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キャプチャカード

PCMCIA type2 のビデオキャプチャカードです。最大640x480(実際は縦240まで) の静止画または動画を入力できます。Smart Capture Card と Smart Capture Card II があり、 以下SCCとSCC2とします。 SCC2にはハードウェ ア・ディザー機能が追加されるなどの変更がありま すが基本的にはほぼ同等な 機能を持っています。SCCをFreeBSDで利用するにはPAOが必要です。PAOをイン ストールすれば、SCCのドライバが入っているので、そのまま利用することがで きます。YosaQに載せたノートパソコンはNECのPC98xxシリーズだったのですが、 PAOの98版を入れてやれば、SCCは問題なく動きました。ただ、グランドファイ ナルの直前にFreeBSDのバージョンを2.2.6から2.2.7にバージョンアップしたところ、 画像の取り込み速度が低下してしまったため、急遽2.2.6にバージョンダウンす るというハプニングもありました。原因は不明です。

以下はSCCの仕様と写真です。
 
図: サーボ信号のタイムチャート
製品名 PCMCIAスマート・キャプチャー・カード
映像入力   コンポジット 1チャンネル
ビデオ信号方式 NTSC
ビデオバッファー 512KB 2ポートVRAM(2M bit×2)
PCインターフェース PCMCIA2.0/JEIDA4.1
外部インターフェース 専用15ピンコネクター
転送速度 320×240×15fps(PCMCIAアクセス3sysclk ThinkPad 755CEの場合)
標準価格 39,800円(中古市場では10,000~8000円程度)


  
図: IBM Smart Capture Card
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\includegraphics [height=6cm]{camera/SCC.eps}
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Takao NAKAI
1999年1月18日