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            | 目的地 (地域)
 | 破風山 (奥武蔵の山) 
 | 参加者数 | 7 名 | 男性:4 名 | 女性:3 名 |  
            | テーマ | 結願寺の巡礼道を歩く | グループ名 | 山の会 |  
            | 日時・天気 | 09.03.09(日) 快晴 | リーダー名 | T ・ A | 標高 (m)
 | 627.0 |  
            | 計画と行動の概要 
 集合:秩父鉄道皆野駅改札口AM9:20
 
 行動:皆野駅(タクシー)→頼母沢→札立峠→破風山→札立峠→大前山→札立峠→水潜寺→札所前バス停→満願の湯(タクシー)→皆野駅
 
 下山時刻 13:10
 
 | 実施結果 |  
            | 移動時間 | 4.0 | 歩数 | 18,100歩 |  
            | 歩行時間 | 3.0 | 距離 | 9.0km |  
            | 時間合計 | 7.0 | 費用 (交通費)
 | 2,710円 |  
            | 特記事項 イボ取りの神様といわれる、如金(ニョッキン)岩と水潜寺が最大の見どころ。
 
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            | 表題 | 見所は結願寺と云われる水潜寺 |  
            | 山行日記 | 桜前線の予報によると、今年の開花は例年よりも1週間程早いらしい。統計では開花時期が早い年は、水不足に悩まされるそうだ。今年は雨も雪も少なく、一雨欲しい。
 本日は、札所結願をめざす巡礼たちの越えた峠道を訪ね、皆野駅改札口に熊谷方面から3名、所沢方面から4名、計7名が集まった。
 
 計画では、バス利用で約10分を予定したところ、バス停がなかなか見あたらず、たまたま駅前にタクシー会社が二軒並んでおり、2台のタクシーに分乗して、頼母沢まで足をのばした。
 
 登り始めると、すぐ水潜寺への道標があるのを無視し、道なりの車道を登り、民家を通過中、民家のおばさんが「どこへ行くの?」と遠くから声をかけてくれた、「破風山です」「この道じゃないよ、少し戻ってから右に入るんだよ」と教えられ、バックしたため約20分のロスタイム後、正規のコースにつくことができた。良く考えると、破風山は水潜寺への通過地点である。コースは巡礼が通る道にふさわしく、よく整備せれており、ハイキングコースそのもの、札立峠を起点に東へ破風山、西へ大前山と、登りも下りも1時間づつ「これなら家が近ければ毎日の散歩コースだな」と思った。
 
 本コースのメーンは、水潜寺である、水潜寺は西国(岐阜・滋賀地方)33ケ所、坂東(東京・神奈川・千葉)33ケ所、秩父34ケ所、合計100ケ所の札所を締めくくる結願寺となっており、札所巡りの中でも由緒ある寺で、巡礼者が打留めの札と笈摺(オイヅル)を納める、と案内板に記されていた。
 
 今日、たまたま観光会社の巡礼ツアーらしい一行が30名〜40名、一斉に結願の読経を上げているのを目前に聞き、オーケストラの如く揃っており、見事であった。
 下山後は、2〜3年前に出来たという、満願の湯(皆野町営)に入り、汗を流した後生ビールで乾杯。乾杯には、明日脱腸の手術をされるAさんの無事成功と、一日も早く山行に復帰されますよう、祈りが強く込められていた。
 
 この湯は、鉱泉では日本一の効能のある湯として宣伝され、地元は勿論、遠くからの湯客も多く、盛況でごった返していた。
 
 ★如金(ニョッキン)さま
 如金岩と称する奇岩の前の看板に、次の様に記されていた。
 如金は、金精大明神で生々化育の神とされている。この地では霊験ある疣(イボ)神様とあがめられ、願掛けの人と筒酒を持って御礼に来る人で賑わった。
 
 
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