名古屋テレビニュース 2004.11.2

 愛知万博会場周辺のオオタカ巣立ち  今年は6羽確認
<読売新聞2004.11.03>
  愛知万博会場周辺で生息するオオタカの保護策などを議論する「国際博会場関連オオタカ調査検討会」が二日、名古屋市中村区の博覧会協会事務所で開かれ、今年は会場周辺三か所の巣から六羽が巣立ったことが報告された。

  愛・地球博「万博の工事、オオタカと共存」−調査検討会が結論 <毎日新聞 2004年11月4日>
  愛・地球博(愛知万博)の会場予定地内と周辺に営巣しているオオタカの保護策を検討する「国際博会場関連オオタカ調査検討会」(座長・伊藤達雄名古屋産業大学長)は2日、オオタカの生育数に変化が見られないことから、工事は営巣に影響しないとの結論を出した。
 同会は調査対象とする5カ所の巣のうち、3カ所から今年、計6羽のオオタカが巣立ったことを確認。昨年は計7羽が巣立ったことから、「建設工事のピークを迎えた昨年から今年にかけて数に変化はなく、オオタカと工事は共存できている」と結論付けた。
 また、営巣場所の一つであるアカマツの木が立ち枯れを起こしていることも確認されたが、倒木防止などの処置は「自然保護の域を超える」として、今後の推移を見守ることを決めた。【浜名晋一】


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