人口減少時代に逆行
豪華な高層新庁舎建設
市民1人当たり7万5千円の負担
No.280
平成30年4月27日、岐阜市司町の建設地で新庁舎の起工式が、関係者約100人が出席して行われた。 総事業費300億円超の豪華な地上18階・高さ84,5mの庁舎建設。 岐阜市民1人当りに換算すると約7万5千円の負担になる。 この庁舎の維持管理費は、年間約3億円で、現庁舎の3倍になる。 将来、岐阜市の人口が減少することは必至の時代に、市民の負担を強いる、役所の威厳を示すような高層庁舎建設に疑問を持つ市民は多い。 予算をかければ豪華な庁舎は建てられる。しかし、今必要なことは立派な庁舎を建てることではない。市民の負担を考えて、岐阜市の身の丈に合った、シンプルで使いやすい低層の庁舎を建設すべきである。 ▽ 支所機能の拡充で市民の利便向上を 市の中心部に18階の高層庁舎を建設し、「用事があったら、本庁舎まで来て下さい」という、親方日の丸の発想は時代にそぐわない。 少子高齢化の今日、支所機能を充実して、本庁に来なくても出先の支所で業務が出来るようにして、市民の利便を考えることが重要である。 2018.5.20 |
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