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 このページでは、様々なパソコン、機器を利用した文字情報保障形態を紹介します。
#1 ワープロソフトを使った入力
     ・利用者が隣に座り、画面をのぞき込んでもらうノートテイク方法(一人入力)
     ・利用者が隣に座り、画面をのぞき込んでもらうノートテイク方法(二人交互入力)
     ・パソコンの外部出力を利用した方法

     
#2 LANを使った入力
     ・利用者が専用の画面で見る。(一人入力)
     ・利用者が専用の画面で見る。(二人入力
     ・複数の利用者が専用の画面で見る。

     
#3 インターネットを使った遠隔入力
     ・遠隔地講演T(利用者が遠隔地である場合)
     ・遠隔地講演U(話者が遠隔地である場合)
     ・遠隔地講演V(利用者と話者が遠隔地である場合)
     ・リアルタイムチャットを利用した方法

     
#4 音声認識を使った入力
     ・直接入力
     ・修正入力
     ・復唱者による入力
     ・遠隔地復唱者による入力


#5 手書きパソコン要約筆記入力
     ・タブレットパソコン
     ・手書きペン入力
     ・ゲーム機入力(NINTENDO DS)


#6 その他の入力
     ・手書き遠隔地通訳
     ・手書き遠隔地講演
     ・手書きリアルタイムチャットを利用した方法


#7 情報保障表示方法のいろいろ
     ・ノートパソコンによる表示
     ・テレビによる表示
     ・プロジェクターによる表示
     ・メディアランナーによる表示
     ・大型映像装置(オーロラビジョン等)
     ・ヘッドマウントディスプレイによる表示
     ・見えるラジオによる表示(検討課題)
     ・Mobile機(PDA)による表示
     ・携帯電話による表示
     ・字幕表示(ワイプ)
     ・字幕表示(クロマキー)
      

■ ワープロソフトを使った入力
利用者が隣に座り、画面をのぞき込んでもらうノートテイク方法(一人入力)
◆利用ソフトウェア
  ・ワードパッド ・・・・・・・・・Microsoft Windowsにインストール済
  ・Word(ワード)・・・・・・・・・Microsoft社製 ワープロソフト
  ・一太郎(いちたろう)・・・・Justsystem社製 ワープロソフト
  ・その他のワープロソフト
◆方法
  ソフトを起動したのち、印刷表示モード等にし、フォントを拡大して表示。
◆利点
 システムが簡単パソコン一台で可能。
◆欠点
 情報量が少ない。また、利用者が、同一方向を向いたままになるため、首が
 痛くなる。
利用者が隣に座り、画面をのぞき込んでもらうノートテイク方法(二人交互入力)
◆利用ソフトウェア
  ・ワードパッド ・・・・・・・・・Microsoft Windowsにインストール済
  ・Word(ワード)・・・・・・・・・Microsoft社製 ワープロソフト
  ・一太郎(いちたろう)・・・・Justsystem社製 ワープロソフト
  ・その他のワープロソフト
◆方法
  ソフトを起動したのち、印刷表示モード等にし、フォントを拡大して表示。
◆利点
  システムが簡単パソコン一台で可能。
  入力者が交代できる為、休憩が出来、長時間の情報保障が可能。
◆欠点
 情報量が少ない。
 利用者一人に対して、両脇に二人が座るため、圧迫感を感じる。 
パソコンの外部出力を利用した方法
◆利用ソフトウェア
  ・ワードパッド ・・・・・・・・・Microsoft Windowsにインストール済
  ・Word(ワード)・・・・・・・・・Microsoft社製 ワープロソフト
  ・一太郎(いちたろう)・・・・Justsystem社製 ワープロソフト
  ・その他のワープロソフト
◆利用機材
  VGAケーブル・モニターCRTまたは、
  スキャンコンバーター&ビデオケーブル(Sケーブル)  マニアの部屋へ
◆方法
  一人ワープロ入力にて、外部CRT端子に外部ディスプレイ、または、
  ビデオスキャンコンバーター及びモニターテレビを接続する。
  ファンクションキーによる切り替えを行う。
◆利点
  システムが簡単パソコン一台で可能。
  入力者が交代できる為、休憩が出来、長時間の情報保障が可能。
◆欠点
 必要機材が多い
 情報量が少ない。

