Next: YosaQの写真
Up: No Title
Previous: 結果
- CCDカメラによる画像取り込み
- ノートパソコンによる高速処理
- 搭載OSにFreeBSD(98)を採用
- 左右に首振り制御可能なCCDカメラ
- 前後輪独立操舵
- ラジコン用モータを使った高速走行
- 超音波センサを左右に搭載
- 後輪の左右のタイヤにロータリーエンコーダ搭載
- 緊急停止ボタン
CCDカメラとビデオキャプチャーカードにより,画像を取り込むことで,ポール
の色と位置を割り出し,フィードバック制御を行っています。画像の取り込み
は毎秒20フレームと高速です。
Pentium100MHzのCPUを搭載したノートパソコンをメインコンピュータとする
ことで,画像処理などの重たい処理も高速に行うことができます。
搭載OSにFreeBSD(98)を採用しました。これにより,使い慣れた環境でソフ
トウェアを開発することができます。
YosaQはその場で方向転換ができないため,CCDカメラを左右に首振り制御可
能にしました。これで見たい方向をロボットが止まったままでも見ることができ
ます。
YosaQは車と同じようにステアリングをきることでロボットの向きを変えま
す。しかも前後のタイヤにステアリングが付いていて,独立に制御すること
ができ,急ターンや,平行移動などが可能です。
ラジコン用モータを使うことで工学システム学類棟の廊下(約50m)を
50秒ほどでスラロームすることができます。
左右に超音波センサを載せることで,壁からの距離を測定することができま
す。
ロータリーエンコーダにより移動距離や,ロボットの向きを知ることができ
ます。
緊急停止ボタンにより,壁にぶつかりそうになっても安心。
Takao NAKAI
1999年1月18日