北海道旅行記

2003年7月29日〜8月9日

8月3日(日)6日目 川湯温泉⇒神の子池・裏摩周⇒斜里⇒知床⇒
           カムイワッカ湯の滝⇒羅臼泊
 


今日の天気予報は雨。でも、今のところ雨は降っていません。

いつものように、温泉に入り摩周湖第3展望台行ってみました。今日も摩周湖は見えています。摩周湖はカルデラ湖で、周囲約20キロ最大水深211.4メートルで、周囲を外輪山に囲まれ流れ込む川が無いのに水位は常に一定で、その透明度透明度は世界一を誇るという神秘の湖です。現在、世界遺産登録に向けての活動が行われているそうです。

第3展望台からの摩周湖 裏摩周展望台から

裏摩周展望台に向うため、R243を走りましたが、すごい霧で、周りは殆ど見えません。
10:17裏摩周展望台に到着。
先ほどから降り出した雨が本降りになりました。
きっと見えないんだろうと、諦めながら展望台の階段をあがると・・・・
よく見えるではありませんか(^-^)
雨が降って傘を差している人がいっぱいいて写真があまり取れませんでした(^^;

売店に寄った時に、男の人が近くにガソリンスタンドが無いか聞いていました。
北海道を車で周っている時は、ガソリンが半分位になった時点で給油をして置かないと、スタンドまでの距離が、本州と違うので大変な事になります。
まして、この日は日曜日。北海道のスタンドは日曜が定休のところもあるのです。
この男性も困っていましたが、この周辺は何にも無い所です・・・

10:40 裏摩周展望台から、少し走ると「神の子池」があります。
なんて不思議な色をしているんでしょう♪
「神の子池」は、摩周湖の水が地下を通り1日12000トン(水温8度)の水が湧き出ている池で摩周湖の水位が変わらない秘密が、「神の子池」にあるそうです。

神の子池

神の子池を後にして、ネットで知り合ったMさんに連絡を取り、逢う事ができました。
ホームページを通じて、色々な方と知り合う事ができましたが、実際に逢うのはMさんが始めてです。短い時間でしたが、お逢いする事が出来てとっても嬉しかったです♪

ネットで知り合ったMさん

オホーツク海を眺めながら知床に向います。
右手にオシンコシンの滝が見えますが、今年は先を急いでいるので通過します。

13:00 「じゃが芋料理」が美味しいと評判のお店、ウトロの「ボンズホーム」で昼食です。
場所が「一休屋」の斜め前なので、一休屋のウニも食べたくなって
私は「じゃが芋」だけを注文しました(笑)「栗じゃがいも」とってもお薦めです♪

ウトロ ボンズホーム ボンズホームのじゃがいも料理
ボンズホームの手作りデザート ウニの珍味といくら

ボンズホームの前の一休屋でウニを食べようと入りました。ウニ丼を食べる程、お腹に余裕がないので、単品でウニを注文したのですが、出てきたのは「ウニの珍味」。
「ウニの刺身」って言って注文すれば良かったのでしょうが(汗)

去年は台風の影響で、カムイワッカ方面は通行止めだったので、今年はリベンジです(笑)
カムイワッカ方面(知床五湖から知床大橋)は、7月29日から8月20日の間自動車の通行規制をしているので、知床自然センターに車を置き、シャトルバス(往復1180円)に乗ります。

滝登りをしなければいけないので、自然センターで「使い捨てカメラ」を購入して、ビデオやデジカメは置いて行くことにしました。車の中で水着に着替え、洋服の下は水着です。靴も滑らないような運動靴に履き替え、手に荷物が持てないので、リュックにタオルや軍手を詰め込み準備をして、バスの乗車券を買いに行きます。乗車券を買うと「バスが到着しているので、すぐ乗ってください!」と言われ慌ててシャトルバスに乗り込みました。

バスは空いていて、ゆったり乗れます。知床五湖と臨時駐車場を周り、カムイワッカ方面に向います。最初、1180円のバス料金は高いかなぁと思ったのですが、バスはテープだけど、観光案内が流れ、運転手さんとの会話も楽しかったです。周りには、まるでサファリパークか?と思うほど、鹿・しか・シカがいっぱい!「往復で何匹いるか、数えてみたら?」と運転手さんが言われ、数えていたのに、覚えているのは70匹くらいまで(笑)
鹿の写真を撮ろうとして、「あれ!・・・」慌ててバスに乗り込んだため、「使い捨てカメラ」を買ってくるのを忘れてしまいましたぁ〜(汗)
そんな訳で、カムイワッカ湯の滝は携帯カメラで撮りました。

カムイワッカ湯の滝 泳いで移動

↑の写真は、まだ楽なところです。だんだん写真も撮るのが大変になってきます(笑)
水がある所を選んで登ったほうが、滑りません。登ってるうちに、コツが分かってきます。

気持ちは最高! 足が届かないよ〜

滝壷に到着すると、5人ほど先客がいました。
早速、洋服をぬいて滝壷へ。以外にも滝の上から流れてくるのは水で冷たい・・・
温泉は、下から沸いていたのです。湯壷の真ん中は、深くて足が届かない所もあって泳いで移動(笑)カムイワッカの湯の滝は、酸性の強い温泉です。しばらく入っていると肌がピリピリします。

滝は、登りより下りの方が大変でした。娘は最初からお尻で滑りながら下りていきます(笑)
私達がそうだったように、下から上がってくる人は、「まだ、登りますかぁ〜?」と声を掛けてきます。そんな話し掛けに「大丈夫ですよ〜 もう少しだから頑張ってぇ〜」と答えた途端!
私は、思いっきり尻餅をついてしまいました(^^; 
幸いなことに、ひじを擦りむいたくらいですみましたが、下るの必死で傷の痛さはありませんでしたが、気がつくと血が出てしました。滝の下に待機していた、知床自然センターの人からカットバンを貰いました。
確かめませんでしたが、携帯の電波も入らないということなので、怪我をしたら大変です。
自然センターの方は救急箱などをテントの中に準備をしていたり、滝に上がって行った人の人数などをノートにつけているのでしょうか?訪れる人の面倒をみているようでした。
滝の、下には簡単トイレとテントがあり、大きめのバスタオルなどを持って行けば、目隠しはありませんが簡単な着替えは出来そうです。バスを待っている間、ここから眺める知床の海の景色を楽しみました。ここからの知床の景色も最高です。バスはすぐ来ました。私は、お尻が濡れてしまったので、帰りのバスでビニールをもらい座席に敷いて座りました。

私達がバスに乗り込むと「知床大橋」から乗ってきたご夫婦が話しかけてきました。
昨日から羅臼岳に登っていたそうですが、「カムイワッカの湯の滝」に、行ってみたいとおっしゃっていました。知床自然センターで着替えをすませ、大満足で知床峠に向います。

6:00 知床峠に到着です。でも今年も国後島はみえません・・・

国後島は見えないけど鹿はいっぱいみたよ(笑)

7:00
今日の宿は、羅臼の民宿「旅の途中」です。
羅臼の街から根室方面に12〜3分くらい走った、国道沿いです。
民宿「旅の途中」でのことは、長くなってしまうので明朝にします(笑)


                                       今日の走行距離 207K

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