何十万種いるのかわからない昆虫の心理分析など、気が遠くなる話……。
そこで、
自分が気づいたこと、よく言われること、噂に聞いたこと、文献で知ったことなどを
ここにまとめておくことにしました。
驚くほど『性格がいいw』昆虫などもいて、驚かされることの連続です。
チョウ・ガ | 甲虫(カブトムシ・コガネムシ) | ハチ・アリ |
セミ・カメムシ | ・・・・・・ | ・・・・・・ |
・・・・・・ | ・・・・・・ | ・・・・・・ |
・・・・・・ | ・・・・・・ | ・・・・・・ |
オオミズアオ (ヤママユガ科) |
警戒心が少なく、人懐っこい。インコ以上に『手乗り』にするのが容易!? 性格のよさではトップクラスで、個人的にも大好きな蛾である。 ただ、自己を守るという意識は低く、荒っぽい飛び方をして羽をすぐぼろぼろにしてしまう。 幼虫も温和な性質だが、しつこく攻撃を受けると体をぶんぶん振って威嚇することも。 |
オオムラサキ (タテハチョウ科) |
非常に気が強いらしい(自分の目では未確認)。 なわばりに入ってくれば、小鳥・スズメバチなども威嚇して追い払ってしまうとか。 |
オオタバコガ (ヤガ科) |
賢い!飼育器のふたに、隙間が空いたわずかな隙を見て逃げたりする。 |
オオスカシバ (スズメガ科) |
羽化したものをリリースするとき、一度人の体にとまっていくところが可愛い。 警戒心は低く、人を観察するように飛ぶことも。 幼虫は驚くほど大食いだが、飢えても噛み合ったりしない。 |
ジャコウアゲハ |
『草食系』のチョウ・ガ類としては、珍しく幼虫に共食いが目立つとか? しかし、好戦的な行動は、他では見かけない。 エサのウマノスズクサと幼虫の体の匂いが似ていて、 エサと間違えて齧ってしまう、というのが本当のところのようだ。 |
キアゲハ・ナガサキアゲハ |
幼虫はおっとりした性格で、あまり臭角を出さない。 |
ウスタビガ・ヤママユ |
幼虫はよく喧嘩する。少数に分けて飼育するのがお勧め。 |
モンシロチョウ |
幼虫の共食いはまずないが、興味本位?で卵を齧ることがあるそうだ。 |
シジミチョウ科 |
幼虫は共食いすることも。エサは十分に与え、あまり密度を高くしない方がよい。 |
オオクワガタ |
かなり温和らしい |
ノコギリクワガタ |
やや好戦的か? 以前、ジャコウアゲハに喧嘩を売ってるシーンを見たことも…… 飼育するときには、なるべく少数で飼うようにしたい。 |
コクワガタ |
非常に温和。かなり安心して飼育できる。 |
ヒラタクワガタ |
好戦的と言われ、複数を飼うときには隠れ場所の確保など、注意が必要。 |
ミヤマクワガタ |
好戦的と言われ、複数を飼うときには隠れ場所の確保など、注意が必要。 |
ニジイロクワガタ |
非常に温和らしい。 |
オオスズメバチ (スズメバチ科) |
動画 世界一、凶暴・神経質であるとよく言われるが、 実際にこのハチに威嚇や攻撃をされたことがなく、未確認 |
キイロスズメバチ (スズメバチ科) |
オオスズメバチに次いで凶暴だとされているが、 自分は、このハチに威嚇や攻撃をされたことがなく、未確認 |
モンスズメバチ (スズメバチ科) |
キイロスズメバチに続き、3番目に気が荒いとされる。 |
クロスズメバチ (スズメバチ科) |
スズメバチとしては、かなり温和だとか。 |
コガタスズメバチ (スズメバチ科) |
かなり温和なハチとされる。 |
ヒメスズメバチ (スズメバチ科) |
非常に温和なハチ。巣に触っても刺されなかった例すらあるらしい。 ただし、かなり派手な威嚇をするので、攻撃的と誤解されることも。。。 |
キアシナガバチ (スズメバチ科) |
スズメバチと比べておとなしいが、アシナガバチとしては神経質で攻撃的らしい。 巣に相当近づけば、威嚇・攻撃されることも。 |
フタモンアシナガバチ (スズメバチ科) |
アシナガバチ中では、最大の巣を作るが、性格はおだやか。 巣に触ってもセーフだったことがある(←※決して試さないでくださいw) |
セグロアシナガバチ (スズメバチ科) |
攻撃的と書かれた文献もあるが、個人的にはあまり怖い印象はない。 巣に触れるくらいまで近づくと、威嚇することはある。 |
ヤマトアシナガバチ (スズメバチ科) |
非常におとなしく、温和な性質のハチ。 巣に触っても、セーフであることがほとんどだ(←※決して試さないでくださいw) |
キボシアシナガバチ (スズメバチ科) |
やや攻撃的で神経質と聞く。近づくだけならだいたいセーフだが、 巣に触れると威嚇されたり、攻撃されることも。 |
コアシナガバチ (スズメバチ科) |
温和でおとなしい。 |
アブラゼミ |
東京都内でもっとも多いセミ。生物には「集団発生すると動作が鈍くなる」という性質があるためか、 警戒心は低く、素手で簡単に捕まってしまう。鳥類やネコ、肉食性昆虫に捕食される率も高い。 きわめて温和、平和的、献身的で、攻撃行動と呼べるものを見たことがない。 まるで『おしん』のようなキャラである。 |
ツクツクボウシ |
アブラゼミに比べて、はるかに機敏で身軽。 平和的な性格で、オス同士は争うどころか、ときに強調するような行動をとることも。 |
ミンミンゼミ |
アブラゼミより、警戒心が強く、動作も機敏。 合唱をすることが少なく、孤独なイメージだが、平和的な性格。 |
ヒグラシ |
しばしば合唱をする。近所にはほとんどいないため、性格面は未調査。 |
ニイニイゼミ |
アブラゼミと似た性格か?。やはりセミらしく温和な性質。 |