シグナルについて
さて、シグナルというグループを知っている人がどのくらいいるでしょうか？
ヒット曲としては1975年のデビュー曲「20歳のめぐり逢い」がありますが、
Q盤シリーズでいろんなグループの旧譜がどんどんCD化されたにも関わらず、
ポリドール時代に発売された彼らのアルバムは いまだCD化されておらず、
ポリスター時代のアルバムやコンピレーション・アルバムがCDで発売されたのみです。
この“シグナルのページ”では私が集めてきました彼らのレコードをご紹介します。
シグナル（SIGNAL）
あさみあきお（浅見昭男）：ボーカル、サイドギター（1953年6月5日滋賀県伊香郡高月町生まれ）
田村功夫：ボーカル、ベースギター（1954年5月27日滋賀県彦根市生まれ）
※「功」は本当はにんべんが付きますが、ここでは住出勝則さんのオフィシャル・サイトの表記に合わせ「功夫」と表記します。
住出勝則：ボーカル、リードギター（1956年2月3日京都府舞鶴市生まれ）
稲垣達雄：ボーカル、ベースギター（1956年11月19日大阪府門真市生まれ）
1975年9月 ポリドールからあさみ、田村、住出の3人でレコード・デビュー。
デビュー曲の「20歳のめぐり逢い」は50万枚を超えるビッグ・ヒットとなる。
※現在でもこの曲はカラオケで歌うことが可能である。私もよく歌ったものです。
1976年6月 田村がスタッフに転向。シグナルは2名で活動。
1976年10月 稲垣が加入。シグナルはこの3人で再スタートとなる。
以後、1980年までポリドールからシングル計10枚、アルバム計6枚を発表する。
1981年4月 ポリスターに移籍。
以後、ポリスターからは活動中にシングル4枚、アルバム1枚、ベスト・アルバム1枚を発表。
1983年12月 15日新宿ルイードで、24日大阪バナナホールで、シグナルとしての最後のLIVE。
1984年1月 アリスの活動停止後、ソロ活動を行ってきた堀内孝雄と正式に“ケインズ”として合体。
1984年4月 堀内孝雄＆ケインズとしてシングル「逆光線」を発表。
1984年10月 堀内孝雄＆ケインズとしてシングル「センチメンタルウインド〜感傷風〜」を発表。
※“堀内孝雄＆ケインズ”はシングル2枚、アルバム1枚を残し、1985年に解体。
その後もポリスターからシグナル名義で数枚のコンピレーション・アルバムがLPやCDで発表される。
住出勝則さんはその後、谷村新司バンドを経てソロ活動に。
谷村新司のアルバム『プライス・オブ・ラブ』『リサイタル'89 コラソンIV』『リサイタル'91
コラソンスペシャル』等に参加。
1999年以来、ソロ・アルバムを年1枚のペースで発表しています。
住出さんご自身のホームページをお持ちですので、興味のある方はこちらをどうぞ。
ソロCDの入手方法も書かれています。
 |
「THE COLLECTION」 MASA SUMIDE （SOLID AIR RECORDS/SACD2020） 1. MISTER BLUE (3'34") 2. TREADIN' EASY (3'43") 3. BLUES IN "E" (3'19") 4. NIGHT RIDER (3'53") 5. LITTLE MIN (3'33") 6. NOBODY KNOWS (3'35") 7. HOW MANY TOMORROWS (3'16") 8. GROOVY KIND OF WOMAN (3'32") 9. NIGHT GROOVE (4'10") 10. ADDICTED TO SWING (4'15") 11. PARIS RAG (2'20") 12. SHE'S A GROOVER (3'04") 13. WHEN JAZZ MEETS THE BLUES (3'36") 14. SKINNY DOG BOOGIE (3'32") 15. ONE HEART (3'26") |
浅見昭男さんはその後、堀内孝雄さんのバックバンドでアコースティックギター、コーラスを担当。
また、夫人である堀江美都子さんのサポートをしています。（事務所の代表、エグゼクティブ・マネージャ）
稲垣達雄さんは絵画やデザインの才能を生かし、パースの仕事をしています。
たまに住出さんのライヴに出没しています。
その他、兵藤ゆきさんの小説「僕が僕である理由」のカバー絵と挿絵を手掛けています。
こちらにも稲垣さんのイラストが展示されています。是非ご覧下さい。
なお、このサイト用にもオリジナルのイラストをご提供頂きました。稲垣さん、ありがとうございました。
 |
「僕が僕である理由」 兵藤ゆき著（双葉社刊） 1997年2月10日 第1刷発行 カバー・本文イラストレーション…稲垣達汪 |
田村功夫さんは彦根で喫茶店を経営していると浅見さんがラジオで言っていました。