札幌市営バス★路線データファイル★南10

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(南10)旭水線	旧番号：(13)旭水線　豊平線
	平成６(1994)年10月13日路線廃止

(南10)旭水線
昭和50年５月時点	平成６年４月１日時点
バスセンター(マルサ前のりば) ↓ 保全病院前 ↓ 南７西３…北海道札幌星園高校｜南大橋通｜旭小学校前…札幌平安閣｜北海高裏…旭水市場逆方向(バスセンター行)は、南７西３…北海道札幌星園高校 ↓ すすきの駅前…札幌松坂屋 ↓ バスセンターで運行。	大通西１…マルサ前 ↓ 南１西１…丸井今井札幌本店 ↓　　　　ビッグオフ札幌店札劇前…須貝ビル ↓ 南４西１ ↓ 南７西３…北海道札幌星園高校｜南大橋通｜旭小学校前…札幌平安閣｜水車町５丁目…旭水市場｜平岸１条２(起終点便あり) ｜平岸３条３…札幌東急ストア木の花店｜平岸４条４｜平岸４条６…コープさっぽろ末広生協｜平岸４条７…ラルズストア平岸店｜豊平区役所前…豊平区役所、豊平保健所　　　　　　　豊平区民センター逆方向(大通西３行)は、南７西３…北海道札幌星園高校 ↓ 南２西３ ↓ 大通西３…北海道拓殖銀行/北洋銀行本店

この路線は、旭町(あさひまち)・水車町(すいしゃちょう)地区と都心を結ぶ路線でした。
旭水線…「きょくすいせん」と読みますが、市営バス路線の中では、路線名難読ランキング上位に挙がるのではな
いでしょうか。幼な心にはこの読みというのはかなり難しかった記憶があります。

この路線の終点「平岸１条２」の場所を皆さんはご存知でしょうか。地下鉄南北線中の島駅のすぐのところになり
ますが、あえて「中の島駅」には接続しない路線でした。それは、市営バスの「１路線１乗継指定駅(平成９年ま
でに原則解除)」の制度のためですが、この路線のように、駅ギリギリの地点まで来ていながら乗継指定駅にはし
ていない路線は、他に(西58)北５条線(札幌駅前～長生園前)などにも見られます。

この中途半端な「平岸１条２」停留所から南側へ約２００ｍ進んだ箇所に当時からバス回転所が設置されていまし
たが、現在は、じょうてつバス(南65)中の島線(中の島駅前～真駒内本町)の回転場所となっています。
沿線には、当初の起終点が「北海高裏」ということからもお分かりかと思いますが、北海学園大学、北海商科大
学、北海学園高校、北海学園札幌高校(旧札幌商業高校)からなる「北海学園」があります。しかし、都心からの通
学には「裏路線的要素」が強く、主に(南56)平岸線(札幌駅前～真駒内本町)が用いられていたようです。
また、この路線には「豊平区役所前」発着便もありました。特に「平岸４条地区」はかなりの狭隘区間で、ここ一
帯は「末広商店街」があり、現在も20軒あまりの商店から成っていますが、かつては映画館やパチンコ店が立ち並
び、活況を呈していました。

しかし、この路線は「南大橋」を渡り、中島公園をスレスレに駅も通らず経由して、すすきの界隈もかすめなが
ら、成田山札幌別院などの寺院街を通って中心部に進入するという、豊平地区をじっくり走る前述の(南56)平岸線
に較べ、短時間で市街地に到着できるメリットの高い路線でした。このため、平成６年に東豊線延長開業の為に、
廃止となる際は、沿線住民に惜しまれつつ姿を消しました。

★参考資料

(上)かつての「北海高裏」停留所付近には「旭水市場」がありました
(下)最近はアパートが立ち並ぶ「末広商店街」
(平成18年４月現在)

★参考リンク
各駅停車様の「各駅倉庫」所蔵の
該当路線時刻表画像ページへジャンプします。
昭和47年11月15日改正
 昭和48年５月１日改正
 昭和49年５月１日改正
 昭和50年５月改正
昭和50年８月改正　　【平日】　【日・祝日】
昭和50年12月20日改正
 昭和51年６月10日改正
 昭和51年12月改正
昭和57年３月21日改正【平日】　【日・祝日】