教育費予算
どちらに使うべきか?
No.304
令和2年度の岐阜市予算に、岐阜市の小・中学校・特別支援学校・市立岐阜商業高校 に「いじめ対策監」を1人づつ配置する70人分の予算3億8千万円が計上された。 生徒1人の助かる命が助けられなかった教育現場の不作為。教員が多忙で生徒のいじめに目が届かなかった為という理由で各校に1人の常勤講師を新規に採用して配置、「いじめ対策」の指導にあたるとのことであるが、果たしてその必要性と効果はあるのか。 3億8千万円は中学生1人の年間給食費(5万9千円)の約6,000人分に相当する。仮に中学生全員9,900人の給食費の半額を公費負担にしても2億9千万円で納まる。親の負担が軽減し、食育にもなると思うが、如何だろうか。 無所属クラブ 予算組替え動議提出 岐阜市議会無所属クラブの4名の議員(服部勝弘 田中成佳 松原徳和 高橋和江)は3月定例岐阜市議会で、いじめ対策監を設けるため常勤講師採用に係る予算3億8千万円を、中学生の給食費を半額負担する予算に組み替えを求める動議を提出した。 3月26日の本会議で、松原徳和議員が提案説明を行い、採決では残念ながら否決された。 組み替え動議は否決されたが、私達無所属クラブは市民目線で、市役所の提出した予算の組み替えを分かり易く提示して、マンネリ化した岐阜市議会に一石を投じた意義は大きい。 教育費予算 市民の活発な議論を期待
この機会に、市民の皆さんの活発な議論が高まることを期待したい。 2020.4.19 |
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