのアレンジと思われるカラーリングです。
大阪日本観光
三菱 MAR470(三菱重工業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
現在でも大阪に日本観光という貸切バス会社がありますが、全くの別物です。
東洋観光
日野 RB10P(西日本車体)
作画:昭和のバスファン・太宰様
1960年代に設立された貸切バス会社で、1966年には西日本鉄道のグループとなり、大阪西鉄観光バスと名前を変えます。
横浜の東洋観光とは全く関係ありません。
大阪神姫自動車
三菱 AR470(新三菱重工)
作画:昭和のバスファン・太宰様
兵庫県の神姫自動車と同じオレンジ色系のカラーですが、塗り分けは山陽電気鉄道と同じ。
京都府
京都近鉄
日野 RC10P(金沢産業)
作画:昭和のバスファン・太宰様
日野ブルーリボンのカタログデザインの応用で、広島電鉄とは色違い。
ヤサカ観光バス
いすゞ BC151P(川崎航空機)
作画:昭和のバスファン・太宰様
高校の修学旅行で乗り、忘れないユニークなデザイン、大変綺麗なバスと感じた。前後の窓の朱色縁取りが効いて綺麗である。比叡山のハイウエイを連想する側面曲線。(太宰様談)
京都国際観光自動車
いすゞ BC161P(川崎航空機)
作画:昭和のバスファン・太宰様
強烈な印象を与える紺とオレンジ色の組合せである。アメリカンスタイル。(太宰様談)