絵本の世界編
画家のスチュワートに会うと,バケツソルトレイクの水を汲んでくるように言われました.そんな事しに
来たんじゃなくて…と言っても始まらないので,素直に汲んでくることにします.ソルトレイクの水は何か
特別な力があるようで,スチュワートが何やら色々混ぜて暴れだすと(そういう風にしか見えない)描いた
絵が
実体化する不思議な絵の具が出来上がりました.
本当かよ?と言うエースに対して,疑うなら描いてみろと自信たっぷりのスチュワート.人の顔を描けと
言われました.キャンバスを見ると24×24分割されています…ドット絵ですか?スチュワートが描いた
作品もあるようですね.滅茶苦茶リアルでちょっと恐い(笑).何を描こうか考えた挙句,よし!マントーを
描いてみよう(人じゃないけど)と思い,ドット打ち.白黒2色でこの画面内に切れる部分なく描くのは結構
難しいかも….悪戦苦闘した結果,とりあえずそれらしきものはできました(笑).無意味に時間を費やして
しまった….
描き終えると名前を付けろとスチュワートが言うので,そんなものマントーに決まってます…ってカタカナ
が無い!ま,まあひらがなでもいいか….と思ってると,伸ばす『ー』が無い!なぜ?仕方が無いので,
不本意ですが
『まんと』にしました.しばらくすると,スチュワートの言った様に描いた絵が実体化します.
これにはさすがにエースも驚いた様子.そして,実体化した絵がしゃべり出します.
「初めまして!私の名前は『ま・ん・と』よ!」
なるほど…そういうことでしたか.50音が予め録音されていて,入力した名前を全て言えるようにしている
のですね.だから『ー』は使えないと….生まれたばかりだからしゃべり方がぎこちないのだとか言って
います(笑).描き変えられた絵本の世界への入口を開けてくれるようです.スチュワートは
『絵人間』
呼んでいますが,それに対して反論しつつ,また「私の名前は『ま・ん・と』よ!」.そして,自分の名前を
言おうとするとどうしてもぎこちない言い方になっちゃうと弁明.分かった分かった(笑).女の子という所
が少し引っかかりますが(せめて男女の声を用意してくれたら…),『まんと』が仲間に加わりました.

絵本の前まで来ると,『まんと』が絵本の中に入る扉を開いてくれたので中に入ります.すると,目の前に
絵本の中で出てきた嘘つき悪魔のプップクプーがいます.雷神たちに気付いて
ポップアップダンジョン
逃げてしまいました.後を追うことにします.

絵本の中はページを切り替える(めくる)ようにして進んでいくようで,結構単純です.お城に逃げ込んだ
プップクプーがいる所まで結構簡単に来ることができました.プップクプーとの対決です.
VSプップクプー

雷神:LV25
夢見:LV26
エース:LV25

禅剛:LV25

プップクプー
LV
HP
MP
攻撃力
防御力
素早さ
40
1600
0
?
?
?
雷神 夢見 エース 禅剛
LV
HP
TP
攻撃力
防御力
素早さ
25
147
89
192
151
100
26
88
152
113
148
110
25
118
73
174
108
124
25
150
45
190
129
82
雷神 夢見 エース 禅剛
腕装備
胴装備
足装備
その他
その他
ボーンナイフ
炎の革ジャン
トゲ刺しの靴
力だすき
力だすき
58
58
10
攻+15
攻+15
聖ブーメラン
花柄ショール
孤高の岩靴
ヘアバンド
ヘアバンド
45
30
8
防+10
防+10
立派なガン
ド派手な礼服
孤高の岩靴
赤ペンダント
赤ペンダント
70
35
8
攻+10
攻+10
大山鳴動剣
風天の鎧
織田ブーツ
力だすき
力だすき
53
21
10
攻+15
攻+15
敵の攻撃 グー 夢見 約48 -
エース 約67
パー 雷神 約32
夢見 約33
エース 約36
禅剛 約45
味方の攻撃 通常攻撃 雷神 約62(115) (パワーマン使用時)
夢見 約20
エース 約53
禅剛 約62(115)
雷王波 約90(160)
水芸 約125(225)
※最右列は( )内の数値の説明
単体1.5倍ダメージの『グー』,全員を暗闇状態にしてくる『チョキ』,全体攻撃の『パー』,あとは敵味方
を問わず暗闇状態にする『おならプー』などを仕掛けてきます.攻撃力があまり高くないので,グーも
パーも大して気にはなりません.状態異常の方が,厄介…というよりうっとうしい.
水属性が弱点ですが,それを突かなくても『パワーマン』と攻撃で難なく倒せると思います.

戦闘後,
雷神がLV26夢見がLV27に上がりました.
プップクプーを倒すと,白い光に包まれて元の世界に戻ってきました.よく見てみると,ジョンも雷神たちも
体の色がブルーではありません.どうやら病気が治ったようです.絵本の内容を確認してみます.

『シンシアはお絵かきの大好きな女の子です.ある日,ママに24色のクレヨンを買ってもらいました.
 クレヨンはシンシアの宝物になりました.ところがある日,仲良しのプップクプーが肌色のクレヨンを
 指差してこう言うのです.
 「シンシア!これは肌色のクレヨンなんかじゃないよ!確かにキミの肌の色はこのクレヨンと同じかも
 しれない.でもね,世界中には黒い肌の人も,赤い肌の人も,黄色い肌の人もいるんだよ!」
 プップクプーはそう言うと,お友達を連れてきてくれました.世界中から集まってきたお友達です.
 シンシアは皆と楽しく遊びました.おしまい.』

これが,本来の内容のようです.元に戻ってよかったと…こんな自分でも皆の役に立てて嬉しいと,涙を
流す『まんと』.その涙で何と溶けてしまっています.
「私ってバカね!水性絵の具だってこと,すっかり忘れてた!
 自分の涙で…溶けちゃう…なんて…バカみたい…
 …でも…楽しかったよ…ありがとう…雷神…
 あなたたちのこと…忘れない…私のことも…忘れないで…
 私の名前は『ま・ん・と』よ!あはは!最期まで…ぎこちない…言い…か…た…」
そう言い残して,『まんと』は消えてゆきました.自分が作ったキャラが消えていくのって…サブキャラが
死ぬシーンよりも切ないものがありますね.このシーンは苦労して描いたか,スチュワートの絵を流用した
かで感じ方が全然違う様な気がします.足元に落ちている
『涙のしずく』を雷神が拾いました.

スチュワートにこの事を報告しに行くと,さすがは芸術家…もう次の作品に取り掛かっています.過去に
創ったものが良いとか悪いとか,そういうことを必要以上に気にしないで,常に自分の最高傑作を創り
続けるのだとか.過去の栄光ってとらわれやすいから,中々できることではありませんが,スチュワートは
そうやってきたんでしょうね.
病気は治しましたが,町の人からはマッチポンプと言われる始末…いや,確かにそうかもしれませんが,
放っておいてもいつか町中に広がっていたんじゃないですか?
さて,次はどこに行けばいいのでしょう?もう行けそうな所は全部行きましたし….そういえば,ミズーリの
落ちた橋がそろそろ修理されてたりしませんかね?行ってみることにします.

ミズーリに戻ってきましたが,誰も直してくれてはいませんでした.やはりそんなに甘くはありませんか….
しかし,橋が落ちた所まで行くと『涙のしずく』が突然空に舞って弾けます.すると
虹の橋が雷神たちの
足元に広がって,対岸までの道が出来上がりました.これでようやく北側に向かうことができます.
ブルーな病気?編 ロボット3号Come on!!編
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