北海道旅行記

2003年7月29日〜8月9日

8月2日(土)5日目
 然別湖⇒タウシュベツ川橋梁⇒ナイタイ高原牧場⇒オンネトー
                ラワンぶき観賞ほ場⇒摩周湖美幌峠
⇒川湯温泉


目が覚めると、目の前に広がる然別湖がとても静かで神秘的です。
旅行の時しか出来ない贅沢ですが、今日も1日の初めは朝の温泉です(笑)
明るくなってから露天風呂に入ってみると、この露天風呂ってひょっとしてひょっとして湖から見える?・・・(汗; 外から見えないように(笑)湯船に沈みながら湖を眺めていると、朝1番の遊覧船が出ていきました。でも、お客さんはたった2人。。。


然別湖 バンザ〜イ!

然別湖は大雪山国立公園の南端に位置し、標高約800m。 北海道で一番高い所にある湖で、冬の凍結がもっとも早く、解氷がもっとも遅い寒さの厳しいところです。


8:50 然別湖から糠平温泉へ、道が本当に狭い所があります。時々、雨で通行止めになることが、あるようですが納得です。
糠平温泉で、「ひがし大雪センター」に寄り、地図を購入しました。
そして、タウシュベツ川橋梁(アーチ橋)に向います。場所はすぐ分かりました。

車を広くなっている空き地に停め、林の中を少し歩いていると、写真でみたことのある「アーチ橋」が現れます。すでに、先客が2人いました・・・
他にも先客???アブ?もがすごい!大群だ!娘は怖がり「ギャーギャー」と大騒ぎです。


ここから歩いて行きます。 タウシュベツ川橋梁

北海道遺産にも選定された、タウシュベツ川橋梁は、1988年に廃線になった旧士幌線の石造アーチ橋で、水かさが増える6月頃から沈み始め10月頃には完全に姿を消します。
「2003年十勝沖地震」で、一部が崩れたとの報道がありましたが、現在は水の中なのではっきりした被害が分からないそうです。

10:00
 先客のひとりのライダーの方が、
「途中に熊の糞がありましたね〜」
と声を掛けてきました。

「気づきませんでしたぁ〜 あったんですか?」
「車だったから、気がつかなかったんでしょう!」
わだちになっている所にあるので帰りに見るといいよ〜 まだ新しかったよ!」
「そうですかぁ〜 気にして見てみます」
と私・・・

帰り道、気にしながら走っていると、ありました!「熊の糞!」

熊の糞 熊の糞

次に向ったのは、「ナイタイ高原牧場」です。東京ドーム358個分の敷地を持つ育成牧場で約3000頭の牛が放牧されています。ソフトクリームは濃厚でボリュームがあります♪

ナイタイ高原牧場 濃厚なソフト

ナイタイ高原牧場を後にして、次に向ったのは「ラワンぶき観賞ほ場」です。
R241足寄の先、螺湾本町から道道664号に入ります。ラワンぶきとは、足寄町の螺湾(ラワン)地域に生息する山菜で草丈が約2m以上、茎の直径が約10cmにも大きくなるフキで、北海道遺産に選定されています。かつては草丈が4mのものが育ち、その下を馬に乗って通れたそうです。フキの下に立つと、まるでコロボックルの世界です(笑)
1:30 私達が行った8月では時期的に遅くて、葉っぱは茶色く枯れていました。

ラワンぶき

道道664号を引き返したくなかったので、そのままオンネトーに向いました。
しかし、この道道はダートな上、道幅がとっても狭いところがありました。
2:00 オンネトーの茶屋でティータイムです♪
オンネトーは、アイヌ語で「年老いた沼」を意味する周囲4キロのせき止め湖です。
お天気が今ひとつなので、綺麗な写真は撮れなかったのですが、阿寒富士も良く観え
実際はとっても綺麗でした。

オンネトー  阿寒横断道路にいた鹿         摩周湖

4:00 昨年は、摩周湖は霧の中・・・ 
今年は、霧がかかったり晴れたりと目まぐるしく変わります。
はっきり見えてもつまらないらしいので、この位でちょうど良いのかな(笑)

次に向ったのは、美幌峠です。
屈斜路湖プリンスホテルの近くは、ひまわり畑がありとても綺麗です。
美幌峠は、霧の中です。当然、屈斜路湖は見えません・・・
仕方がないので、戻ることにしましたが、途中で少し霧が晴れて屈斜路湖が観えました。
今日は北海道の各地でお天気が悪く雨が降っているようです。私達はどうも雨から逃げているようです(笑) 雨が降ってこないだけラッキーと思わないと・・・

屈斜路湖  ホテル川湯パーク     今日の夕食

今日の宿は、国民宿舎「ホテル川湯パーク」です。
部屋も綺麗だし、夕食は手作りで美味しく満足でした。
温泉も掛け流しのお湯で、露天風呂はありませんでしたが、とっても気持ちが良かったです。

夕食後、川湯温泉を散策しました。
土産物店の前で、木彫りをしている店が数軒あったのですが、その店その店に特徴があって観て歩いていても飽きませんでした。
川湯温泉は、群馬県「草津温泉」と同じ成分をもつという効能だそうです。
街中には、足湯もありましたが夜だったので誰もいませんでした。
遅くになってから着いて、ホテル前で乗客を降ろしている、観光バスを数台見ました。
いちにち目いっぱい観光をして周るのでしょう・・・
バスから降りる人たちが、お疲れモードに見えてしまったのは、私の勘違い?

川湯の街



                                     今日の走行距離 320K

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