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山歩きと温泉 NO13  金時山と御殿場市温泉会館
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金時山
標高差    523m 体力  ★
所要時間  3時間00分  技術  ★
コースガイド
 金時山    標高:1213m

 金時神社〜(60分)〜金時神社分岐〜(20分)〜金時山〜(35分)〜長尾山〜(15分)〜乙女峠〜(50分)〜金時神社
  合計 約3時間

 駐車場情報 
 金時神社の駐車場を利用可能です。無料。
 
山行日記−1 楽しかったロマンスカーの旅 08.01.27(土) 曇時々雪 メンバー5名

 小田急線新宿発急行で勇躍出発、箱根湯本に向かう途中、厚木を過ぎた頃、右側に雪にすっぽり覆われた雄大な富士山を、目前に見ることができ、その手前にとがった山が金時山かな?と、みんなで創造することしきり、果たして結果や如何に?
  雲行きは大分怪しくなり、目的地で富士山を見ることができるだろうか? そんな不安を抱く車中だった。

  登りはじめ、最初のポイント乙女峠に来ると、本来なら正面に見える筈の富士山が見えない?
  一瞬にして変わる山の天気を、まのあたりにし、大勢の登山者も残念そう?一息入れて、50過ぎの小父さんに、記念写真のシャッターを押して貰ったが、その後のセリフが意地悪く「乙女峠、曇天、雪パラ」と独り言を言いながら手帳にメモをとっているところに、当会の会員が「大丈夫ですよ、今日は晴れ女が来ているから?」すると小父さんが反論、「俺が来ると必ず雪なんだ、そら見ろ、あれは雪雲だよ。北国はこんな天気が多いんだよ。」
  結果は、晴れたり、曇ったり、雪がパラついたりで、引き分けというところだった。

 下りはアイゼンを付けて、忘れかけていた雪山の勉強を、普段着で体験できた。
頂上での富士山は、雲行き怪しく、ご機嫌斜め、裾の方しか見せてくれなかったが?
金時山頂上では、富士山抜きの記念撮影と、ゆっくりとした、昼食を楽しむことができた。
下山後の仕上げは、露天風呂(カッパ天国)と生ビール、小田原名物のお土産も買って機嫌上々、見えない富士山の悔しさはどこへやら、すっかり元を取った感じだった。
 ロマンスカー「あしがら号」の指定席では、話も弾み、「この会に入って良かった」としみじみ思った帰路だった。

こぼれ話
  箱根湯本駅前の横断歩道を渡る時、交通整理をしていたお巡りさん(ガードマン?)に 「蒲鉾は、どこの店がおいしいですか?」 「どこの店もおいしいよ」成る程、それが正解なのだ?


山行日記-2 NHKの小さな旅で金時山は様変り 12.05.27(土)  曇のち雨 メンバー4名

  今日は前回の日向山に続き、土曜日の電車に乗って、いつだったか会長の「土曜日は混むからイヤなんだよなー」 という、つぶやきを実感した。
 このパッとしない天気なのに何と乗客の多いことか?考えてみると、土曜日は学生と週休2日制になっていないサラリーマンなどに加え、土曜日に行楽、日曜日にゆっくり休養とする週休2日制のサラリーマンと、週末だけの行楽を主体とする人達が出動しての相乗効果により、乗客が急増しているのだ。

 その点、日曜日は行楽客が主体だから、乗客は著しく少ないような気がする。今まで土曜と日曜の違いなど考えた事もなかったけど、今朝の小田急線で大いに勉強させられた。
 本日の金時山はA・Fさんのリクエストによる山行で、お天気の状況をみながら一週間延期しての決行である。当初は明神ケ岳まで足を延ばそうと張り切っていたが、天気が予報より早めに崩れ、風雨の兆候が見えてきたため、金時山だけで下山した。
 A・Fさん以外のメンバーは2〜3回目の登山で、「かつて知ったる我が家の庭」みたいな気持ちとはいえ、今回は全く様相が変わっていた。

 1ヶ月程前にNHKの「小さな旅」が放映された影響は、これ程まで大きいのか、と思い知らされるような登山者の急増に驚くばかりだった。
 観光バスを連ねての客は続々と列をなし、スニーカーで半袖、半ズボンのスタイル、まるでピクニック気分でガヤガヤワイワイ登山。その為頂上は人人人で溢れ、足の踏み場もない始末である。登山路は登る人下る人がすれ違う時に少し道をあけると、行列が後を絶たず、それこそいつまでも進めないような状況で、高尾山以上の混雑だった。

 しかし、そんな中にも私達が下る時に登り優先の考えで道をあけて待っていたら「登りも大変だけど、下りが危なくて難しいのよね、お先にゆっくりどうぞ。」 と道をあけてくれたご婦人がいて、この混雑時に心暖まる有り難い一言だった。このような譲り合いの精神を大切にするハイカーが一人でも増えて欲しい。山歩きの健全性はこの一言で保たれ、お互いに楽しい山歩きができるのではないだろうか。明日は私達も、このような何気ない譲り合いの一言が、自然にでるよう心掛けたいものだ。

 最後は悪天候にあやかった早めの下山で、油が抜けるほどの温泉三昧。「これでいいのだ中高年登山。」 打ち上げの地ビールを飲みながら、そんな感じがした山行だった。

交 通 マイカー利用 東名高速「御殿場IC」〜国道138号〜金時神社入口
電車利用 JR「新宿駅」〜(JR特急で1時間38分)〜御殿場駅〜(御殿場鉄道バス20分)〜金時神社入口

最寄りの温泉:「御殿場市温泉会館」ホームページへ