「恒久平和」を願う
                       平和こそ 国民生活の原点
                                            No.224

68回目の終戦記念日を迎えた。私は先の大戦で犠牲となった約310万人の日本人と、世界各地で戦争の犠牲となった全ての人々の冥福を祈ると共に、改めて平和への誓いを決意した。

今、政界には、安倍首相・麻生副総理など戦争を知らない二世・三世議員が多数を占めるようになった。

安倍政権は日本国憲法9条を改憲し、自衛隊を戦争参加の出来る「国防軍」にするという。憲法改正の主張を声高にする多くの国会議員。平和ボケして過去の戦争を反省しない関係者の姿勢を厳しく問いたい。

彼等は、今日の日本の平和と安定は、あの痛ましい第二次世界大戦において、多くの戦争犠牲者を出した代償の上に成り立っていることを忘れてはいないだろうか。

憲法改正に絡み、麻生太郎副総理兼財務相はナチス政権を引き合いに出して、「その手口を学んだらどうか」と発言した。また、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は「従軍慰安婦は必要だった」と述べた。自らの言葉の重さを考えない発言だ。

過去に政治が犯した過ちを反省することをしない政治家。平和を脅かす政治勢力の台頭を許してはいけない。そのためには日本の進路を誤らないよう政治の暴走を国民が厳しく監視することが重要である。

戦争で尊い命を亡くした過去の政治の過ちを繰り返さない為に、現代に生きる私達は平和を守るために命をかけるくらいの気概が必要である。

平和こそ国民生活の原点である。

世界の恒久平和を心から願う。

平和は命、命は宝である。

                                          2013.8.15


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