カブキ登場編 ← 〜カブキの旅立ちと菊五郎編〜 百々地とイヒカと火の勇者編
あらすじ
カブキに惚れ込んでいた犬山町の
女たちでしたが,卍丸が1人で
鬼骨城を破り,火多の暗黒ランを
斬ったという噂を聞いて一変.カブキ
のことは見向きもしなくなります.
当然おもしろくないカブキは本来
卍丸に渡されるはずの褒美の金
を「あいつは俺様の子分だから」
と言って預かって(もらって)しまい
ます.
さらに何か目立つことをしようとした
カブキは,殿様から受け取ったお金
を屋根の上から全てばらまきました.
このまま卍丸がジパング各地の
暗黒ランを斬っていけば,自分より
目立ってしまうのは避けられない.
そう思ったカブキは,卍丸を待ち伏せ
します.そして卍丸と共に戦うことで
自分の方が卍丸より優れている
(目立つ)と世間に教えようとします.
その頃,根の一族の参謀である
三博士たちがまだ復活前である
根の一族の神・ヨミに現状を報告
します.さらに,カブキのハデ好き
な性格を利用して罠にはめるため
菊五郎という根の将軍を呼び寄せ
るのでした…
伊勢の国の伊賀村にカブキたちが
着くと何やらピンク色の竜巻が
近づいてきます.やがて竜巻が
治まったかと思うと,その中心から
1人の男が現れました.
この男が菊五郎のようです.
菊五郎の一方的なしゃべりと
さんざんバカにした態度についに
カブキの怒りが爆発します.
自分こそがジパング一の伊達男
だと言い返します.
それを聞いた菊五郎はカブキに
お前のは伊達男じゃなくてバカ
って言うんだと言い返し,さらに
カブキが背負っている自慢の
天下一の旗を見て,みっともない
旗なんか背負いやがってと言うの
でした.
これを聞いたカブキは黙っていられ
ません.てめーこそカマボコみたい
な頭をしているくせにと…さらには
ピンクのトグロ巻きヤローと言って
しまいます.
また,どちらがジパング一の伊達男
か勝負しようと持ちかけます.
菊五郎も自慢のピンクタイフーンを
けなされ,ムキになってカブキとの
勝負を受けます.
ただ,ここではまだ口ゲンカ程度.
カブキの方が少し押し気味です.
菊五郎は意味ありげな言葉を残し
去って行きました.
尊敬する言葉とは一体…?
菊五郎が去った後,伊賀村のある家
の屋根に『菊五郎』と書かれた看板
が設置されていました.
ハデ好きなカブキは,これを見て
どうも悔しい様子.
その場はとりあえず通り過ぎますが…
やはり我慢しきれず,看板を『カブキ』
に書き変えてしまうのでした.
また,伊賀村では忍者たちがどうも
落ち着かない様子.それもそのはず,
頭領の百々地丹波が菊五郎にさら
われてしまったとか.
百々地丹波を助けに行くことに
なったカブキたちは志摩村で
天章の笛を手に入れます.
これで伊勢の国の石舞台間を
自由に行き来できるように
なりました.
カブキ登場編 百々地とイヒカと火の勇者編
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