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■ LANを使った入力
利用者が専用の画面で見る。(一人入力)
◆利用ソフトウェア
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
  ・tach      ・・・・酒寄氏によるフリーウェア
  ・秀丸エディタ ・・・・斉藤秀夫氏によるシェアウェア 
◆利用機材
  クロスケーブル
◆方法
  入力者の入力文字が利用者のパソコンに表示される。
  詳細は各、ソフト仕様による。
◆利点
  入力者と利用者との距離を離すことが可能。
◆欠点
  長時間の情報保障に不向き。情報量が少ない。
  ネットワーク設定が必要。
利用者が専用の画面で見る。(二人入力)
◆利用ソフトウェア
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
  ・tach      ・・・・酒寄氏によるフリーウェア
  ・秀丸エディタ ・・・・斉藤秀夫氏によるシェアウェア
◆利用機材
  LANケーブル・HUB(ハブ)・表示用パソコン(Win95以上)
◆方法
  ・相互入力
   一人入力の交代。
  ・交互入力
   文章を交互に入力し、組み立てる。
◆利点
  交代入力による、休憩が可能。
  連携入力による、文章の組み立てが出来、情報量が飛躍的に増す。
◆欠点
  ワーク設定が必要。
複数の利用者が専用の画面で見る。
◆利用ソフトウェア
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
  ・tach      ・・・・酒寄氏によるフリーウェア
  ・秀丸エディタ ・・・・斉藤秀夫氏によるシェアウェア
◆利用機材
  LANケーブル・HUB(ハブ)・表示用パソコン(Win95以上)
◆方法
  ・相互入力
   一人入力の交代。
  ・交互入力
   文章を交互に入力し、組み立てる。
◆利点
  交代入力による、休憩が可能。
  連携入力による、文章の組み立てが出来、情報量が飛躍的に増す。
  入力者が交代できる為、休憩が出来、長時間
  複数のパソコンに同時表示が可能。
◆欠点
  ワーク設定が必要。
 


無線LANアドホックモード
◆利用ソフトウェア
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
  ・tach      ・・・・酒寄氏によるフリーウェア
◆利用機材
  無線LANカード、centrino等無線LAN内蔵パソコンなど
◆方法
  無線LANカードの設定で、ワイヤレスネットーク設定にて、SSIDを設定。
  WEPキーはグループで設定。アドホックのチャンネルを設定します。
  ほか、情報保障については、通常のLANと同様の利用が可能。
◆利点
  アクセスポイントを介さず、アドホックモードで行うことができます。
  LANケーブル、ハブが不要。
  ケーブル断線、ハブ故障などの物理的な障害を受けにくい
  電源の無いところでも、バッテリー駆動で情報保障が可能。
  現場でスピーディーな設定が可能。
◆欠点
  台数が限定されてしまう。
  ネットワークの接続台数が見えないので、定員オーバーが解りにくい。
  セキュリティとして、傍受される危険がある。(WEPで対応可)
  ケーブル断線、ハブ故障などの物理的な障害を受けにくい
  電波障害等による通信断など品質的に、問題があるので、注意しましょう。

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■ インターネットを使った遠隔入力
遠隔地講演T(利用者が遠隔地である場合)
◆利用ソフトウェア
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
  ・CHOCOA    ・・・・富士通によるフリーウェア
  ・その他 IRCソフト
◆利用機材(環境)
  インターネット接続環境。(33.6Kbps以上)ADSL等
◆方法
  IRCを利用した方法。
  この場合は、双方向というより、一方通行の情報保障に適している。
◆利点
  利用者が離れた場所でサービスを受けることが可能。
  講演会などの話しをインターネットでリアルタイムに流す場合や、テレビ
  番組の即時通訳配信に適している。
◆欠点

