丹沢・権現山

行けそうなところで、今一番どこに行きたいですか? 現在地を見失ったマスキ嵐沢のリベンジで権現山南西尾根に行きたいです。

(単独行)
2020年10月25日

今回の山行の大まかな位置図
(赤・オレンジ:登り、黄:下り)(黄とオレンジは手書き)
今回、トラックログは途中までです
今回の山行のさらに大まかな位置図

10月25日
天気:晴れ
【コースタイム】6:00 八王子JC−6:50 大井松田IC−7:50 箒杉下の駐車場ー8:20 箒杉(バス停)−8:31 西丹沢ビジターセンター
 8:40 西丹沢ビジターセンター−9:40 下棚沢出合−12:00/12:20頃 権現山山頂−13:50 林道に合流−14:20 箒杉下の駐車場
 14:25 箒杉下の駐車場−14:35/15:10 温泉(ブナの湯)−16:00 新松田IC−17:15 八王子JC

 「登山計画書を前回と同じく谷峨駅で投函しよう、前回のカーナビの設定をそのまま使えばいい」と思ったら、前回微妙にずれた位置に設定していたようで(前回は迷い、地図を見て修正)、カーナビの指示に従ってもたどり着けず、「そうだ今回は西丹沢ビジターセンターに行くのだ、そこで提出すればよい」と考え直し、西丹沢ビジターセンターで無事、登山届を提出できました。

8:20 箒杉のバス停より

バス満員

8:35 西丹沢ビジターセンター


8:45 西丹沢公園橋


8:46 キャンパー多し


 
8:53 小橋 8:59(渡った後で)  9:02

左岸に渡って、右岸に渡って、左岸に渡って

 
9:06 9:08 9:14

小橋の連続です。地図読みに来たのですが、人がいると、次は向こうかと思ってしまうので、(試行錯誤する時間もたっぷりとったので)人が通り過ぎるのを待つ。

9:25 右岸へ


9:27
「注意
この先行き止まり
この径路は林業用経路で
登山道ではありません」の看板

 そろそろ、西沢と下棚沢との二俣になるはず、そこで右岸に登山道があるはず、と思っていたら、右岸に登山道発見。この先行き止まりと書いてありましたが、そもそも、西沢〜権現山は昔は登山道があったものの、現在は、エアリアに表示がない。少し進んでみる、地形図からすると、登山道は右岸を進むはずなのですが、左岸のまま進むようです。この道は違うかもしれない、もう少し、前進してみよう。

9:40 道標

 道標発見! はじめこそ登山道は左岸を進むもの、すぐに右岸になりました。合っている。

 
9:43 左に踏み跡はあるものの 下棚  

 踏み跡はあるものの、やせ尾根、急斜面です。破線ルートだからこんなものかと思いつつも、ハイカーの通る道ではない。あと少しで緩やかになる所まで来たが、上がれそうにない。単独なので、これ以上の危険は良くない、下山を決意する。「登りで、こんなに厳しかったので、下りはさらに厳しいだろう」と思うが、下りてみると思ったよりも厳しくない。下りれる。確かに、登山道にしては厳しいが、破線ルートなどこんなものか。体が順応してきたか。それでも、とりあえず、平らな地点までいったん戻り、念のため、GPSでも位置確認。間違っていない、ここだ。もう一度登ろう。
 (ここで操作を誤ったかGPSは10時15分で記録が止まっていました。これ以降のトラックログは今回ありません)

10:20 下棚

 再度、登ってみると、先ほど上がれなかったところも、右に進めそうな箇所があった、つかまる木も点々とあり、無事、平らな点に到達、赤テープありました。ここで、なんと、明瞭な登山道が目の前を通っていました、時間もあることだし、下りてみる。蛇行しながら西沢に向かって下っていくようだ、ひょっとして9:27の写真の登山道と合流するかもしれない。現在地を確認、コンパスの向きが合わないと思ったら、濃密な時間を過ごしたものの、標高的にそれほど登っていないのでした。10分ほど下りてみて、同じような下りが続きそうなので、下った道を元に戻る。

 11:05 平らな地点にあった赤テープ
この時刻は平らな地点に到達したときのではなく、明瞭な登山道をみつけ下りてみて再び戻ってきたの時刻です。
 左写真を拡大

これ以降、(破線ルートにしては)登山道は山頂まで、明瞭で、難しいところもなかったです。

 
 11:35 畔ヶ丸    標高1030m畔ヶ丸からの尾根の合流点


11:37 富士山


11:38 〇〇スミレ


11:42 畔ヶ丸  


11:46 マスキ嵐沢の終了点を、脇に見ながら通過


11:54 あれが権現山南西尾根かな


11:58 鹿よけの柵
 ピークは近い


山頂到着

12:05 山頂からの眺め
 中央に丹沢湖
 遠方に見えるのは箱根の山


12:37 赤テープがあれば良いというわけではないが

前回、間違えた混乱してしまった尾根を改めて下りる、改めて見渡しても、目的の尾根は入り口で多少戸惑うものの、その後は明瞭な尾根、となると自分の混乱してしまった理由は
 焦って当初の予定にとらわれて現状を見ず、現在地を見失った
です。前回、事前の予想では「尾根に乗り、(広い尾根なので)南に下りて、西にトラバース」でした。「尾根に乗る」「南に下りて、西にトラバース」が焦って、ごちゃごちゃになってしまった。標高1100mまで地図で見るよりも尾根が明瞭で、どっちかをきちんとすれば混乱しなかったが、どっちとも中途半端に行い、さらにコンパスの扱い方につきまして
 @コンパスの左辺をきちんと合わしていなかった
 Aコンパスから、顔を上げる際、目印をつけていなかった
により、チエックしていたコンパスが役に立たず、現在地を見失ってしまったのだと思います。

 今回は、迷うことなく、行けました。

前回の反省:@地図で見るよりも、現実には、はっきりした尾根の扱い、Aコンパスの使い方、B知識はあったもののバラバラで、統一感に欠けていた
 まずはヒザ下の地形を読む、地形が読めない場合は、ヒザ上(コンパス、高度計、遠景)で対応

12:44 赤テープがあれば良いというわけではないが


12:51 紅葉


13:01 紫(赤)テープがあれば良いというわけではないが 時刻 同左

 前回は、先行者がいて、ほぼ明瞭な踏み跡でしたが、今回は多くの場所で落ち葉が積もっており、踏み跡は、ほぼ不明瞭でした。

13:05 倒れていた石柱

人工物はポツン、ポツンとありました。

13:07

 トラックログがとれている予定で、写真を撮ったが、トラックログがないと、何の写真か不明。

13:37 (狭い)尾根と赤テープ


13:53 林道に合流(合成写真)

10時25分から、13時50分まで、一人の人にも会わず。

14:16 箒杉


10月25日の行動の位置図
A→B→C→D→E→F→G→B→A
A:箒杉公園駐車場、B:箒杉バス停、C:西丹沢ビジターセンター、D:下棚沢出合、E:権現山山頂、F:788m小ピーク、G:林道に合流


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