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         奄美大島~福岡&唐津(4)
                                                      JAN. 2006

◆2006年1月14日(土)

 ■天候
>出発時 午前 午後 夕方
曇り雨 曇り 曇り 曇り 曇り
笠利町/空港
奄美~鹿児島
鹿児島市 鹿児島~
福岡市
福岡 福岡

 ■行程
 ロッジ08:30→08:45奄美空港→<JAL3722>→10:10奄鹿児島空港→11:10鹿児島市内→西鹿児島14:16→16:52博多
奄美よさようなら
 

ロッジの庭からあやまる岬を望む
鹿児島経由福岡へ

 目を覚ましてすぐ窓を開ける。
むっ!どんより曇り空だあ~(´⌒`。)
仕方ない,庭に出て日の出が望まれる方向の海を写真に収める。
 
宿を8時半出発 10分足らずで,空港着。ガソリンを満タンにして車を返還。(
ガソリン消費量21.38ℓ 3411円 リッター160円 うへぇっ高いなあ~ 離島プライスかいな?)

 奄美空港発9:20 鹿児島空港着10:10
 九州新幹線に乗ってみたくて,博多までは列車で行くことにする。
鹿児島中央駅ロッカーに荷物を預けて,繁華街にあるデパート「山形屋」へ。徳永屋の薩摩揚げと明石屋のかるかんを息子宅へのお土産に買う。ついでに買った”アゴ(飛魚の一種)”の煮干は,上品な味のだしが出てただいま美味しく戴いている。

 鹿児島中央駅は,以前は西鹿児島といっていたが,いつから駅名が変更になったんだろうか?この駅を最後に利用したのは,16年ほど前,がら~んとしてちょっと場末の駅といった記憶があるが,いまや賑やかで,すごく大きな駅ビルに様変わりしているのに驚かされた。
 九州新幹線は,現在,八代までしか開通していない,わずか47分の乗車時間で,お弁当を食べている間についてしまった。並行区間である川内~八代間の在来線は”肥薩おれんじ鉄道”という第三セクター線となってしまった。いずれ,歴史ある鹿児島本線も消え去ってしまうのかも!
 八代では,となりホームにリレー特急が待っていてすぐ発車する。

ルートはトンネルばかりであまり車窓の眺めは期待できない JR九州お得意のレトロ調車内
ガラガラ空いている


 博多駅に夕刻到着,孫のまあちゃんと息子が迎えに来てくれていた。
 これから3日間,今回の旅の主目的「孫と遊ぶ時間」のスタートである。

 ◆2006年1月15日(日)
  
 大宰府へ
 

 皆で,大宰府天満宮へ初詣に出かける。
 昼食は,前に一度寄って美味しかった讃岐うどん屋 ”そが泉”。 博多近辺の麺類マニアには,隠れた有名店だという。
 いつもは混んでいるんだが,昼のピークの時間は過ぎていたので,すぐ席を確保。
わたしは,天婦羅おろしうどん(熱)を注文,喉越しが良く,コシもまずまず。
 今日は,昔で言うと成人の日,太宰府天満宮も大勢の参拝人で込み合っていた。例年だと1月10日前後には開花するという

「飛梅」は,まだまだ硬い蕾のまま,この冬の厳しい冷え込みが響いているようだ。しかしながら陽射しは柔らかく境内では大道芸を二組がやっていて,のどかな正月風景の再来である。
 参道を
”梅が枝餅”をほお張りながら散策する。おばあちゃんは,めざとく和菓子屋を見つけてお茶受け用に仕込む。

 昨年開館した
九州国立博物館は境内からエスカレーターと動く歩道で容易に入れるようになっている。ただいま開館記念特別展示 「中国 美の十字路」を盛んに宣伝している。今日は,子供連れなので,どんなところかと建物の外周だけ見て引き返す。いづれ時間をかけて見学しよう。

◆2006年1月16日(月)
 唐津へ

 妻と二人で唐津まで出かける,帰りに元寇防塁遺跡に寄ろうと計画したが,唐津へ向かう電車にのって間もなく雨が降り出したので予定変更。
 唐津駅前で豆腐の懐石料理を戴いた後,唐津城に行くことにした。

 12時少し前,唐津着。予約してある「かわしま豆腐店」
お店の脇から置くに入ると7,8人しか座れないカウンター席がある,客は我々だけ。まず豆乳とおから炒りが,続いて期待のざる豆腐8これはおかわりが出来る,わたしは3回もお代わりする)。しばらくして3人連れ,更に外国人連れの二人。結局今日のお昼は7人(限定10人だと言う)
 メニューは,豆乳・おから炒り・ザル豆腐・刺身(タイ)焼き魚(カマス天日干し)・厚揚げ・味噌汁・うずみ豆腐・香の物・豆腐入りむぎ粥・デザート。
お店で,ざる豆腐,エソの煮干ほかをもとめる。
 お腹がいっぱいになったところで,料理に使われていた唐津焼の器(中里隆)を扱っている一番館という唐津焼の専門店に寄る。いろいろ見せて貰ったが結局,中里重利の三玄窯の”ぐいのみ”一個をもとめる。余談であるが,この店のある”呉服町アーケード商店街”は,駅前だというのに人通りが少なくシャッターを降ろした店もポツリポツリ,さびしい感じ。”景気回復はまだまだ!”を実感する。

 唐津城までは,徒歩で15分~20分位かかる,雨が結構降り出したので途中に客待ちしていたタクシーを拾う。

 唐津城は,豊臣秀吉の臣寺沢広高が,慶長7年(1602)から7年の歳月を費やして完成した。現在の城は昭和41年天守台跡に文化観光施設として造ったもの。 

入場料 400円
 2階には,唐津藩民生資料,武具。3階には古唐津焼が展示されている。5階は展望室になっているが,きょうは雨天のためぼんやり景色しか見えないのが残念至極。

 お城から帰途は,バスしかないがまばらな運行間隔で使えない,タクシーもなかなか捉らない。
町の様子を眺めながら歩くあるく。 途中で”アラ(クエ)”を食べさせてくれる料理店を発見,次回の楽しみとする。

 帰着 17:30

◆2006年1月17日(火)

 孫のまあチャンが幼稚園から帰ってくるのを待って,空港まで送ってもらう。
福岡発16:30 羽田着18:00 ANA260便で帰京。機内で,元勤務会社のH君と偶然出会う。向こうは仕事,こちらは気儘な旅行,ちょっと申し訳なくもない気持ちになる。

 
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