目的地
(地域) |
武甲山 (奥武蔵の山)
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参加者数 |
8 名 |
男性:3 名 |
女性:5 名 |
テーマ |
晩秋の低山を歩く |
グループ名 |
山の会 |
日時・天気 |
8.11.10(日) 曇り時々晴 |
リーダー名 |
T ・ A |
標高
(m) |
1,295.0 |
計画と行動の概要
集合:西武秩父駅改札口 AM8:20
行動:秩父駅(タクシー)→表参道→五丁目→武甲山→長者屋敷ノ頭→橋立→浦山口駅
下山時刻 14:20
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実施結果 |
移動時間 |
4.0 |
歩数 |
21,000歩 |
歩行時間 |
5.0 |
距離 |
10.0km |
時間合計 |
9.0 |
費用
(交通費) |
2,280円 |
特記事項
浦山口駅でSLに出会え、 ”紅葉とSL” 何と見事なことよ。
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表題 |
貫録の武甲山 |
山行日記 |
武甲山は、標高が30mも低くなり、身を削って人の役にたっている。山肌は石灰採掘で傷つけられているとはいえ、やはり奥武蔵の雄である。
西武秩父駅からタクシーで、つり堀まで行き、五十二丁目まである頂上までは、表参道沿いに登り始めるとすぐ十五丁目に着く、最初は展望もない杉林の中をたんたんと、ジグザグに登るだけで何の変哲もなく、丁目石に沿って五十二丁目を目安に頂上を目指した。
頂上近くになると展望もやや開け、最終の階段状急登を一気に登り詰めてゴールとなり、到着すると、頂上の少し手前に重厚な御嶽神社がどっしりと陣取っており、その裏が第一展望所と第二展展望である。
三角点は第二展望所にあるらしいが、見あたらなかった。
頂上からの展望は、すぐ真下に問題の採掘現場があり、本日は日曜日の為かトラックやブルトーザーの動きはなく、静かな現場であった。幸い曇っているとはいえ、見とうしが良い為、奥武蔵の山並みを一望にする事が出来た。また遠くには赤城山や両神山等が見え、流石は奥武蔵の雄「武甲山に登ったぞ」という充実感に浸る一瞬であった。
紅葉を見ながら、持ち寄りの珍味を賞味しての楽しい昼食後、ぼつぼつ下山を開始。
下りは浦山口方向へ尾根伝いに歩き出した。歩き始めると、植林地帯の急坂となり、間もなく沢と滝のおりなす絶景なる渓谷を通過する、ここは夏のキャンプには好適のよだ。そこでこんな会話が聞こえた「夏はここでキャンプの練習をしようよ。」
周囲は深まり行く秋の紅葉も、そろそろ終わりをつげようとしていたが、その中で一際目立ったのが、カラ松の淡く黄色に色付いた紅葉であり、思わず立ち止まってカメラのシャッターがあちこちで切られていた。
最後は延々と続く林道を雑談に夢中になって歩き続け、橋立に到着し、一息ついた後に、約10分で浦山口に着くと、思いもかけなかった夢のSLが間もなく通過すると聞き、一斉にプラットホームへ出てカメラの準備、すると三峰口の方向から熊谷に向けて真っ黒の煙をもくもく吐きながら、ゆっくりと通過して行くSLに、シャッターを切る音が鳴り響く、紅葉とSLの組み合わせ、果たして出来映えはどうだろうか?
皆んなで持ち寄り、できの良かった人から分けて欲しいものだ。
本日は久方振りに8名のメンバーが揃い、賑やかな山行となり、秩父での反省会はいやが上にも盛り上がり、納得出来る山行を今日も無事に終了した。
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