  利用者が、発言する場合は、文字の入力が出来るという事が前提。
  情報が一方通行に成りやすい。
遠隔地講演U(話者が遠隔地である場合)
◆利用ソフトウェア
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
  ・tach      ・・・・酒寄氏によるフリーウェア
  ・秀丸エディタ ・・・・斉藤秀夫氏によるシェアウェア
◆利用機材(環境)
  LAN環境。または、ノートテイク
  IP電話または、一般電話。
◆方法
  利用者が入力者の場所に来て、話者(健聴者)との通訳を行う。
◆利点
  利用者は特別な技術を必要としない。
  利用者の話したい内容、聞きたい内容がそばで確認できる。
◆欠点
  利用者が入力者の場所まで出向く必要がある。
  事前に、話者とのコンタクトを取っておく必要がある。
遠隔地講演V(利用者と話者が遠隔地である場合)
◆利用ソフトウェア
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
  ・CHOCOA   ・・・・富士通によるフリーウェア
  ・その他 IRCソフト
◆利用機材(環境)
  インターネット接続環境。(33.6Kbps以上)
◆方法
  ・IPtalk       ・・・・栗田氏によるフリーウェア
      インターネットによるIPtalk。ただし、ルーターを介した場合、
      プライベートIPアドレスと成るため、設定が少々難しい。
  ・CHOCOA     ・・・・富士通によるフリーウェア
      IRCサーバーに接続し、インターネット上でチャットを行う。
◆利点
  直接現場に居なくとも、通訳が可能。
  また、利用者と話者が同じ場所に居た場合、中途失聴者難聴者は、
  直接音声で、話者に話しかけ、話者の話はインターネットを介して
  文字化されるので、わざわざ、入力者が現地に行く必要が無くなる。
◆欠点
  利用者が、文字の入力が出来るという事が前提。
  キー入力の遅い方には不向き。
リアルタイムチャットを利用した方法
◆利用ソフトウェア
  ・CHOCCA    ・・・・富士通によるフリーウェア
◆利用機材(環境)
  インターネット環境
◆方法
  IRCサーバーに接続
◆利点
  同時に複数の利用者が利用出来る。
  入力者を複数設定できるので、より多くの情報を流す事ができる。
◆欠点
  一行排出で、文章が細切れに成ってしまう。
  事前に、入力者、利用者間で連絡を取り合っておく必要がある。
  途中入場(利用)者は、それまでの内容を取得できない。
  

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■ 音声認識を使った入力
直接入力
◆利用ソフトウェア
  ・ViaVoice      ・・・・IBM社製ソフト
  ・ドラゴンスピーチ ・・・・ASCII社製ソフト
◆利用機材(環境)
  パソコン+ソフト ヘッドセット
◆方法
  ワープロソフトを立ち上げ、文字入力として、音声認識を利用。
  枠、色など見にくい場合は、IPtalkでも動作は可能だが、多少、
  スペックの高いマシンが必要となる。
◆利点
  キーボードの早い入力技術が不要。
◆欠点
  音響環境で誤認識が生じる。
  高い、マシンスペックが必要。
  発生の特徴を記録する「エンロール」が多少必要。
修正入力
◆利用ソフトウェア
  ・ViaVoice      ・・・・IBM社製ソフト
  ・ドラゴンスピーチ ・・・・ASCII社製ソフト
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
◆利用機材(環境)
  ネットワーク環境
◆方法
  IPtalkの文字入力部に音声入力の文字を挿入し、パートナーに送る。
  パートナーは修正し、排出する。
◆利点
  入力の熟練が不要
◆欠点
  音響環境で誤認識が生じる。
  修正のタイムラグが発生する。話し言葉に不向き
  想像できない誤変換を生じる
  滑舌のよい話し方が必要。
 
復唱者による入力
◆利用ソフトウェア
  ・ViaVoice      ・・・・IBM社製ソフト
  ・ドラゴンスピーチ ・・・・ASCII社製ソフト
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
◆利用機材(環境)
  ネットワーク環境
◆方法
  話者の話を事前にエンロールされた復唱者が、滑舌良い(認識しやすい)話し方で、    復唱し、認識させる。
◆利点
  入力の熟練が不要 
  復唱者は、音響環境のよい場所で発生することで、雑音による誤変換が減少する。
  復唱者が固定化することで、変換率が上がる。
◆欠点
  修正のタイムラグが発生する。
  復唱者を必要とする。
遠隔地復唱者による入力


