最初は画像形式の対象にbmp(bitmap)が選ばれました。これは、bmp形式が無圧
縮であり、予定されていたOSがMS-DOSであったため、MicroSoft製のOSではこれ
が1番良いのではないかと思われたためです。しかし、使用する事となったビデ
オ・キャプチャカードがPC-UNIXである
FreeBSDでしか使用環境
に対応したドライバの入
手ができませんでした。この為、既にある程度bmp形式のデータがそろっていま
したが、急遽変更することになりました。
また、Internet上でこのビデオ・キャプチャカード用のサンプルプログラムを
入手することができました。このサンプルプログラムに使われいたのがppmとい
う形式です。この形式の書式は簡潔で、またヘッダの情報も少なく 、画像デー
タも通常R,G,B各1byteでと並んでいて、扱いが非常に楽と
いうこともあり採用することになりました。
ppm形式の詳細は章末にあります。