UpToDate 新聞批評 世論に迎合しない真実を追い求めます
ブログ新聞批評
 新聞批評への訪問有り難うございます。本ページでの発信はひとまず終了し、今後ポータルとして情報発信して参ります。
 引き続きブログ新聞批評でお楽しみください。
ブログ「新聞批評」 05年10月〜
「メディア政治批評」 04年6月〜05年10月

 メディア政治批評は、メルマブログでの閉鎖に伴い、緊急避難的にメルマブログ「新聞批評」を移行したものです。
 05年10月からはブログ「新聞批評」でお楽しみください。
ブログ新聞批評U
本格硬派・新聞批評を再開しました。
NHK
オーマイニュース

03.1.30朝日新聞文化総合
断片情報が誘う「陰謀論」
 フリーメースン、CIA、モサド、UFO・・アメリカでは90年代に大衆文化として陰謀論が定着し、陰謀サイトが一気に増えたそうだ。
 日本では、ユダヤの陰謀論が隆盛を極めている。「ノストラダムスの大予言」に始まり、「ユダヤが解ると・・」、中には坂本竜馬の暗殺もユダヤの陰謀という書があった。
 「知識人の権威が失墜」(朝日)というより、オカルト書の「ノストラダムスの大予言」に知識人が安易に積極的に関与してきたことが問題ではないか。
 たとえば国際政治学者でタレント議員、テレビキャスター、元アナウンサーで評論家たち知識人が、この書を持ち上げているのではないか。
 新聞はそれに無批判、まともに取り上げることをしてこなかった。
 第1次世界大戦後のヨーロッパでは、ありもしないユダヤの陰謀やオカルト文化に無批判であったことが、結局ヒトラーを生んでしまった。
 世論形成に新聞の果たす役割は大きい。
 新聞はその歴史を教訓にすべきではないか。
既成のジャーナリズムに宣戦布告?
ささやかですが、一介の一市民の目で見て行きます。
 編集長・論説主幹? 奥田広隆
(プロフィールはここをクリック)
朝日03.2.2「原因究明を徹底せよ」
社説 03.2.3「乗り越えるためには」
 スペースシャトル・コロンビア号の空中分解事故で7人の命が失われた。
 「米の国民」(ブッシュ大統領)だけでなく世界の人々全てが悲しみの中にいる。
 社説は「何のために宇宙に行くのか」「人類の夢を抱えて飛び立った飛行士たちの思いを忘れてはならない」とするが、シャトル計画はそんなきれいごとで進められていない。
 NASA(米・航空宇宙局)は81年それまでの使い捨てロケットをやめ、何度も使えるスペースシャトルに転換した。
 スペースシャトルは本来、純科学的な研究として非軍事目的でスタートしたものが、米議会からムダ使いとして非難された。
 そこでNASAと協力したペンタゴン(国防総省)が、シャトルの予算ぶん取り確保のために、「国の安全上の必要性」で議会の支持を取り付けた。
 巨額の投資をしても回収できない研究開発が、軍事目的によって議会からOKが出て続けられることになった。
 2つの社説はそのことに全く触れていない。あえて避けているのだろうか、あるいはジャーナリズムの底の浅さなのだろうか。
2002.12.10朝日新聞社説
「核の番犬を強くする」
 NTP(核不拡散条約)を支えるIAEA(国際原子力機関)は、「核の番犬」と解説。本当にそうなの?
 IAEAの追加議定書(97年)では、疑惑関連施設を立ち入り調査できるが、締約国はわずか28カ国。
 では多くの国が加わる旧来の査察制度は?申告した施設しか立ち入りできない。それで申告する人のいい国があるの?
 これでなんで番犬?犬にたとえればさしずめチワワぐらいでは?
 なお今イラクへの核査察は、IAEAの制度の例外措置で、国連安保理の決議に基づくもの。
国立国会図書館
衆議院TV 参議院
日本の国連外交
↓パソコン購入クリック↓
政治経済社論HOME