頻繁に発生 
           
高齢者の孤立死
             
鈍い行政対応
         
     
                    No.275

最近、誰にも看取られず死亡し、死後何日か経過して発見されるという、孤立死が頻繁に発生している。

この問題は、私共の身近に発生していて、決して他人事ではない。明日は我が身か!?といった自分自身の問題でもある。

岐阜市の独居高齢者の世帯数は、本年4月1日現在、6,712世帯ある。(民生委員の届け出による数)

これらの独居高齢者は健康や生活上の不安を抱えて暮らしている人も多くある。急に体調が悪くなり、動けなくなっても連絡が出来なくて、孤立死する。といったことも避けられない。

孤立死問題について、付近住民や関係者が如何に異常に気付いて、速く対応出来るかが重要である。

ところが現在、このような問題に迅速に対応出来る体制は確立されていない。役所も縦割り組織の弊害で、関係機関と連携して対応するにも動きが鈍い。その結果、発見が遅れるケースがしばしばある。増え続ける孤立死について、即応出来る組織体制を確立することが急務である。

この問題について、私は平成29年6月15日の岐阜市議会本会議の代表質問で、官・民が連携して、迅速に対応出来る体制の確立を強く要望し、高橋弘行福祉部長に今後の取り組みについて質しました。


                                         2017.6.17


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