北海道旅行記

2003年7月29日〜8月9日

8月4日(月)7日目 羅臼⇒知床(相泊)⇒野付半島(トドワラ)⇒
                     山口牧場(別海)⇒花咲(根室)
 


昨日、宿に到着するとご主人が、車から荷物を運ぶのを手伝ってくれました。
部屋は2階です。「狭まいので、他の部屋も使ってください」とご主人から言われましたが、
1室で大丈夫でした。部屋も寝具もとても清潔で気持ちが良かったです。
夕食は、下の食堂で頂きました。食堂では、他の宿泊客の方ともお話が出来るように、ご主人が気を使ってみんなに話し掛けてきてくれました。
お料理も美味しいくて、大満足です。

昨日の夕食 民宿「旅の途中」

旅行記を作る時に主人の写真をHPで紹介すると、とっておきのお顔で写真を撮りました(笑)
でも、宣伝になる背景の電話番号が写っていませんね(笑)
連絡先の電話番号は民宿「旅の途中」 (01538)8-2762です。
私の、お薦めの民宿です。

民宿「旅の途中」を出発して、昨日来た道を引き返します。
知床半島の羅臼側の行き止まり相泊まで、ドライブです。
この時期は昆布漁で忙しいころらしく、海岸には羅臼昆布が干してあります。

この先行き止まり 相泊温泉

9:30 相泊温泉
晴れていれば、国後島を眺めながら入る温泉ですが、今日はガスが掛かってしまい、見えません。温泉には2〜3人の女性が入っていました。
道路に駐車スペースがあり、トイレもあります。温泉には入りませんでしたが、パパさんは、この駐車場で、車にいっぱい付いてしまっている虫を丁寧に拭いていました。先を急がずゆったりと旅行をしている気分です。セセキ温泉は車窓から眺めましたが、だいぶ海の水が入っていました。

10:15 道の駅知床・らうす

北海道の海産物は、ここで買おうと決めていました。
道の駅と併設している海鮮工房は、かにを始め、シマエビや赤つぶ貝、ウニ、鮭、羅臼昆布など沢山の物が売られています。
昨日、ウトロの一休屋でウニを食べられなかったので、殻付きのウニを食べました。
でも、普段食べているのとは、味が違って美味しいと思いませんでした。
いつも、美味しくないウニに慣れてしまってるのかしら(笑)

道の駅知床・らうす ウニ

11:00
位に道の駅を出発し、もう一度「旅の途中」の前を通りました。
晴れ間が広がってきて、国後島も見えてきました。
標茶町のサーモンパークに寄ったあと、野付半島に向いました。

野付半島は地図でみるとエビのように見える全長28キロの半島です。
一帯が原生花園になっていて、ちょうど、ハマナスやえぞカンゾウが見ごろでした。
半島が狭いので車で走ると両側が海という面白い景色です。
先端にあるトドワラは、野付半島ネイチャーセンターから歩きます。
馬車もあるのですが、私達はひたすら原生花園を歩きました。
トドワラとは、トドマツの森が海水に侵され、風化した白い巨木が乱立している風景です。

トドワラ
トドワラのハマナス

往復歩いたら40分もかかってしまい、帰りはネイチャーセンターの建物が、やたらと遠くに感じました(^^; パパさんは、運動をしてお腹が空いたと言って、ネイチャーセンターでラーメンを注文、味見をさせてもらったら、ここのラーメンは結構美味しかったですよ(^-^)


3:26 ネットで知り合った「搾乳専隊シボレンジャー!」のよっちゃんは、別海町で牧場を営んでいます。美味しい牛乳を飲ませてもらいに、よっちゃんのいる山口牧場に到着しました。途中で道を間違えてしまい、電話で誘導してもらってやっと到着したのです(^^;
牧場に車で入って行くと、ローザが出迎えてくれました(^-^)

よっちゃんの山口牧場だぁ〜 牛乳豆腐もご馳走になりましたぁ

よっちゃんは、絞りたての牛乳と、牛乳豆腐を作って待っていてくれました。
牛乳豆腐は、子牛が生まれる時期にしか作れない、貴重な食べ物だそうです。
絞りたての牛乳は、クセがあって飲めないのかと、少し不安でしたが、甘くてとっても美味しく勿論お腹もこわしませんでした。雑談をしたあと牧場内を案内してもらい、生まれたての子牛とご対面です。とても人なつこくって、側によってきてくれます(^-^)
美味しい牛乳と、牛乳豆腐をお土産にもらい、よっちゃんの牧場とお別れし、今日の宿泊地である根室に向います。

別海では、新酪農展望台に寄るつもりだったのですが、場所が分からず諦めました・・・
よっちゃんに聞いてくればヨカッタとあとで後悔(^^;

5:05 道の駅「スワン44ねむろ」に到着しました。
ここからは、風連湖が良く見えます。風連湖ではタンチョウやハクチョウ等の野鳥がみられるそうです。なかでもハクチョウは国内最大の飛来地で春には1万羽近くがこの湖で翼を休めるそうです。レストランでは、新鮮な魚介類やエスカロップが食べられます。

今日の宿泊は、花咲漁港の近くの「民宿岩さき」です。
ネットでの評判のよさと、観光協会のお薦めの宿でした・・・
花咲かにが夕食に付くと聞いていたので、とっても楽しみです♪
宿は、漁師であるご主人と娘さんでやっているようです。
建物も綺麗で、私達のほかに3組のお客さんがいました。
夕食は、食堂で頂きます。板場では娘さんがひとりいるようです。
鍋がテーブルに用意されていて、楽しみにしていた花咲かにもあるのですが、珍味が多く、珍味が好きな人は、きっとご馳走なのでしょうが、私達には辛いものでした。

民宿岩さきの夕食

北海道旅行もあっという間に、半分が終ってしまいました。
明日は、納沙布岬から釧路湿原に向かいます♪


                                   今日の走行距離 273 K


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