実際は、パソコンの負担が多い為、
インターネット接続、音声通信用と
文字情報保障用と複数台必要に
成ります。
◆利用ソフトウェア
  ・ViaVoice      ・・・・IBM社製ソフト
  ・ドラゴンスピーチ ・・・・ASCII社製ソフト
  ・IPtalk     ・・・・栗田氏によるフリーウェア
  ・MSNメッセンジャー・・・・マイクロソフト社によるフリーウェア

◆利用機材(環境)
  インターネット環境
  (IP電話)
◆方法
  遠隔地の話者の音声をIP電話、ボイスメッセンジャー、NetMeetikgを介して
  復唱者のヘッドホンで受信する。
  話者の話を事前にエンロールされた復唱者が、滑舌良い(認識しやすい)話し方で、
  復唱し、認識させ、パートナー修正者に送信する。
  修正者は、修正し入力確定を行う。
  再び、インターネットにて、遠隔会場のIPtalkに表示させる。
◆利点
  入力の熟練が不要 
  復唱者は、音響環境のよい場所で発生することで、雑音による誤変換が減少する。
  復唱者が固定化することで、変換率が上がる。
  入力者(復唱者、修正者)が会場に行く必要がない。
◆欠点
  修正のタイムラグが発生する。
  復唱者を必要とする。

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■ 手書パソコン要約筆記入力
タブレットパソコン
タブレットパソコンの回転写真  タブレットパソコン
タブレットパソコン文字入力画面入力シーン
◆利用ソフトウェア(機材)
 ・sketchbook  
◆利用機材(環境)
 ・Acer タブレットパソコン  http://www.acer.co.jp/products/tablet/index.html
 ・その他
◆方法
  ・タッチペンでの入力設定し、手書きまたは、画像ソフトを起動。
   ディスプレイを180度回転させ、閉じる。あとは、タッチペンで記入。
◆利点
  ・手書きの利点が使える。
  ・キーボード入力が苦手な人も利用出来る。
  ・図形、要約記号などが扱える。
  ・外部ディスプレイに接続可能。
◆欠点
  文字の量がすくない。
  二人同時書きが出来ない。
  要約筆記用、専用アプリケーションがない。
  
手書きペン入力

WACOM社のペンタブレット







ゼブラウィング社の手書きリンク
◆利用ソフトウェア(機材)
  ・ゼブラウィング社 ・・・・ 手書きリンク
◆利用機材(環境)
  ・ペンタブレット   ・・・・WACOM
   ペン、及び入力用パネル
  ・手書きリンク   ・・・・ ゼブラウィング
    ペン部分とセンサー部+ソフトウェアー
◆方法
  ・
◆利点
  ・ペーパーに専用ペンで書くため、筆記感覚が自然
  ・安価
  ・外部ディスプレイに接続可能。
  ・手書きリンクでは、インターネット、LANで遠隔操作が可能。(有料)
◆欠点
  改ページが面倒。
  文字の量がすくない。
  二人書きが出来ない。


・・・・ 
◆利用ソフトウェア(機材)
  ・IPtalk ・・・・ 栗田氏によるフリーウェア
◆利用機材(環境)
  ・ペンタブレット   ・・・・WACOM
   ペン、及び入力用パネル
◆利点
  ・使いなれたIPtalkでペン入力が可能
  ・テキストと、手書きが混合表示゛きる。
◆欠点
  ・ブロックごとの転送
  ・まだ開発途中であるため、使い勝手がよくない。  今後実験予定
ゲーム機入力(NINTENDO DS)





