さらにダイビングについて詳しく


死滅回遊魚
 熱帯系の魚というのは、熱帯に行かないと見れないということはありません。伊豆にも、ちらほら現れます。というのも、日本の近くを黒潮という海流が流れていて、それにのって夏の終わりには熱帯性の魚が伊豆までやってくるからです。しかし、これらの魚は海流にのって沖縄に戻ることはできず、冬の寒さにも耐えられないので、冬になると死ぬことになります。こういった魚を「死滅回遊魚」と言います。死滅回遊魚が多いのは9-11月ごろのようです。
 自分は沖縄の海も1度行ったことがあるのだが、魚の質よりもとにかく違いがあるのは透明度でした。(たまたま、この時期の沖縄での透明度が高かっただけかもしれません。)

2001年 沖縄・崎本部


                     

ナイトダイビング
 ダイビングにはナイトダイビングというのがあって、夜ダイビングすることもできます(場所は限られる)。自分が参加したときは、連休の最中だったので、夜のくせに、あちこちでダイバーとぶつかりそうになるような状況で、とても生物観察どころではありませんでした(それでも夜光虫や、光るナマコが見れましたが)。そのとき感じたのは、ナイトダイビング=「ダイビングのお化け屋敷バージョン」ということでした。ベテランの人たちは、この日のナイトダイビングを混むからという理由で避けていました。
 ナイトダイビングは、初心者では無理で、自分の加入していたエグザスでは、SD(スポーツダイバー)の資格がないともぐれません。なにぶん夜なので、はぐれる危険性は高いです。
2001年9月22日 大瀬崎の例
潜降開始時刻 19:06
浮上開始時刻 19:33
最大水深    15.7m
水温       23℃

 はぐれるのがこわかったので、水中にいるときはとても写真は撮れませんでした。これは、ナイトダイビングを終えて、水中から上がってきたところです。

ボートダイビング
 ボートをつかってダイビングをすると、泳いでいったらタンクの空気がなくなってしまうところまで、簡単に連れてってくれます。ボートに乗っている時間は、自分は今まで伊豆の宇佐美と沖縄の本部で経験したのですが、両方とも、5分程度でした。ボートから、海に入るのにちょっとした技術がいります。ですから、このボートダイビングも、自分の入会していたエグザスでは、SD(スポーツダイバー)の資格がないとできません。海から、ボートに上がるときは、たいてい、はしごをフィンをはずした状態で登るので、これは技術はいらないです。ボートから海に入る時は、
(1)バックロールエントリー:小型船や、船縁の高さが海面から70-80cmの船の時
 でんぐり返しの格好で海に入ります。下のボートから海に入るところという写真がそれです。
(2)ジャイアントストライドエントリー:船縁の高さが海面から1.5mまでの船の時
 「きおつけ」の姿勢から、一方の足を前に出し、もう一方の足を曲げる形で海に入ります。
という動作をします。

ボートから海に入るところ 海からボートに入るところ

シュノーケリング
 スキューバダイビングだけやることに限界を感じる。確かに、海の中で生き物を観察することは楽しいが、1日の中でもぐっている時間が少なすぎることや、ガイドの人につかなければ何もできないことや、料金の問題など不満がある。ここは一度スキンダイビング(シュノーケリング)をやってみるべきだと思い、2003年の8月3日実際、菖蒲沢に行ってきました。

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