18瀬生第402号
                                        平成18年12月22日
 
瀬戸市の問題を考える市民ネットワーク 殿
 
                                        瀬戸市長 増岡 錦也
 
 平成18年12月5日付けにて提出されました要望書に対し、下記のとおり回答します。
 
                       記
 
三 私たちは、「談合疑惑が強いとされている9件について公正取引委員会に申告する
など、調査究明」すること、すなわち、法*に基づいた原則に則って出来ることをやっ
て欲しいと要望しているのですが、回答はこの点にまったく触れていないのはどうい
う意図なのですか。
 *公共工事の入札および契約の適正化の促進に関する法律
 
【回答】
 公正取引委員会への通報につきましては、既に検察当局が捜査に入り、公に事件と
して報道されていることから、改めて必要ないと判断しています。
 
2 「落札率95%以上の案件についても(9件と)同様に調査究明すること」との要望に対
する否定の回答として読み取ることが出来ます。
 今や新聞報道などでも、「落札率95%以上というのは限りなく談合の疑いが強い」と
いうことが常識となっています。市長の回答は、あたかもこの常識に挑戦して、旧態
依然として高落札率でもなんら問題ではないのだ、という態度と見受けられますが、
それでいいのでしょうか。
 
【回答】
 前回の回答と同様です。
 
3「すべて一般競争入札にすること」「罰則の強化」「入札監視委員会の設置」などに
ついてはどのように考えているのですか。
 
【回答】
 今後とも談合防止に向けて、競争性、透明性、公平性の確保に向けて入札契約のあ
り方全般について改善を検討してまいります。
 
四 市長は、私たちの要望の趣旨をよく理解されていないか、あるいは意図的に反ら
しています。このままでは、市長は談合問題の解明と根本的解決について不作為であ
るといわざるを得ません。
お忙しいところではありますが、直接面談で質疑を行える場を設けるよう要望します。
 
【回答】
 この件で、そのような場を設けることは考えておりません。
 
                            以上 担当:契約財産課

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