な~んでか?!
予定価格の4倍で入札
No.283
本年6月27日に行われた岐阜特別支援学校屋根改修及びプール棟建具改修設計業務委託の入札で、指名入札に参加した市内の設計業者が、予定価格3,672,000円に対して、14,800,000円を入札。予定価格に対して、実に4.03倍の高い金額を入札するという不可解な入札があった。因みに、この入札は7社が指名され、1社が辞退して、2,720,000円でY社が落札した。 私は過去に岐阜市の建築設計業務委託の入札について、特定の10数社による談合疑惑のある不落随意契約が長年に亘って行われていた問題について7~8回にわたって議会質問を行った。また、当時の岐阜市長細江茂光氏に対して、岐阜市が談合の温床となっている不落随意を認めていることにより、予定価格に近い高い金額で落札が続いており、岐阜市が損害を被っていることについて、私は市長に損害賠償を求める裁判を岐阜地方裁判所に提起した。 これを契機に、岐阜市は設計入札について、不落随意契約制度を廃止した。 爾来、市の建設設計業務委託の〝入札調書〟を毎月請求し取り寄せ、入札の状況を厳しくチェックしている。 こうしたことから、先に示した予定価格の4倍強の不可解な入札が目に止まった。 早速、市の契約課の担当者に、高額入札した会社について、なぜこうなったのかを調査して、今後の対応策を考えるよう指示をした。 2018.7.12 |
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