1960年代のスケッチブック

四国地方

昭和のバスファン・太宰様の塗装再現図の掲載は、四国地方へ。

愛媛県

伊予鉄道
日野 RB10P(金沢産業)
伊予鉄道

作画:昭和のバスファン・太宰様

鉄道と軌道を運営する愛媛県の大手事業者。
太宰様によると、「最初にバス描画した九州産交バス(の旧塗装)は同デザインで腰部が緑で上下部は朱色であった」とのこと。
使用色が違うだけで全くイメージが違い、同じデザインとは気付きませんでした。

瀬戸内運輸
いすゞ BA743(川崎航空機)
瀬戸内バス

作画:昭和のバスファン・太宰様

元々は対岸尾道の瀬戸内商船という舟会社で、今治中心にバス事業に特化。瀬戸内海を連想する緑線多用の爽やかなデザインであり飽きない。(太宰様談)

宇和島自動車
いすゞ BA741(川崎航空機)
宇和島自動車

作画:昭和のバスファン・太宰様

元船会社の子会社で側面の船旗がその名残りを明示。宇和島はリアス式多島海狭隘陸部主体運用で経営は厳しいが高知西南部宿毛までカバーしている。三原市営バスと近似の外観。(太宰様談)

高知県

高知県交通
日野 RB10P(富士重工)
高知県交通

作画:昭和のバスファン・太宰様

高知県のほぼ全域をエリアとする高知県交通。お隣り愛媛県の伊予鉄道とは色使いが似ています。

土佐電気鉄道
いすゞ BU10P(川崎航空機)
土佐電鉄

作画:昭和のバスファン・太宰様

高知市で路面電車を運行するバス事業者。競合する高知県交通のオレンジ色に対し、土佐電は緑色をメインとしています。もっとも、窓下の細線など、デザインはよく似ています。

香川県

高松琴平電気鉄道
日野 RB10P(金産自工)
琴電バス

作画:昭和のバスファン・太宰様

略称の「TKR」を矢で射抜いたデザインがユニークだったとは、太宰様の弁。
系列会社の徳島西部交通も同じデザインで、略称だけを変えていました。

琴平参宮電鉄
三菱 MAR490(西日本車体)
琴参バス

作画:昭和のバスファン・太宰様

赤青黄色の三原色を配した見栄えする塗装。青の5本線に安定感があった。(太宰様談)
丸亀・善通寺間の鉄道を営業していた会社です。

高松バス
日産デ 4R103(富士重工)
高松バス

作画:昭和のバスファン・太宰様

香川日産が出資して設立した会社で、日産や日産ディーゼルで揃えていたそうですが、1961年には琴電の傘下に入り、この後カラーデザインも含めて姿を変えて行きます。

大川バス
三菱 MAR471(呉羽自工)
大川バス

作画:昭和のバスファン・太宰様

県東部を営業エリアとするバス会社。配色が鮮やかで、イタリアのアリタリア航空を見るような洒落感を感じた。(太宰様談)

小豆島自動車
日野 RB10P(金産自工)
小豆島バス

作画:昭和のバスファン・太宰様

日野ブルーリボンのカタログカラーの展開は、広島電鉄、全但交通、網走交通など複数の事業者との色違いデザインを生み出しました。
小豆島バスには、同じデザインで紺色もありました。

四国急行バス
日野 RC10P(金沢産業)
四国急行バス

作画:昭和のバスファン・太宰様

1964年に高松〜松山間の急行バス運行のために、沿線のバス事業者が出資する合弁会社として設立されました。
このカラーデザインは、同時期に名神間の高速バスの運行を始めた日本急行バスとそっくりです。

徳島県

阿波交通
いすゞ BR20(川崎航空機)
阿波交通

作画:昭和のバスファン・太宰様

1960年設立のバス事業者で、太宰様にとっても「印象の薄い会社」だそうです。今も貸切専業のバス会社として存在します。

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80s岩手県のバス“その頃”