◆利用ソフトウェア(機材)
  ・NINTENDO DS / ビクトチャット機能
    http://www.nintendo.co.jp/ds/dpct/index.html
◆利用機材(環境)
  ・NINTENDO DS   ・・・・任天堂のゲーム機
◆方法
  ・タッチスクリーン(下部)に手書きで文字を書き、送信ボタンを押して、送信。
   送信、受信された文字は、上部のパネルにスライドして表示される。
  ・タッチスクリーンを利用して、自由に描いた絵や文字を送受信してチャット
   として情報保障が可能。
  ・入力者が書いたメッセージをコピーして、書き加えたり、書き換えたりした
   ものを送信することもでる。
  ・内蔵のキーボードパネルを使って入力することもできます。
  ・最大16台までの同一機種で無線通信として接続
◆利点
  ・15000円という低価格で、ゲーム機の機能として、簡単なmobile型の
   手書き要約筆記として利用
  ・最大16名で、難しい設定が不要。
  ・安価(パソコンに比べ)
   ・入力者と利用者が離れたノートテイク型の情報保障が可能。
  ・利用者が、情報保障を利用している事を周囲にあまり気付かれない。
   (プライバシーの保護)
  ・IEEE802.11対応および任天堂独自プロトコルの2方式に対応の為、無線LAN
   が利用できる。(ブラウザ等は未対応2005/11現在)
   無線ルーターや、Windows XP搭載パソコンをインターネットにつないだ
   状態で別売り の「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ(3500円)」をそのPC
   のUSBポートに接続することで、利用できる。パソコン・チャットソフトの
   開発が期待される。
  ・バッテリー駆動で、6時間ほど利用できる為、電源の無い場所での利用が
   可能になる。
◆欠点
  文字の量がすくない。
  二人書きが出来ない。(補助が必要)

 実験の様子はこちら

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■ その他の入力
手書き遠隔地通訳
◆利用ソフトウェア(機材)
  ・ゼブラウィング社 ・・・・ Realpepper2
◆利用機材(環境)
    ペン部分とセンサー部+ソフトウェアー

◆利点
 ・手書きで電話をしながら、書くことが出来ます。
◆欠点
  ・サーバー利用料金がかかります。
手書き遠隔地講演
準備中 ◆利用ソフトウェア(機材)
  ・ゼブラウィング社 ・・・・ Realpepper
◆利用機材(環境)
    ペン部分とセンサー部+ソフトウェアー


インターネットを通して、主催者・参加者のリアルタイム画像と音声に加え、ホワイトボードを共有し、書類やテスト問題を配信し、1名に対して最大1000名が同時に受講可能になります。
手書きリアルタイムチャットを利用した方法
◆利用ソフトウェア(機材)
  ・ゼブラウィング社 ・・・・ Realpepper
◆利用機材(環境)
    ペン部分とセンサー部+ソフトウェアー

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■ 情報保障の表示のいろいろ
ノートパソコンによる表示
パソコン表示 ◆利用機材(ソフトウェア)
 ・ノートパソコン(Windows機)
 ・IPtalkなど
◆方法
 ・IPtalkによるネットワーク接続表示方法
  表示機については、有線・無線LANで利用が出来る。
  複数の接続が可能。
◆利点
 パソコンの他に必要な機材を必要としない。
 大きな会場で利用しても、設備を必要としない。
◆欠点
 利用者が限定される。
テレビによる表示
テレビ表示 ◆利用機材(ソフトウェア)
 ・ノートパソコン(Windows機)
 ・スキャンコンバーター
◆方法
 1.ビデオ出力端子のついているパソコンの出力をテレビの入力端子に接続する。
 2.VGA出力にスキャンコンバータを接続し、その出力をテレビに接続する。
  コンバーター、TVのインターフェイスを合わせる必要がありますが、機器によって
 異なりますが、[D端子][S端子][Video端子][RF端子]などがあります。
◆利点
 高額なプロジェクターがなくてもOK。公民館などの備品の利用が可能。
 映像の分配なども幅広い。汎用性に富む
◆欠点
 スキャンコンバーターが必要。大型TVは運搬が大変。
プロジェクターによる表示
スクリーン表示 ◆利用機材(ソフトウェア)
 ・ノートパソコン(Windows機)
◆方法
 VGA出力とプロジェクターをVGAケーブルで接続します。
 古いプロジォクターの場合、VGA端子がついていないものがありますので、
 その場合は、スキャンコンバーターを用います。
◆利点
  比較的大きな会場で、大きな画面で見られる。
◆欠点
 会場が屋外であったり、明るいばあい、見にくい
メディアランナーによる表示
メディアランナー表示 ◆方法
 VGA出力と機器をVGAケーブルまたは、スキャンコンバーター経由で、
  接続します。
◆利点
 ・比較的大きな会場で、大きな画面で見られる。
 ・駐車スペースがあれば、屋外利用が可能。
◆欠点
 ・費用がかかる。業者に依頼が必要。
大型映像装置(オーロラビジョン等)
大型映像装置 ◆方法
 VGA出力と機器をVGAケーブルまたは、スキャンコンバーター経由で、
 接続します。ほとんど業者にお願いします。
 打合せ時は、インターフェイスの取り決めをはっきりしておきましょう。
◆利点
  かなり大きな会場で、大きな画面で見られる。
  屋外利用が可能。画面サイズは、可変が可能。注文に応じてサイズを設定。
◆欠点
  莫大な費用がかかる。業者に依頼が必要。
ヘッドマウントディスプレイによる表示
  メガネタイプ

