〜ジュリからの招待状編〜
「♪さらり さらさら 水に流れて きえてゆく サラのきれいな この命…」
火眼たちに敗れたサラは,そう歌いながらその場に倒れました.これで,まぼろし城が崩れて鶴国にも
平和が戻る…と思いきや,火眼たちの前に1人の太った女性が突然姿を現します.何と彼女は地獄の
4番隊長でジュリという名のようです.また,ジュリはサラの姉であるとか.妹のピンチを救いに来たのだと
思ったその時.
「あら?サラ,死んだの?安心しなさい.お前の美しい肉体は,火の勇者なんかには渡さないわ.」
そう言うと,いきなりサラを食べ始めました.そして,血の一滴も残さずに食べ終えると,火眼たちに亀国
にある自分の城に招待すると言い,今まで鶴国と亀国の国境を塞いでいた樹海への道を開き,その場を
去っていきました.ゲーム画面だと全然問題ないですが,実際には見たくないシーンです….

まぼろし城から出ると,鶴国を覆っていた砂は消え去り再び緑の大地が広がってゆきます.さて,改めて
鶴国探索です.恐らく砂漠に埋もれていて行けなかったという場所があるはずです.案の定,鶴国中央
部に仙人洞を発見.合体巻物『雷の巻』を入手することができました.これで合体巻物は3つ.残りは1つ
です.さらにかけじくに載っていた鶴国北東の岬で3000両を手に入れました.

それでは鶴国を解放したことだし,神獣・鶴の封印も解けていると思うので,鶴見神社へと向かいます.
境内へと向かう前にちょっと寄り道.まいとちとせにサラを倒した報告をしておこうかと思って立ち寄って
みると,何と『まなづるの太刀』をゆずってくれます.当然火眼に装備させます.寄ってみて良かった!
神社の境内では,やはり鶴の封印が解けていました.鶴は火眼たちに自らの力を込めた『ツルの石』
託します.効果を確かめてみると,毎ターン体と技の値が12ずつ回復.体はともかく技も12ずつ回復とは
…随分あまい道具をくれたものです.とりあえず昴に装備させておきました.
鶴国もここで終わり,次はジュリの待つ亀国.また大変なことになっているのでしょうか?

まずは,亀国に入るために,鶴国東部にある樹海1へとやってきました.樹海は今までの迷宮や森とは
ちょっと感じが違っています.一言で言うと見づらい….それと毒の沼があるので,『平気』の巻物を使用
して進みます.樹海1では抜けるまでに『カスミの衣』を入手したので昴に装備させました.

樹海1を抜けると,またまた凄いことになっています.亀国のフィールド上が木というか,森で覆いつくされ
ています.まあ,覆われていない所もあると言えばあるのですが.すぐ南に神社が見えたので,まずは
そこに向かおうと思います.
その神社の名前は亀岡神社というものでした.亀岡神社に入った火眼たちの目の前に地面からジュリが
現れます.火の勇者にご挨拶…だそうですが,この分だと何回も現れそうです.親切なにも亀国の説明
をしてくれるようなので,とりあえず感謝.亀国には『亀岡神社』の他に『あたま山村』『青池村』の3つの
村(神社)があるそうです.村と村の間の道は樹海でわざわざ塞いでくれているようで,これもまたご親切
にどうも….といった感じです.そしてあたま山村で待っていると言って去って行きました.
まあ,何と言うか調子が狂ってしまうほど明るいキャラです….
神獣・は当然ジュリに封印されているとして武具屋に寄ってみると,値段が結構高い.とりあえず,買う
のは諦めます.その代わりに行商人から『かえでのクシ』を購入して昴に装備させました.これは,戦闘
後に技を50回復するという優れもの.今まで昴が装備していた『ツルの石』は天神にまわします.

ジュリの指示通り,次に向かうあたま山村を目指して樹海2へとやってきました.感じは樹海1と全く同じ.
慣れれば何てことは無く進めます.宝箱も無かったのでさっさと抜けさせてもらいました.

あたま山村に入ると,やはりジュリが地面から現れます.今度はこの村の説明をしてくれるようです.何か
意味があるのかどうかは謎ですが,村人の頭の上に木を生やしたということです.また,天神の頭の上に
も水貴のために菊でもどう?と薦めてきます.
「ジュリィィ!!」
と天神は怒りますが,ジュリは笑い飛ばして去って行きました.サラといい,ジュリといい天神には,やたら
水貴,水貴と言ってきます.昔この4人の間で何かあったのでしょうが,今はとりあえず天神は何も語って
くれないので先に進むことにします.
あたま山村の中は立体構造になっていて少し複雑.特徴は何といっても村の頂上にある大きな桜の木.
その他にも宿の看板がかかった洞窟もあります.入ってみると青色の宝箱があります.開けてみると,昴
の奥義『鋼鉄の獅子』が入っていました.その他には特にやるべき事も無かったので最後の青池村へと
向かうことにしました.

青池村へも樹海3で阻まれているのですが,樹海に来る前にあたま山村の北で『豚魔』の巻物を入手
しておきました.樹海3はこれまでよりも少しだけ複雑になっているものの無事抜けることができました.
ここからが今までとは少し違います.今までは樹海を抜けるとすぐ目の前に神社や村があったのですが,
ここは辺り一面,森が広がっているだけです.ですが,少し南西に進むだけで青池村が見つかりました.

青池村に入ると,またまたジュリが地面から現れます.あたま山村で村人たちの頭に木を生やしただけで
は中途半端だと思い,この村では村人を木そのものに変えてしまったようです.次はジュリのお花畑
案内すると言ってまた去って行きました.
あたま山村では村人たちは自分たちの頭に木が生えていることを割と楽観視していたのですが,この村
の村人は本当に苦しそうで,火眼たちに助けを求めてきます.早くジュリを倒す必要がありそうです.

ジュリのお花畑に行く途中,まず『速人』の巻物を入手.それから北へ向かい,ジュリのお花畑にやって
きました.もちろん,これまでと同様に地面からジュリが現れます.何やら,ここの迷路は複雑だから迷わ
ないように正しい順序を書いた立て札を立ててほしいかと聞いてきした.そりゃ,無いよりはあった方が
いいので頼みます.
立て札によると,最初の分かれ道は『右』らしいので右に向かいます.すると,宝箱が1個置かれている
ものの,先は行き止まり….だまされた!?引き返すと,立て札の前にジュリがいます.ケラケラと笑って
いるのかと思いきや,書き間違いをしてしまったと自分の非を認めてしまいます.後の立て札は大丈夫
だからと言って去って行きました.…本当に大丈夫なのでしょうか?と,多少の不安は残りますが,いつ
までも疑っていても仕方が無いので,立て札どおりに進むことにします.指示のとおり進んでいくとアーチ
状になった花のゲートにさしかかりました.どうやら今までの道はあっていた様です.でも,最後の立て札
には…
『最後くらいは自分で選んでちょうだい.』
なんて書かれているではありませんか.ここまできてそれはないでしょう!と思っていると
『うそうそ,どちらに行っても正解なので,安心してちょうだい.』
だそうです….ホントに…やってくれます.ジュリのお花畑を無事に突破すると,その先には,ジュリの城
がそびえていました.
まぼろしの城編 巨大な花の城編
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