年長園児ら万博招待/瀬戸市無料で
  愛知万博(愛・地球博)瀬戸会場がある瀬戸市は3日、市内にある保育園・幼稚園の年長園児と小・中学校生が学校行事で訪れる場合の入場料を全額負担すると発表した。「愛・地球博こども招待事業」として、新年度一般会計予算案に1千万円を盛り込む。  
  県がすでに県内の小中学生が学校行事で訪れる場合には入場料を全額負担する方針を打ち出している。瀬戸市は会場を抱える自治体として、独自に子どもたちの入場料を負担する。瀬戸市の小・中学生は県と市のそれぞれの負担で、2回無料で入場できることになる。  
  県は小中学生だけが対象だが、瀬戸市は公立小・中学校28校に加え、計34ある保育園・幼稚園の年長園児も対象とする。約1万2千〜3千人となる予定。  
  増岡錦也市長は「県が方針を決める前から計画していた。会場があるホスト市として、子どもたちに万博会場で楽しんでほしい」と話した。
(朝日新聞2005.2/4尾張近郊版)

 万博関連に戻る  表紙に戻る