   特殊タイプ

◆利用機材(ソフトウェア)
 ・ノートパソコン(Windows機)
 ・スキャンコンバーター
 ・グラストロン(SONY)
 ・ビデオ分配機
◆方法
 ・.VGA出力にスキャンコンバーター接続し、グラストロンに入力。
  必要に応じて、ビデオ分配機で分配する。
 ・ グラストロンを装用し、画像の透過レベルを調整

◆利点
 ・透過機能(特定機種)により、話者を見ながら文字を読むことが出来る。
 ・資料などに目を向けても、文字が表示されているので、情報を見逃すことがない。
 ・狭い視野の視覚障害者や、視野欠損の方に、見やすい位置にスクリーンを表示
  (IPtalkのレイアウト)を行なう事ができ、首など向きを変えても字幕を見失わず、
  探し出すことが不要になる。
◆欠点
 ・少々高額。生産中止となった。(一部のメーカーで同様の機種あり)
 ・一人に一台必要




2m離れた所に50インチの
テレビのように見える。



IPtalkの表示範囲の設定で                 視野欠損の方に対しては
字幕のように見える。                    見える部分に文字を表示

見えるラジオによる表示(検討課題)
見えるラジオシステム図
◆利用機材(ソフトウェア)
 ・ノートパソコン(Windows機)
 ・見えるラジオ
 ・文字多重化機
◆方法
 ・.パソコンのRS-232C出力と多重化機を接続
  専用のソフトにて、データを多重化機に転送。
  多重書きの出力をFM変調機に接続し、任意の周波数で送信
  (周波数と出力に注意)
 ・文字はページごとに表示され、更新の時間がかかるため、専用のソフトを製作
  する必要があります。
◆利点
 ・見えるラジオは、聴覚障害者の日常生活用具に指定されているため、安価で入手
  出来、表示機は、個人がもつ。
◆欠点
 ・1ページの更新時間が15秒と長く、パソコン要約筆記専用に更新時間を設定する
  必要がある。
 ・機器が高額で放送機器近い。実験用サンプル価格でも10万以上する。
 ・高出力の場合、免許が必要。

Mobile機(PDA)による表示

CE機の表示

WS003SHによる表示




クリエPEG-TH55による表示


結線図
◆利用機材(ソフトウェア)
 ・WindowsCE
  ChatJamCEv100forPocketPC2002_StrongARM.lzh
  ちゃっとCE for PocketPC
 ・PalmPC
  PalmIRC
 ・Linux機(Zaurusなど)
  ざうちゃっ 、Zic!Z
 ・AMBServer(パソコン用簡易サーバーソフト)

 ・無線LAN用アクセスポイント(アドホックは未検証)

◆方法 (実験中に付き動作保証はしません)
 サーバー機//
 1.AMBServer起動 
 2.IPtalk9g を起動(空行のみ改行のチェックははずす)
 3.EDITSENDを立ち上げ、ターゲットをCHOCOAの文字入力に持っていく。
   (このとき、EDITSENDのウィンドウをいじらない。)
 4.OKボタンを押す。

 クライアントA(IPtalk9i)//
 1.IPtalkを起動
 2.通常入力(空行のみ改行のチェック)

 クライアントB(IPtalk9S)//
 1.IPtalkを起動
 2.通常表示設定(空行のみ改行のチェック)

 Mobile機//
 1.ネットワークに接続
 2.IRCソフトを起動
  ※設定例 
   設定名 saicaps
   サーバー名 10.11.1.100  (サーバーの固定アドレス)
   ポート番号  6667
   ニックネーム HIRO
   自動Join   #moji
 
