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富山県グレードテニス連盟
会 長 三日市 政司
東日本大震災から14年が経ちました。メルトダウンした福島の原発は、屋上近くの燃料や溶解燃料(核デブリ等)の取り出し作業が遅れており、廃炉には40年以上かかることが予想されます。トリチウム入りの水の処理は順調に進んでいますが、福島の漁業者の御心痛が察せられます。人々の生活を容赦なく奪った東北の災害は、今も被災者を苦しめており、帰還の有無まで迫られており、お気の毒なことと同情しています。
地域産業の”町がまだ不完全”なための経済的弱者の皆様へも保護の手が差し伸ばされるよう願っています。
今年もインフルエンザやノロウイルスの心配はありましたが、順調に暖かくなってまいりました。皆様と共に、元気でテニスができることを今から楽しみにしています。
県内の各クラブから、仲良しの皆様の御参加を頂き、今年も皆様にとりまして、思い出深い、有意義な大会となりますよう期待いたしております。
グレードテニス大会は、老若男女がテニスを楽しみ、初心の人、中級の人、上級の人が、共に応援し、勉強し、和気あいあいとした雰囲気の中で、それでも真剣なゲームが期待されています。また、初心のクラス分けを細かくしておりますので、皆様気楽に御参加頂けると思います。初心の人の参加への御協力を切に希望しております。健康の上からも、人との融和の面からも、テニスは素晴らしい!と喜んでいます。
テニスにより、寝たきりではなく、楽しく長生きの生涯スポーツを送りましょう。テニスは不思議に何か向上させる要素、何か自らに帰ってくる要素があり、素晴らしいと思っています。今年こそ、こういうボールを打ってみたい等々、自分なりのペースで向上して行けたらと思っています。
グレードテニス連盟は、皆様の豊かなテニス人生の実現に向けてのお手伝いができればと思っております。役員一同、いっそうの努力をして参る所存でございますので、皆々様の益々の御理解と御協力を頂きますようお願い申し上げます。
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(令和7年3月) |
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