◆利点
 ・持ち運びが出来る端末として、利用が出来る。
 ・長時間の駆動が可能
 ・人数制限を気にしない。

◆欠点
 ・IPtlkの場合、改行ごとの表示であり、文章をつなげて読む必要がある。
 ・設定が面倒
 ・サーバー用のパソコンが必要

 詳細はこちらから
携帯電話による表示
TV付き携帯電話システム図

TV付き携帯電話型
 (アナログ)





TV変調機(RF モジュレーター)
[自作]






ブラウザ携帯型システム図

ブラウザ携帯型
 1.TV付き携帯
◆利用機材(ハードウェアー)
 ・ダウンスキャンコンバーター
 ・ビデオ変調器
 ・RFアンプ
 ・送信用アンテナ

◆方法
  TV付き携帯の場合は、テレビによる表示同様の配線で、出力のRF信号を
  トランスミッターで飛ばして行います。チャンネルは同一チャンネル混信を防ぐ
  為、空きチャンネルを設定。チャンネルはアンテナ特性から、UHFがオススメ。
  VTRには、1,2chの変調機が内蔵されているが、一時期のアナログBSチューナー
  には、13chの変調機があるので、こちらを使った方が、よいでしょう。
  変調の出力は、107dbμくらいなので、飛ばすには、たりません。
  出力パワー上げるために、RFのアンプを付けますが、パワーによっては免許が必要
  なので、アンテナ利得で稼いだ方がいいでしょう。
  ちなみに、13chでの中心周波数が、473MHzですから、波長は、0.63m。
  つまり、1/2λのダイポールアンテナなら、約30cmのものでOKです。おおざっぱです。)
  指向性をもたせれば、数メートルは届くでしょう。

◆利点
  誰でも持っているものを使った情報保障端末。
  手元で見ることが出来るため、巨大な設備はいらない。

◆欠点
  ・TV付き携帯は、一定時間でテレビが切れるので、再接続する必要がある。また、
   消費電力が多く、長時間の情報保障にはふむき。
  ・個人で行なう場合、電波法に準じて行うこと。
  ・ホールなど時の会場では、反射波が多く、ゴーストがめだつ。
  ・携帯もワンセグ化。しかしデジタル変調機は、個人で入手困難

・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
2.ブラウザ付き携帯

◆利用機材(ソフトウェア)
 ・サーバー転送ソフト(未開発)
 ・携帯電話機(特定機能付き)
 ・サーバー機(インターネット)

◆方法
  送信側は、文字データを指定URLに定期的に(数秒)アップロードし、携帯側
  は、指定URLを見る。リトライできる設定とする。ただし送信側として専用の
  ソフトを準備する必要があります。
   
◆利点
  誰でも持っているものを使った情報保障端末。
  手元で見ることが出来るため、巨大な設備はいらない。

◆欠点
  ・通信料がかかる場合がほとんど。定額制や、つなぎ放題などのサービス体型の
   方は、利用しやすい。
  ・ブラウザ型であると、通信が集中すると、ダウンロードに時間がかかってしまう。
   また、ブロック送信となるので、同時性は低い。

字幕表示(ワイプ)
ワイプシステム図
◆利用機材(ソフトウェア)
 ・ビデオスイッチャー(AVコントローラー)
 ・ダウンスキャンコンバーター
 ・カメラ(映像ソース)
◆方法
 パソコンのVGA出力にダウンスキャンコンバータょ接続し、その出力をコント
 ローラーの入力に挿入し、ワイプをONにする。
◆利点
 ワイプの位置、大きさが変えられるため、分割的に表現できる。
◆欠点
 機器が高額であり、個人で購入するのは勇気が必要。
字幕表示(クロマキー)
クロマキーシステム図 ◆利用機材(ソフトウェア)
 ・ビデオスイッチャー (クロマキー機能付き)
 ・ダウンコンバーター
◆方法
◆利点
 背景の映像に文字だけが重なるため、背景の映像を隠す部分が少ない。
 同じ目線で、情報保障がえられる。
 文字の表示位置を可変できる。(IPtalk機能)
 映像を分配でき、パソコンがなくても分配機があれば、無制限にモニターを増やす
 ことが出来る
◆欠点

 機器が高額であり、個人で購入するのは勇気が必要。
 調整に時間が少しかかる。スケルチレベルを甘くすると、文字が流れるときにノイズ
 が発生する。

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